TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025130639
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-08
出願番号
2024027954
出願日
2024-02-27
発明の名称
ポール工作物及びポール工作物の設置方法
出願人
ウチノ看板株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E02D
27/42 20060101AFI20250901BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】地盤沈下を抑制しつつ設置面積が小さい土台部であっても転倒しにくいポール部材とを備えたポール工作物及びポール工作物の設置方法を提供する。
【解決手段】
本発明の本発明のポール工作物は、地面に埋没した深さ1.0m以上~4.5m以下かつ直径が0.4m以上~1.5m以下の円柱状の土台部と、土台部の中央部に配置された地面の表面から4.0m以上~20.0m以下の長さのポール部材と、を備え、土台部は、コンクリート部材とコンクリート補強部材とを備え、コンクリート補強部材は、棒状の部材が格子状に組まれた鉄筋部材であり、コンクリート補強部材は、コンクリート部材の内部に配置され、ポール部材の一端部側がコンクリート部材で固定され土台部の外周が直径方向に凹凸となっており、その凹凸が地面の土と接触していることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
地面に埋没した深さ1.0m以上~4.5m以下かつ直径が0.4m以上~1.5m以下の円柱状の土台部と、
前記土台部の中央部に配置された地面の表面から4.0m以上~20.0m以下の長さのポール部材と、を備え、
前記土台部は、コンクリート部材とコンクリート補強部材とを備え、
前記コンクリート補強部材は、棒状の部材が格子状に組まれた鉄筋部材であり、
前記コンクリート補強部材は、コンクリート部材の内部に配置され、
前記ポール部材の一端部側がコンクリート部材で固定され
前記土台部の外周が直径方向に凹凸となっており、その凹凸が地面の土と接触していることを特徴とする、土台部とポール部材とを備えたポール工作物。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
地面に埋没した深さ1.0m以上~4.5m以下かつ直径が0.4m以上~1.5m以下の円柱状の土台部と、
前記土台部の深さの方向の中央よりも上側には、土台部の直径よりも水平方向に広がるつば部と、
前記土台部の中央部に配置された地面の表面から4.0m以上~20m以下の長さのポール部材と、を備え、
前記土台部は、コンクリート部材とコンクリート補強部材とを備え、
前記コンクリート補強部材は、棒状の部材が格子状に組まれた鉄筋部材であり、
前記コンクリート補強部材は、コンクリート部材の内部に配置され、
前記ポール部材の一端部側がコンクリート部材で固定されたことを特徴とする、土台部とポール部材とを備えたポール工作物。
【請求項3】
前記土台部の底面が受け止められる地盤のn値は、2.5以上であることを特徴とする、請求項1に記載の土台部とポール部材とを備えたポール工作物。
【請求項4】
前記つば部の底面が受け止められる地盤のn値は、2.5以上であることを特徴とする、請求項2に記載の土台部とポール部材とを備えたポール工作物。
【請求項5】
ポール部材は、棒状の自立補助部材を備え、
自立補助部材は、水平方向及び垂直方向に交差した状態で一部または全部が土台部のコンクリート部材の内部に配置されており、
前記自立補助部材の他端部側は、前記コンクリート補強部材の格子状の目を通過して地面に突き刺さった状態、前記コンクリート補強部材の格子状の目を通過して穴の側面に接触した状態または前記コンクリート補強部材と接触した状態であり、
前記自立補助部材の一端部側は、ポール部材に固定されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の土台部とポール部材とを備えたポール工作物。
【請求項6】
前記ポール部材の内部は、空洞であり、
ポール部材の地表よりも上側の位置に、外部と前記空洞の空間に渡って貫通孔が設けられており、
前記ポール部材の下側の空洞は、コンクリート部材が充填されており、
前記貫通孔は、コンクリート根巻部材で隠されたことを特徴とする、請求項1又は2に記載の土台部とポール部材とを備えたポール工作物。
【請求項7】
請求項1又は2に記載の土台部とポール部材とを備えたポール工作物と、
前記ポール部材の他端部側に看板を備えたことを特徴とする、ポール工作物と看板とを備えた看板工作物。
【請求項8】
深さ1.0m以上~4.5m以下かつ直径0.4m以上~1.5m以下の円柱状の穴を地面に掘る、穴掘り工程と、
棒状の部材が格子状に組まれた鉄筋部材であるコンクリート補強部材を前記穴の内部に設置する、コンクリート補強部材設置工程と、
地面の表面から4.0m以上~20m以下の長さとなるようにポール部材の一端側を前記穴の内部に配置する、ポール部材配置工程と、
前記穴の側壁の凹凸面とポール部材の外側面との空間をコンクリート部材で充填する、コンクリート充填工程と、
を備えたことを特徴とする、土台部とポール部材とを備えたポール工作物の設置方法。
【請求項9】
つば部となる溝部を地面に作成する、つば溝部作成工程と、
棒状の部材が格子状に組まれた鉄筋部材であるつば部補強部材を前記つば溝部の内部に配置する、つば補強部材配置工程と、
前記つば溝部にコンクリート部材を充填する、つば溝部充填工程と、
を備えたことを特徴とする、請求項8に記載の土台部とポール部材とを備えたポール工作物の設置方法。
【請求項10】
前記ポール部材配置工程と、前記コンクリート充填工程との間に、
自立補助部材の他端部側がコンクリート補強部材の格子状の目を通過して地面に突き刺さった状態、コンクリート補強部材の格子状の目を通過して穴の側面に接触した状態またはコンクリート補強部材と接触した状態とし、
自立補助部材の一端部側がポール部材に固定される、自立補助部材設置工程と、
を備えたことを特徴とする、請求項8又は9に記載の土台部とポール部材とを備えたポール工作物の設置方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ポール工作物及びポール工作物の設置方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
ポール(支柱)を立てる方法としてフーチング工法という方法が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、フーチング(特許文献1の図1、符号2)と呼ばれるポールの基礎部分の断面図が提示されており、特許文献1の図5に示すように、地面に穴を掘り、基礎部分を設置した後に、基礎部分に支柱を設置して埋め戻すことで工事が完了する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-240010号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
フーチング工法では、ポールが転倒しないようにしつつポールと基礎部分の自重で地盤沈下を起こさないように、掘られた穴の底面と基礎部分の底面との接触面積が大きくなるように大きい基礎部分を使用する必要がある。よって、設置面積が大きくなる問題点がある。
また、基礎部分が入る大きさの穴を掘り、埋め戻す必要があることから、工事工程においても手間がかかるという実情がある。
【0006】
そこで、本発明の課題は、地盤沈下を抑制しつつ設置面積が小さい土台部であっても転倒しにくいポール部材とを備えたポール工作物及びポール工作物の設置方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、上記の課題について鋭意検討した結果、円柱状の土台部の外周が直径方向に凹凸となっており、その凹凸が地面の土と接触していることで、ポール工作物が転倒しにくく、土台部の設置面積を小さくできることから自重による地盤沈下を抑制することができることを見いだし、本発明を完成した。
【0008】
上記課題を解決するための本発明のポール工作物は、地面に埋没した深さ1.0m以上~4.5m以下かつ直径が0.4m以上~1.5m以下の円柱状の土台部と、
土台部の中央部に配置された地面の表面から4.0m以上~20.0m以下の長さのポール部材と、を備え、
土台部は、コンクリート部材とコンクリート補強部材とを備え、
コンクリート補強部材は、棒状の部材が格子状に組まれた鉄筋部材であり、
コンクリート補強部材は、コンクリート部材の内部に配置され、
ポール部材の一端部側がコンクリート部材で固定され
土台部の外周が直径方向に凹凸となっており、その凹凸が地面の土と接触していることを特徴とする。
【0009】
本発明のポール工作物によれば、土台部の外周が直径方向に凹凸となっており、その凹凸が地面の土と接触していることから、土台部と地面との摩擦が生じ、転倒しにくくすることができ、土台部の設置面積を小さくすることができる。
さらに、土台部は、コンクリート部材とコンクリート補強部材を備えることから土台部の強度を高くすることができ、ポール部材を強固に保持できる効果もある。
【0010】
さらに、本発明のポール工作物は、地面に埋没した深さ1.0m以上~4.5m以下かつ直径が0.4m以上~1.5m以下の円柱状の土台部と、
土台部の深さの方向の中央よりも上側には、土台部の直径よりも水平方向に広がるつば部と、
土台部の中央部に配置された地面の表面から4.0m以上~20m以下の長さのポール部材と、を備え、
土台部は、コンクリート部材とコンクリート補強部材とを備え、
コンクリート補強部材は、棒状の部材が格子状に組まれた鉄筋部材であり、
コンクリート補強部材は、コンクリート部材の内部に配置され、
ポール部材の一端部側がコンクリート部材で固定されたことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
大都市防災設備
21日前
日立建機株式会社
作業機械
27日前
大成建設株式会社
新設構造物
26日前
株式会社武井工業所
積みブロック
1日前
個人
水底地盤の天地返し工法と専用作業船
23日前
株式会社本久
改良地盤構築方法
1か月前
ヤンマーホールディングス株式会社
作業機械
26日前
ヤンマーホールディングス株式会社
作業機械
16日前
日立建機株式会社
建設機械
28日前
株式会社大林組
基礎構造
23日前
株式会社クボタ
作業機
1か月前
有限会社冨永総業
キャンプ用ペグ抜きハンマー
19日前
住友金属鉱山株式会社
タンク設置用基礎
16日前
株式会社地盤改良堀田
基礎杭の設置方法
20日前
株式会社山幸総建
シートパイルの土砂除去具
21日前
株式会社大林組
改良土の品質管理方法
28日前
有限会社 櫂設計事務所
掘削・撹拌具
7日前
株式会社フジタ
建築物とその施工方法
1か月前
株式会社日立建機ティエラ
建設機械
20日前
株式会社武井工業所
積みブロック用基礎ブロック
1日前
日本車輌製造株式会社
建設機械の組立方法
16日前
アロン化成株式会社
排水管通気設備
21日前
個人
日本列島都市防災設備又は日本列島大都市防災設備
15日前
アクアインテック株式会社
メーターボックスの蓋
26日前
株式会社小松製作所
作業機械
1日前
西松建設株式会社
護岸ブロック及び護岸構造物
1か月前
日立建機株式会社
作業機械
15日前
株式会社 CUP商会
仮補強リングの使用方法
1か月前
戸田建設株式会社
基礎構造
16日前
株式会社小松製作所
作業機械
8日前
JFEスチール株式会社
モノパイル
9日前
PCサポート株式会社
盛土構造体の構築方法
1か月前
株式会社大林組
地盤評価方法及び地盤評価システム
16日前
コベルコ建機株式会社
作業機械
5日前
コベルコ建機株式会社
カメラ保護装置
28日前
株式会社高脇基礎工事
鋼矢板割り治具
16日前
続きを見る
他の特許を見る