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公開番号
2025090023
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-16
出願番号
2024209774
出願日
2024-12-02
発明の名称
エアカーテン装置、入出庫システム及びエアカーテン装置の駆動制御方法
出願人
株式会社前川製作所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F24F
9/00 20060101AFI20250609BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】動作不良を防止しつつ優れた遮断性能を発揮できるとともに、除霜による水の飛散を防止でき、作業環境を向上できるエアカーテン装置、入出庫システム及びエアカーテン装置の駆動制御方法を提供する。
【解決手段】各エアカーテンユニット10A,10Bは、吸込口17及び吐出口16を有する筐体11と、筐体11内に設けられ、吸込口17から吐出口16へと流れる風を生成するファン12と、筐体11内に露出するように設けられたヒーター20と、を備える。各エアカーテンユニット10A,10Bは、一対のエアカーテンユニット10A,10Bのうちの一方のエアカーテンユニット10A,10Bの吸込口17と他方のエアカーテンユニット10A,10Bの吐出口16とが対向するように設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
部屋の出入口に隣接して設けられ、前記部屋の側壁の一方に前記出入口の出入方向と交差する方向に沿って、かつ前記出入口を挟んで両側に配置された一対のエアカーテンユニットを備え、
各前記エアカーテンユニットは、
気体を吸い込む吸込口及び前記気体を吐き出す吐出口を有する筐体と、
前記筐体内に設けられ、前記吸込口から前記吐出口へと流れる風を生成するファンと、
前記筐体内に露出するように設けられたヒーターと、
を備え、
各前記エアカーテンユニットは、前記一対のエアカーテンユニットのうちの一方のエアカーテンユニットの前記吸込口と他方のエアカーテンユニットの前記吐出口とが対向するように設けられている、
ことを特徴とするエアカーテン装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記ヒーターは、近赤外線ヒーターを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のエアカーテン装置。
【請求項3】
前記筐体は、一方向に長い直方体状に形成されており、
前記筐体の一側板に前記筐体の長手方向に沿って前記吸込口と前記吐出口とが並んで配置されており、
前記ヒーターは、前記筐体の長手方向一端の天板及び前記一側板と対向する他側板の少なくともいずれか一方に配置されている、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエアカーテン装置。
【請求項4】
冷凍品を冷凍保管するための冷凍庫と、
前記冷凍庫に隣り合うように設けられ、前記冷凍庫よりも温度の高い前室と、
前記前室に前記冷凍庫とは別で隣り合うように設けられ、前記前室よりも温度が高く、前記冷凍品の仕分けが行われる荷捌室と、
を備え、
前記冷凍庫と前記前室との出入口で、かつ前記前室側、及び前記前室と前記荷捌室との出入口で、かつ前記前室側の少なくともいずれか一方に、請求項1又は請求項2のエアカーテン装置が設置されている、
ことを特徴とする入出庫システム。
【請求項5】
請求項1に記載のエアカーテン装置の駆動制御方法であって、
前記出入口を開閉する扉が開いたときに前記ヒーターを起動し、前記扉が閉じて一定時間経過した後、前記ヒーターを停止する、
ことを特徴とするエアカーテン装置の駆動制御方法。
【請求項6】
請求項1に記載のエアカーテン装置の駆動制御方法であって、
前記ヒーターの起動後、一定時間経過した後、前記ヒーターを停止する、
ことを特徴とするエアカーテン装置の駆動制御方法。
【請求項7】
請求項1に記載のエアカーテン装置の駆動制御方法であって、
前記筐体内の温度に基づいて、前記ヒーターを起動、停止する、
ことを特徴とするエアカーテン装置の駆動制御方法。
【請求項8】
請求項1に記載のエアカーテン装置の駆動制御方法であって、
前記ファンの稼働累積時間が一定時間を超えたとき、前記ヒーターを起動する、
ことを特徴とするエアカーテン装置の駆動制御方法。
【請求項9】
請求項1に記載のエアカーテン装置の駆動制御方法であって、
前記ファンに供給する電流値が一定値を超えたとき、前記ヒーターを起動する、
ことを特徴とするエアカーテン装置の駆動制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エアカーテン装置、入出庫システム及びエアカーテン装置の駆動制御方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、冷凍庫の出入口の扉の前等にエアカーテン装置を設けることが知られている。エアカーテン装置は、筐体と、筐体に設けられたファンと、を備える。ファンにより生成された風を冷凍庫の出入口を遮断するように吹き付けることにより、空気膜が形成される。これにより、出入口の扉を開閉する際に冷凍庫の冷気が隣接する別の部屋や外部に漏れ出てしまうことを抑制でき、かつ冷凍庫内に暖気が流入することを抑制できる。エアカーテン装置を設けることで、冷凍庫内外の温度差のある空気の遮断性能を向上できる。
【0003】
通常このエアカーテン装置は、温度差のある隣接する2つの部屋のうち、プラス温度帯の部屋に設置される。このように設置することで、仮に隣接するマイナス温度帯の部屋から漏出する冷気によってエアカーテン装置に霜が付着しても、ファンを運転することで霜を取り除くことが可能となる。しかしながら、プラス温度帯の部屋に十分な設置スペースが無い場合、マイナス温度帯の冷凍庫側の出入口に設置されることもある。この場合、冷凍庫の冷気によってエアカーテン装置に霜が付着すると取り除くことが困難となり、この霜に起因してエアカーテン装置が動作不良を起こす可能性があった。このため、エアカーテン装置の除霜を行うためのさまざまな技術が提案されている。例えば、冷凍庫外の温かい外気を利用し、エアカーテン装置の除霜を行う技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-4195号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述の従来技術にあっては、除霜によって発生した水がエアカーテン装置から飛散されてしまう。このため、例えば冷凍庫で冷凍品の入出庫を行う作業員に対する作業環境が悪化してしまうという課題があった。
【0006】
そこで、本発明は、着霜による動作不良を防止しつつ優れた遮断性能を発揮できるとともに、除霜による水の飛散を防止でき、作業環境を向上できるエアカーテン装置、入出庫システム及びエアカーテン装置の駆動制御方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本発明に係るエアカーテン装置は、部屋の出入口に隣接して設けられ、前記部屋の側壁の一方に前記出入口の出入方向と交差する方向に沿って、かつ前記出入口を挟んで両側に配置された一対のエアカーテンユニットを備え、各前記エアカーテンユニットは、気体を吸い込む吸込口及び前記気体を吐き出す吐出口を有する筐体と、前記筐体内に設けられ、前記吸込口から前記吐出口へと流れる風を生成するファンと、前記筐体内に露出するように設けられたヒーターと、を備え、各前記エアカーテンユニットは、前記一対のエアカーテンユニットのうちの一方のエアカーテンユニットの前記吸込口と他方のエアカーテンユニットの前記吐出口とが対向するように設けられている。
【0008】
筐体内に露出するようにヒーターを設けることにより、筐体内での霜の付着を効率よく防止できる。仮に筐体内で着霜し、除霜の際に水が発生したとしても、積極的に水を蒸発させることも可能である。このため、エアカーテン装置から水が飛散することを抑制でき、作業環境を向上できる。
これに加え、一対のエアカーテンユニットの間を行き来する気流を発生させることができる。エアカーテンユニットで生成された風が部屋の出入口に吹き曝しになることがないので、出入口の遮断効果を向上できる。
【0009】
上記構成において、前記ヒーターは、近赤外線ヒーターを含んでもよい。
【0010】
このように構成することで、ヒーターから放射されるエネルギーが直接被加熱物である霜に向かうので、さらに効率よく除霜を行うことができる。また、例えば電熱ヒーター(ランプヒーター)等のように空気を通じた伝熱を利用する場合と比較して予熱時間が短いため、より早く除霜できるうえ、仮に除霜の際に水が発生したとしても、筐体内の水を蒸発させることができる。このため、作業環境を向上できる。
(【0011】以降は省略されています)
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