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公開番号
2025094870
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-25
出願番号
2023223868
出願日
2023-12-13
発明の名称
フッ素樹脂塗装鋼板の保管方法
出願人
個人
代理人
主分類
F24F
7/007 20060101AFI20250618BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】感染者から放出される、細菌やウイルスを含んだ飛沫を室内空間に浮遊させないように対象空間を換気する換気方法を提供する。
【解決手段】本開示の換気方法は、対象空間(S)で感染者から放出される、細菌やウイルスを含んだ飛沫を浮遊させないように、当該対象空間(S)に、給気ファン(4)を有する給気装置(8)および排気ファン(5)を有する排気装置(9)からなる換気装置(6)および(7)を用いて、風速計(3)で室内風速を観測しながら、風速計の信号を制御装置(2)に送り、当該制御装置が換気装置(6)および(7)を制御することにより、当該飛沫を浮遊させないように換気する換気方法。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
本発明は、本対象空間(S)の空気の流れを、換気装置(6)および(7)を用いて重力の方向に制御するために、室内空間の風速を風速計(3)で測定すると同時に制御装置(2)で、換気装置(6)および(7)を構成する給気装置(8)と排気装置(9)を制御することを特徴とする換気方法。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
本対象空間(S)の空気の流れを、換気装置(6)および(7)を用いて、重力の方向に制御する事において、空気の流れ速度を0.5m/秒以下から0.05m/秒以上の速度に制御することを特徴とする請求項1の換気方法。
【請求項3】
請求項1および請求項2において、
前記換気装置(6)および(7)は、
前記対象空間(S)に空気を供給する給気装置(8)と、前記対象空間(S)から空気を排出する排気装置(9)からなる換気装置であり、
前記制御装置(2)が前記対象空間(S)の空気の流れ速度を、風速計(3)で測定しながら、目的風速になるように、前記給気装置(8)に装着された給気ファンおよび前記排気装置(9)に装着された排気ファンの少なくとも一方を制御することを特徴とする換気方法。
【請求項4】
請求項3において、
前記対象空間(S)は、二つ以上に区分された複数対象空間をも含み、
当該複数対象空間が、対象空間(S1)と対象空間(S2)の場合も、それらの室内の空気の流速が換気装置、風速計および制御装置で目的の風速に制御する換気方法。
発明の詳細な説明
【発明の詳細な説明】
【】
【技術分野】
【0001】
本開示は、換気方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、給気および排気がされる対象空間において、給気ファンと排気ファンの風速を検出することにより、当該対象空間の室圧を検出する給排気システムが開示されている。
【0003】
また、特許文献2には、溶接作業や塗装作業で発生する、有害ガスをプッシュ部とプル部で構成されるプッシュプル式換気装置の開示もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-50843
特開平07-214327
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
病院の待合室、セミナールームやライブハウスのように比較的人が密集しやすい室内を適宜に換気することは感染抑制の観点から重要である。
例えば、人の複数人いる密度が比較的高い室内において、ウイルスなどの微生物に感染した人がいると、当該感染者の飛沫が浮遊する空気により他の人への感染リスクが高まる。感染力の強い感染法上の二類に分類される、急性灰白髄炎(ポリオ)、結核、ジフテリア、重症急性呼吸器症候群(病原体がコロナウイルス属SARSコロナウイルスであるものに限る)、鳥インフルエンザ(H5N1)、中東呼吸器症候群(MERS)、鳥インフルエンザ(H7N9)は主に飛沫感染でうつるとされている。
【0006】
また、感染法上の五類に分類される、麻疹風疹、インフルエンザ、新型コロナ感染症、MRSAなども飛沫感染することが示唆されている。当該飛沫を含んだ室内の空気が室外に漏れたりするおそれもある。感染が起こるのは、取りも直さず感染者から排出されたウイルスや病原体が、感染者の有無にかかわらず、室内の空気中を浮遊しているからである。このようなことから、感染者から排出されたウイルスや病原体が、室内の空気中を短い時間でも浮遊せしめないことが重要になる。しかし、従来はこの点に注目して室内の空気の流れ速度を制御する装置は無かった。
【0007】
身体からの飛沫が室内の空気中を浮遊する条件を明確にすることは、装置を設計するにあたり重要となる。
【0008】
本発明者らは、次の表1を明らかにした。(例えば、文献2)
計算はベルヌーイの定理にしたがって行っている。当該定理は、渦のない理想空気で厳密に成り立つものであるが、排気筒内の空気の速度や航空機の速度測定に実用化されている。
Koji SETO,“why colds are common in winter”,21-29p.2023.
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【0009】
空調室内の居住域の風速は、建築基準法やビル管理法において0.5m/sec以下にするように定められている。この条件から、半径が20μm以下の飛沫は、0.5m/秒以下の下降気流で室内の浮遊が出来なくなる。
【0009】
飛沫は直径が2.5μm以上と2μm以下で、前者は唾液の飛沫と後者はエアロゾル飛沫に分類されている。2.5μm以上の飛沫は、口から出たのち2,3m先に落下する。2μm以下の飛沫は長い間空気中を漂うと考えられている。飛沫感染の原因になる飛沫は、エアロゾル飛沫で、これを浮遊しないように制御することが感染予防上、重要である。
【0010】
本発明の目的は、対象空間の空気の流れを重力方向に0.5m/秒以下から0.05m/秒以上の風速に保つことにある。
(【0011】以降は省略されています)
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