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公開番号
2025071443
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-08
出願番号
2023181611
出願日
2023-10-23
発明の名称
加熱調理装置
出願人
株式会社ツインバード
代理人
主分類
F24C
7/04 20210101AFI20250428BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】特性の異なるヒータを用いた加熱調理装置における突入電流を、安価な構成によって緩和すること。
【解決手段】第一のヒータ6と、第二のヒータ7と、前記第一のヒータ6への通電をオンオフする第一のリレー11と、前記第二のヒータ7への通電をオンオフする第二のリレー12と、前記各リレー11,12を動作させるリレー駆動回路13とを有する加熱調理装置としてのオーブントースター1において、前記第一のヒータ11が、温度変化に対する抵抗値変化が大きいハロゲンランプヒータであり、前記第二のヒータ7が、温度変化に対する抵抗値変化が小さいカーボンヒータであり、前記第一のヒータ6と第二のヒータ7の両方へ通電する場合、前記第一のリレー11をオンにした後、1秒後に前記第二のリレー12をオンにすることにより、前記オーブントースター1のヒータ全体の突入電流のピーク値を低くすることができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
第一のヒータと、第二のヒータと、前記第一のヒータへの通電をオンオフする第一のリレーと、前記第二のヒータへの通電をオンオフする第二のリレーと、前記各リレーを動作させるリレー駆動回路とを有する加熱調理装置において、
前記第一のヒータが、温度変化に対する抵抗値変化が大きいヒータであり、前記第二のヒータが、温度変化に対する抵抗値変化が小さいヒータであり、前記第一のヒータと第二のヒータの両方へ通電する場合、前記リレー駆動回路が、前記第一のリレーをオンにした後、所定時間後に前記第二のリレーをオンにするように制御するものであることを特徴とする加熱調理装置。
続きを表示(約 220 文字)
【請求項2】
複数の前記第一のヒータが並列に設けられ、これらの第一のヒータへの通電をそれぞれオンオフする複数の第一のリレーが設けられると共に、前記リレー駆動回路が、複数の前記第一のリレーを所定の時間差をもってオンにするように制御するものであることを特徴とする請求項1記載の加熱調理装置。
【請求項3】
前記第一のヒータがランプヒータであり、前記第二のヒータがカーボンヒータであることを特徴とする請求項1記載の加熱調理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、オーブントースター等の加熱調理装置に関するものであり、特に、複数種類のヒータを有する加熱調理装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種の加熱調理装置としては、波長が1.5μm以下の帯域に放射ピークを有する近赤外線ヒータと、波長が1.5μmを超える帯域に放射ピークを有する遠赤外線ヒータを設け、これらのヒータを同時に又は個別に通電する制御手段を有するオーブントースターが知られている。そして、このような構成にすることで、近赤外線により調理物の内部の加熱ができると共に、遠赤外線により調理物の表面を焦がすことで、より速い調理が可能になる。なお、近赤外線ヒータとしては、ハロゲンランプヒータ等のランプヒータが用いられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-55376号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前記ランプヒータは、温度変化に対する抵抗値変化が大きいため、通電直後、即ちヒータの温度が低い状態では抵抗値が低く、このため、通電直後に大きな突入電流が発生することになる。そして、この突入電流によって、配電盤のブレーカーが遮断する可能性がある。
【0005】
本発明は以上の問題点を解決し、特性の異なるヒータを用いた加熱調理装置における突入電流を、安価な構成によって緩和することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の請求項1に記載の加熱調理装置は、第一のヒータと、第二のヒータと、前記第一のヒータへの通電をオンオフする第一のリレーと、前記第二のヒータへの通電をオンオフする第二のリレーと、前記各リレーを動作させるリレー駆動回路とを有する加熱調理装置において、前記第一のヒータが、温度変化に対する抵抗値変化が大きいヒータであり、前記第二のヒータが、温度変化に対する抵抗値変化が小さいヒータであり、前記第一のヒータと第二のヒータの両方へ通電する場合、前記リレー駆動回路が、前記第一のリレーをオンにした後、所定時間後に前記第二のリレーをオンにするように制御することを特徴とするものである。
【0007】
また、本発明の請求項2に記載の加熱調理装置は、請求項1において、複数の前記第一のヒータが並列に設けられ、これらの第一のヒータへの通電をそれぞれオンオフする複数の第一のリレーが設けられると共に、前記リレー駆動回路が、複数の前記第一のリレーを所定の時間差をもってオンにするように制御することを特徴とするものである。
【0008】
更に、本発明の請求項3に記載の加熱調理装置は、請求項1において、前記第一のヒータがランプヒータであり、前記第二のヒータがカーボンヒータであることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明の請求項1に記載の加熱調理装置は、以上のように構成することにより、まず温度変化に対する抵抗値変化が大きい前記第一のヒータに通電した後、温度変化に対する抵抗値変化が小さい前記第二のヒータに通電することになる。前記第一のヒータに通電した瞬間に突入電流が発生するが、この瞬間には前記第二のヒータに通電しないので、突入電流のピーク値を前記第二のヒータに流れる電流の分低くすることができる。そして、所定時間経過後に、前記第二のヒータに通電するが、この第二のヒータには突入電流が殆ど発生しない。従って、全てのヒータが通電状態となった瞬間に突入電流が殆ど発生しない。この結果、前記ヒータ全体の突入電流のピーク値を低くして、配電盤のブレーカーが遮断する虞を減ずることができる。
【0010】
なお、複数の前記第一のヒータを並列に設け、これらの第一のヒータへの通電をそれぞれオンオフする複数の第一のリレーを設けると共に、前記リレー駆動回路が、複数の前記第一のリレーを所定の時間差をもってオンにするように制御することにより、前記第一のヒータの合計出力が同じであれば、第一のヒータが単数の場合に比べて、前記第一のヒータの個々の突入電流のピーク値を低くできると共に、突入電流が発生するタイミングを分散させることができるので、前記加熱調理装置のヒータ全体の突入電流のピーク値を低くすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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