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公開番号
2025075599
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023186888
出願日
2023-10-31
発明の名称
毛髪乾燥機
出願人
シャープ株式会社
代理人
弁理士法人WisePlus
主分類
A45D
20/10 20060101AFI20250508BHJP(手持品または旅行用品)
要約
【課題】毛髪に風を効率的に供給できる毛髪乾燥機を提供する。
【解決手段】毛髪乾燥機は、第一電動送風機及び第一ヒータを備える第一気筒と、第二電動送風機及び第二ヒータを備える第二気筒と、制御部と、を備え、上記制御部は、相互に風量が異なる複数の送風モードと、相互に温度が異なる複数の加熱モードとが格納されたメモリを備え、上記複数の送風モードから選択された一の送風モードに含まれる風量及び上記複数の加熱モードから選択された一の加熱モードに含まれる温度に基づいて、上記第一電動送風機の風量及び上記第一ヒータの温度と、上記第二電動送風機の風量及び上記第二ヒータの温度とを、相互に独立して制御する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
第一電動送風機及び第一ヒータを備える第一気筒と、
第二電動送風機及び第二ヒータを備える第二気筒と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、相互に風量が異なる複数の送風モードと、相互に温度が異なる複数の加熱モードとが格納されたメモリを備え、
前記複数の送風モードから選択された一の送風モードに含まれる風量及び前記複数の加熱モードから選択された一の加熱モードに含まれる温度に基づいて、
前記第一電動送風機の風量及び前記第一ヒータの温度と、前記第二電動送風機の風量及び前記第二ヒータの温度とを、相互に独立して制御する
毛髪乾燥機。
続きを表示(約 3,000 文字)
【請求項2】
前記複数の送風モードは、強風モードと、前記強風モードよりも風量が小さい弱風モードとを含み、
前記複数の加熱モードは、高温モードと、前記高温モードよりも温度が低い低温モードとを含む
請求項1に記載の毛髪乾燥機。
【請求項3】
前記メモリは、
前記強風モード及び前記高温モードを備える第一動作モード、
前記強風モード及び前記低温モードを備える第二動作モード、
前記弱風モード及び前記高温モードを備える第三動作モード、及び、
前記弱風モード及び前記低温モードを備える第四動作モードを格納し、
前記制御部は、前記第一動作モード、前記第二動作モード、前記第三動作モード又は前記第四動作モードが備える送風モードに含まれる風量及び加熱モードに含まれる温度に基づいて、前記第一電動送風機の風量及び前記第一ヒータの温度と、前記第二電動送風機の風量及び前記第二ヒータの温度とを、相互に独立して制御する
請求項2に記載の毛髪乾燥機。
【請求項4】
前記制御部は、
前記第一気筒及び前記第二気筒の少なくとも一方が備える前記電動送風機の風量及び前記ヒータの温度を、前記第一動作モード、前記第二動作モード、前記第三動作モード又は前記第四動作モードが備える送風モードに含まれる風量及び加熱モードに含まれる温度に基づいて制御する第一状態と、
前記電動送風機の風量及び前記ヒータの温度を、前記第一状態とは異なる動作モードが備える送風モードに含まれる風量及び加熱モードに含まれる温度に基づいて制御する第二状態と、を交互に切り替える
請求項3に記載の毛髪乾燥機。
【請求項5】
前記制御部は、
前記第一状態において、前記第一電動送風機の風量及び前記第一ヒータの温度を、前記第一動作モードが備える前記強風モードに含まれる風量及び前記高温モードに含まれる温度に基づいて制御し、前記第二電動送風機の風量及び前記第二ヒータの温度を、前記第二動作モードが備える前記強風モードに含まれる風量及び前記低温モードに含まれる温度に基づいて制御し、
前記第二状態において、前記第一電動送風機の風量及び前記第一ヒータの温度を、前記第二動作モードが備える前記強風モードに含まれる風量及び前記低温モードに含まれる温度に基づいて制御し、前記第二電動送風機の風量及び前記第二ヒータの温度を、前記第一動作モードが備える前記強風モードに含まれる風量及び前記高温モードに含まれる温度に基づいて制御する
請求項4に記載の毛髪乾燥機。
【請求項6】
前記制御部は、
前記第一状態において、前記第一電動送風機の風量及び前記第一ヒータの温度を、前記第一動作モードが備える前記強風モードに含まれる風量及び前記高温モードに含まれる温度に基づいて制御し、前記第二電動送風機の風量及び前記第二ヒータの温度を、前記第三動作モードが備える前記弱風モードに含まれる風量及び前記高温モードに含まれる温度に基づいて制御し、
前記第二状態において、前記第一電動送風機の風量及び前記第一ヒータの温度を、前記第三動作モードが備える前記弱風モードに含まれる風量及び前記高温モードに含まれる温度に基づいて制御し、前記第二電動送風機の風量及び前記第二ヒータの温度を、前記第一動作モードが備える前記強風モードに含まれる風量及び前記高温モードに含まれる温度に基づいて制御する
請求項4に記載の毛髪乾燥機。
【請求項7】
前記制御部は、
前記第一状態において、前記第一電動送風機の風量及び前記第一ヒータの温度を、前記第一動作モードが備える前記強風モードに含まれる風量及び前記高温モードに含まれる温度に基づいて制御し、前記第二電動送風機の風量及び前記第二ヒータの温度を、前記第四動作モードが備える前記弱風モードに含まれる風量及び前記低温モードに含まれる温度に基づいて制御し、
前記第二状態において、前記第一電動送風機の風量及び前記第一ヒータの温度を、前記第四動作モードが備える前記弱風モードに含まれる風量及び前記低温モードに含まれる温度に基づいて制御し、前記第二電動送風機の風量及び前記第二ヒータの温度を、前記第一動作モードが備える前記強風モードに含まれる風量及び前記高温モードに含まれる温度に基づいて制御する
請求項4に記載の毛髪乾燥機。
【請求項8】
前記制御部は、
前記第一状態において、前記第一電動送風機の風量及び前記第一ヒータの温度を、前記第二動作モードが備える前記強風モードに含まれる風量及び前記低温モードに含まれる温度に基づいて制御し、前記第二電動送風機の風量及び前記第二ヒータの温度を、前記第三動作モードが備える前記弱風モードに含まれる風量及び前記高温モードに含まれる温度に基づいて制御し、
前記第二状態において、前記第一電動送風機の風量及び前記第一ヒータの温度を、前記第三動作モードが備える前記弱風モードに含まれる風量及び前記高温モードに含まれる温度に基づいて制御し、前記第二電動送風機の風量及び前記第二ヒータの温度を、前記第二動作モードが備える前記強風モードに含まれる風量及び前記低温モードに含まれる温度に基づいて制御する
請求項4に記載の毛髪乾燥機。
【請求項9】
前記制御部は、
前記第一状態において、前記第一電動送風機の風量及び前記第一ヒータの温度を、前記第二動作モードが備える前記強風モードに含まれる風量及び前記低温モードに含まれる温度に基づいて制御し、前記第二電動送風機の風量及び前記第二ヒータの温度を、前記第四動作モードが備える前記弱風モードに含まれる風量及び前記低温モードに含まれる温度に基づいて制御し、
前記第二状態において、前記第一電動送風機の風量及び前記第一ヒータの温度を、前記第四動作モードが備える前記弱風モードに含まれる風量及び前記低温モードに含まれる温度に基づいて制御し、前記第二電動送風機の風量及び前記第二ヒータの温度を、前記第二動作モードが備える前記強風モードに含まれる風量及び前記低温モードに含まれる温度に基づいて制御する
請求項4に記載の毛髪乾燥機。
【請求項10】
前記制御部は、
前記第一状態において、前記第一電動送風機の風量及び前記第一ヒータの温度を、前記第三動作モードが備える前記弱風モードに含まれる風量及び前記高温モードに含まれる温度に基づいて制御し、前記第二電動送風機の風量及び前記第二ヒータの温度を、前記第四動作モードが備える前記弱風モードに含まれる風量及び前記低温モードに含まれる温度に基づいて制御し、
前記第二状態において、前記第一電動送風機の風量及び前記第一ヒータの温度を、前記第四動作モードが備える前記弱風モードに含まれる風量及び前記低温モードに含まれる温度に基づいて制御し、前記第二電動送風機の風量及び前記第二ヒータの温度を、前記第三動作モードが備える前記弱風モードに含まれる風量及び前記高温モードに含まれる温度に基づいて制御する
請求項4に記載の毛髪乾燥機。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
以下の開示は、毛髪乾燥機に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
毛髪乾燥機には、毛髪に風を効率的に供給できることが求められている。従来の乾燥機としては例えば、複数の気筒を有するドライヤが提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭59-129006号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、毛髪に風を効率的に供給できる毛髪乾燥機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の毛髪乾燥機は、第一電動送風機及び第一ヒータを備える第一気筒と、第二電動送風機及び第二ヒータを備える第二気筒と、制御部と、を備え、上記制御部は、相互に風量が異なる複数の送風モードと、相互に温度が異なる複数の加熱モードとが格納されたメモリを備え、上記複数の送風モードから選択された一の送風モードに含まれる風量及び上記複数の加熱モードから選択された一の加熱モードに含まれる温度に基づいて、上記第一電動送風機の風量及び上記第一ヒータの温度と、上記第二電動送風機の風量及び上記第二ヒータの温度とを、相互に独立して制御する。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、毛髪に風を効率的に供給できる毛髪乾燥機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
毛髪乾燥機1の外観を略示した正面図である。
毛髪乾燥機1の外観を略示した右側面図である。
毛髪乾燥機1の外観を略示した背面図である。
毛髪乾燥機1の外観を略示した上面図である。
毛髪乾燥機1の内部構成を略示した断面図である。
毛髪乾燥機1の構成の一例を示すブロック図である。
毛髪乾燥機1の吹出口の一例を示す模式図である。
アタッチメントが取り付けられた毛髪乾燥機1の一例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示に係る毛髪乾燥機の実施形態について、図面を参照しながら説明する。本開示は、以下の実施形態に記載された内容に限定されるものではなく、本開示の構成を充足する範囲内で適宜設計変更を行うことが可能である。図中、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0009】
本開示において、「毛髪乾燥機」とは、人や動物の毛髪(例えば頭髪)等の乾燥対象物に対して風を吹き付けることにより乾燥対象物を乾燥可能な機器全般を意味するものとする。毛髪乾燥機が吹き出す風の温度は特に限定されない。毛髪乾燥機は、例えば、冷風を吹出すものであってもよいし、加熱された温風を吹き出すものであってもよい。毛髪乾燥機には、乾燥機能と共に、乾燥機能以外の機能を有する機器が含まれる。例えば、毛髪乾燥機は、帯電粒子を含む低温の風を吹き付けることにより肌や頭皮等に美容効果を与える機能を有していてもよい。
【0010】
「流れ方向」及び「流路方向」とはそれぞれ、流路の中心を結んでなる仮想線上における風の流れる方向を意味する。流路の中心とは、流路の横断面における内形の図心を意味する。「流れ方向」及び「流路方向」はそれぞれ、直線状に延びる方向であってもよいし、例えば流路に湾曲部や屈曲部がある場合には、部分的又は全体的に、湾曲又は屈曲した仮想線に沿った方向であってもよい。このような場合、「流れ方向」及び「流路方向」はそれぞれ、流路の中心を結んでなる仮想線(この仮想線を「流路中心線」とも称す)の延びる方向において相互に異なる場所で相互に異なるベクトルにより構成されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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