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公開番号2025084854
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2025029767,2021055142
出願日2025-02-27,2021-03-29
発明の名称基地局装置、及び通信方法
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04W 72/54 20230101AFI20250527BHJP(電気通信技術)
要約【課題】使用可能な帯域幅が予め設定されている周波数バンドにおいて、無線LANデバイスが多数存在する稠密環境下において、周波数利用効率を改善させること。
【解決手段】第1の基地局装置であって、無線信号を送受信する送受信部と、第1の端末装置との通信に用いる周波数リソースの割り当てを決定するリソース割り当て部と、制御情報を生成する制御情報生成部を備え、前記第1の基地局装置が第1の周波数チャネルを用いて前記第1の端末装置と通信し、第2の基地局装置が第2の周波数チャネルを用いて第2の端末装置と通信している場合に、前記リソース割り当て部は、前記第2の周波数チャネルの一部を、前記第1の基地局装置と前記第1の端末装置との通信に割り当て、前記送受信部は、前記第1の周波数チャネルおよび前記第2の周波数チャネルの一部とを用いて、前記第1の端末装置と通信する。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
無線LANのアクセスポイント装置であって、
送信部及び受信部を備え、
前記送信部及び前記受信部は、第1のチャネルでステーション装置と通信を行い、
前記送信部は、前記第1のチャネルとは異なる第2のチャネルの帯域の少なくとも一部に関する許可を通知するトリガーフレームを送信する、
アクセスポイント装置。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記受信部は、前記トリガーフレームの送信後、前記ステーション装置からの応答フレームを受信し、
前記送信部及び前記受信部は、前記第2のチャネルの帯域の少なくとも一部を使用して、前記ステーション装置と通信を行う、
請求項1に記載のアクセスポイント装置。
【請求項3】
前記受信部は、前記トリガーフレームの送信に先立ち、キャリアセンスを実行する、
請求項1に記載のアクセスポイント装置。
【請求項4】
無線LANのステーション装置であって、
送信部及び受信部を備え、
前記受信部は、アクセスポイント装置から第1のチャネルで送信されたトリガーフレームを受信し、
前記送信部は、前記トリガーフレームに対する応答フレームを送信し、
前記トリガーフレームは、前記第1のチャネルとは異なる第2のチャネルの帯域の少なくとも一部に関する許可を通知するフレームである、
ステーション装置。
【請求項5】
前記受信部は、前記送信部が前記応答フレームを送信した後、前記第2のチャネルの帯域の少なくとも一部で無線信号を受信する、
請求項4に記載のステーション装置。
【請求項6】
無線LANのアクセスポイント装置の通信方法であって、コンピュータが、
第1のチャネルでステーション装置と通信を行い、
前記第1のチャネルとは異なる第2のチャネルの帯域の少なくとも一部に関する許可を通知するトリガーフレームを送信するステップを備える、
通信方法。
【請求項7】
無線LANのステーション装置の通信方法であって、コンピュータが、
アクセスポイント装置から第1のチャネルで送信されたトリガーフレームを受信するステップと、
前記トリガーフレームに対する応答フレームを送信するステップと、を備え、
前記トリガーフレームは、前記第1のチャネルとは異なる第2のチャネルの帯域の少なくとも一部に関する許可を通知するフレームである、
通信方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、基地局装置、及び通信方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
無線LAN(Local Area Network)規格であるIEEE802.11のさらなる高速化を実現する、IEEE802.11axがIEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers Inc.)により仕様化が進められており、仕様ドラフトに準拠した無線LANデバイスが市場に登場している。現在、IEEE802.11axの後継規格として、IEEE802.11beの標準化活動が開始されている。無線LANデバイスの急速な普及に伴い、IEEE802.11be標準化においても、無線LANデバイスの過密配置環境においてユーザあたりの更なるスループット向上の検討が行われている。
【0003】
無線LANでは、国・地域からの許可(免許)を必要とせずに無線通信を実施可能なアンライセンスバンドを用いて、フレーム送信を行うことができる。現在、アンライセンスバンド帯としては、2.4GHz帯と5GHz帯に加えて、6GHz帯および60GHz帯が主に使用されている。アンライセンスバンドを複数の無線LANデバイスが共用するために、使用可能な周波数帯域は所定の帯域幅に分割されている。例えば、2つのアクセスポイントが比較的近傍に隣接されている場合、同じ周波数を同時に利用することはできない。しかし、予めアンライセンスバンドが所定の帯域幅に分割されている場合、各アクセスポイントは、それぞれ異なる帯域を利用することで、一度に使用できる周波数帯域幅は小さくなるものの、同時に通信を行なうことが可能である。
【0004】
そこで、IEEE802.11標準化においては、アンライセンスバンドは20MHzの帯域幅に分割され管理されている(非特許文献1参照)。このとき、上記のように異なる無線LANデバイスが異なる帯域を同時利用することが可能となる。また、無線LANデバイスの近傍に通信中の他の無線LANデバイスが存在しない場合、無線LANデバイスは、分割された帯域を束ねて同時に利用するチャネルボンディングによって、通信帯域幅を拡大させ、通信速度を向上させることも可能である。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
IEEE Std 802.11ac-2013,December 2013
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、予め帯域幅が固定されていることは、無線LANデバイスが使用できる帯域幅が、該帯域幅の整数倍に制限されることを意味している。また、近傍の無線LANデバイスが20MHzの帯域幅を確保している場合、他の無線LANデバイスは該20MHzの帯域幅を使用することはできない。これは、該20MHzの帯域幅を確保している無線LANデバイスが実際には該20MHzの帯域幅の一部だけを使っている場合も同様であり、システム全体の周波数利用効率に限界を与えてしまっている。
【0007】
本発明は以上の課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、使用可能な帯域幅が予め設定されている周波数バンドにおいて、複数の無線LANデバイスが多数存在する端末稠密環境下での周波数利用効率を改善させる基地局装置および通信方法を開示するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した課題を解決するための本発明に係る基地局装置および通信方法は、次の通りである。
【0009】
(1)すなわち、本発明の一態様に係るアクセスポイント装置は、無線LANのアクセスポイント装置であって、送信部及び受信部を備え、前記送信部及び前記受信部は、第1のチャネルでステーション装置と通信を行い、前記送信部は、前記第1のチャネルとは異なる第2のチャネルの帯域の少なくとも一部に関する許可を通知するトリガーフレームを送信する、アクセスポイント装置である。
【0010】
(2)また、本発明の一態様に係るアクセスポイント装置は、上記(1)に記載され、前記受信部は、前記トリガーフレームの送信後、前記ステーション装置からの応答フレームを受信し、前記送信部及び前記受信部は、前記第2のチャネルの帯域の少なくとも一部を使用して、前記ステーション装置と通信を行う、アクセスポイント装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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