TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025081977
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-28
出願番号
2023195125
出願日
2023-11-16
発明の名称
コーティング剤及びコーティング品の製造方法
出願人
シャープ株式会社
代理人
弁理士法人WisePlus
主分類
D06M
15/333 20060101AFI20250521BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】機能層の効果の持続時間を長く維持させ得るコーティング剤を提供する。
【解決手段】コーティング剤は、機能層用組成物から形成される機能層上にコーティング層を形成するためのコーティング剤であって、上記機能層用組成物に含まれる少なくとも一つの化合物の沸点よりも高い沸点を有する液状化合物を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
機能層用組成物から形成される機能層上にコーティング層を形成するためのコーティング剤であって、
前記機能層用組成物に含まれる少なくとも一つの化合物の沸点よりも高い沸点を有する液状化合物を含む、コーティング剤。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記液状化合物は、前記機能層用組成物に含まれる少なくとも一つの化合物の常温蒸気圧よりも低い常温蒸気圧を有する
請求項1に記載のコーティング剤。
【請求項3】
前記液状化合物は、前記機能層用組成物に含まれる化合物のうち、最も含有率が高い化合物の沸点よりも高い沸点を有し、かつ、
前記液状化合物は、前記コーティング剤中の含有率が最も高い
請求項1に記載のコーティング剤。
【請求項4】
前記液状化合物は、ポリビニルアルコールである
請求項1に記載のコーティング剤。
【請求項5】
機能層用組成物から形成される機能層上にコーティング層を形成するためのコーティング剤であって、
前記機能層用組成物に含まれる少なくとも一つの化合物の常温蒸気圧よりも低い常温蒸気圧を有する液状化合物を含む、コーティング剤。
【請求項6】
前記液状化合物は、前記機能層用組成物に含まれる化合物のうち、最も含有率が高い化合物の常温蒸気圧よりも低い常温蒸気圧を有し、かつ
前記液状化合物は、前記コーティング剤中の含有率が最も高い
請求項5に記載のコーティング剤。
【請求項7】
前記液状化合物は、エーテル溶媒である
請求項5に記載のコーティング剤。
【請求項8】
前記エーテル溶媒は、炭素鎖状に複数のエーテル基を含むエーテル化合物を含む
請求項7に記載のコーティング剤。
【請求項9】
前記エーテル溶媒は、環状エーテル化合物を含む
請求項7に記載のコーティング剤。
【請求項10】
前記機能層は、保湿剤層であり、
前記機能層用組成物は、ヒューメクタント化合物を含む
請求項1又は5に記載のコーティング剤。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
以下の開示は、コーティング剤及びコーティング品の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、保湿機能を任意の対象物に付与する手法の一例が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4892400号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
保湿効果が奏される時間を長くしたいという要望がある。本開示は、機能層の効果の持続時間を長く維持させ得るコーティング剤を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示のコーティング剤は、機能層用組成物から形成される機能層上にコーティング層を形成するためのコーティング剤であって、上記機能層用組成物に含まれる少なくとも一つの化合物の沸点よりも高い沸点を有する液状化合物を含む。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、機能層の効果の持続時間を長く維持させ得るコーティング剤を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係るコーティング品の使用方法の一例を略示した断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本明細書中、用語「含む」及び「少なくとも含む」は、特に断りのない限り、他の構成要素を更に含むこともできることを意味する。用語「又は」は、特に断りのない限り、適宜組み合わせることのできる選択肢を示す。例えば「A、B又はC」との記載は、A、B及びCのいずれか一つであってもよいし、A、B及びCのうち2以上の組み合わせであってもよいことを意味する。また、数値範囲「A~B」は、A以上B以下を意味する。「A以上」には数値Aが含まれ、「B以下」には数値Bが含まれる。
【0009】
(実施形態1)
実施形態1のコーティング剤は、機能層用組成物から形成される機能層上にコーティング層を形成するためのコーティング剤であって、上記機能層用組成物に含まれる少なくとも一つの化合物の沸点よりも高い沸点を有する液状化合物を含む。機能層用組成物から形成される機能層上にコーティング層を形成することで、機能層のコーティング層が形成された側から機能層の成分が放出されることを抑制し、機能層の効果を持続させることができる。それと共に、機能層の成分をコーティング層が形成された側とは反対側に集中的に放出可能となるため、例えば、肌等に対する機能層の成分の供給効率を向上し得る。また、実施形態1のコーティング剤は、機能層用組成物に含まれる少なくとも一つの化合物の沸点よりも高い沸点を有する液状化合物を含むことから、コーティング層上に機能層を形成する際に、コーティング剤の方が機能層用組成物よりも揮発し難いため、得られるコーティング層は機能層よりも乾きにくくなり、機能層の効果を長時間維持させることができる。なお、コーティング剤と機能層用組成物とを混ぜてしまうと、機能層の一方の面から機能層の成分が放出されるように制御することが困難となる。
【0010】
上記コーティング剤に含まれる液状化合物の沸点、及び、機能層用組成物に含まれる少なくとも一つの化合物の沸点は、1気圧(1013hPa)下での沸点である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
シャープ株式会社
加湿器
6日前
シャープ株式会社
冷却庫
20日前
シャープ株式会社
冷却庫
10日前
シャープ株式会社
冷蔵庫
1か月前
シャープ株式会社
ケース
1か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
16日前
シャープ株式会社
冷蔵庫
1か月前
シャープ株式会社
冷却庫
1か月前
シャープ株式会社
冷却庫
1か月前
シャープ株式会社
洗濯機
27日前
シャープ株式会社
冷却庫
1か月前
シャープ株式会社
洗濯機
17日前
シャープ株式会社
冷却庫
1か月前
シャープ株式会社
梱包箱
7日前
シャープ株式会社
冷却庫
1か月前
シャープ株式会社
送風装置
1か月前
シャープ株式会社
照明装置
29日前
シャープ株式会社
電子機器
8日前
シャープ株式会社
送風装置
1か月前
シャープ株式会社
送風装置
1か月前
シャープ株式会社
放電装置
8日前
シャープ株式会社
面構造体
1か月前
シャープ株式会社
電子機器
9日前
シャープ株式会社
表示装置
今日
シャープ株式会社
表示装置
今日
シャープ株式会社
加熱調理器
14日前
シャープ株式会社
加熱調理器
14日前
シャープ株式会社
加熱調理器
14日前
シャープ株式会社
加熱調理器
14日前
シャープ株式会社
毛髪乾燥機
14日前
シャープ株式会社
加熱調理器
14日前
シャープ株式会社
毛髪乾燥機
14日前
シャープ株式会社
毛髪乾燥機
14日前
シャープ株式会社
毛髪乾燥機
14日前
シャープ株式会社
毛髪乾燥機
14日前
シャープ株式会社
毛髪乾燥機
14日前
続きを見る
他の特許を見る