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公開番号2025062812
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-15
出願番号2023172097
出願日2023-10-03
発明の名称冷却庫
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類F25D 23/02 20060101AFI20250408BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】取っ手部の美観を向上させ、かつ清掃性を向上させることのできる引き出しを有する冷却庫を提供する。
【解決手段】冷却庫は、前方に向かって開口する冷却室を有する筐体と、筐体に対して前後方向に変位可能に取り付けられ、冷却室の開口を塞ぐ前パネルを有する引き出しとを備える。前パネルは、凹部が形成された上面を有する。凹部は、底面部を有する。凹部の表面のうち、凹部の後側に位置する背面部は、第1背面部と、第1背面部よりも幅方向において中央寄りに位置し、第1背面部に接続された第2背面部とを含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
前方に向かって開口する冷却室を有する筐体と、
前記筐体に対して前後方向に変位可能に取り付けられ、前記冷却室の開口を塞ぐ前パネルを有する引き出しと、
を備え、
前記前パネルは、凹部が形成された上面を有し、
前記凹部は、底面部を有し、
前記凹部の表面のうち、前記底面部の後側に位置する背面部は、
第1背面部と、
前記第1背面部よりも幅方向において中央寄りに位置し、前記第1背面部に接続された第2背面部と、
を含み、
前記底面部は、幅方向の外側へ向かって上方に傾斜し、
前記第1背面部は、幅方向の中央側から外側に向かって前側に延びており、かつ、平面視において、前記第1背面部における幅方向に沿った曲率が、前記第2背面部における幅方向に沿った曲率よりも高い、冷却庫。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記凹部の表面のうち、前記第1背面部と、前記第1背面部に接続されており、前記凹部の幅方向における外側に位置する側面部とは、平面視において幅方向の外側に向かって前側に延びる仮想線上において、前記仮想線に対して垂直な方向に沿った凹面の曲率が幅方向の外側に向かって小さくなるような曲面により構成されている、請求項1に記載の冷却庫。
【請求項3】
前記第2背面部が、幅方向に沿った曲率を有さない、請求項1又は2に記載の冷却庫。
【請求項4】
前記凹部の表面のうち、前記背面部に接続されており、前記底面部は、前記第1背面部に接続された第1底面部と、前記第2背面部に接続された第2底面部とを含み、
前記第1底面部及び前記第2底面部のうちの少なくとも第1底面部が下方に向かって凸状であり、
前記第1底面部の幅方向に沿った曲率が、前記第2底面部の幅方向に沿った曲率よりも高い、請求項1に記載の冷却庫。
【請求項5】
前記第2底面部が下方に向かって凸状である、請求項4に記載の冷却庫。
【請求項6】
前記第1背面部は、平面視において、前記凹部の表面のうち、前記第2背面部に接続されており、前記凹部の下側に位置する底面部の最下部よりも後方に位置している、請求項1又は2に記載の冷却庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、前パネルを有する引き出しを備えている冷却庫に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
冷蔵庫には、各収納室を開閉するための扉が備えられている。この扉の何れかの端部には、ユーザが扉を開ける際などに手を掛ける取っ手部が設けられている。例えば、特許文献1には、例えば、製氷室扉、野菜室扉などの引き出しドアを備えている冷蔵庫が開示されている。この引き出しドアの上端縁には、扉を引き出す際にユーザに把持される把手部が設けられている。把手部は、下方に向けて凹形状を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-238360号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、冷蔵庫の美観を向上させるために、扉の端部に設けられている取っ手部にも意匠性を備えることが検討されている。また、下方に向けて凹形状を有している取っ手部の窪み内に、ゴミや埃などが溜まりやすいことも問題となっている。
【0005】
本開示では、取っ手部の美観を向上させ、かつ清掃性を向上させることのできる引き出しを有する冷却庫を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一局面にかかる冷却庫は、前方に向かって開口する冷却室を有する筐体と、筐体に対して前後方向に変位可能に取り付けられ、冷却室の開口を塞ぐ前パネルを有する引き出しと、を備える。前パネルは、凹部が形成された上面を有する。凹部は、底面部を有する。凹部の表面のうち、底面部の後側に位置する背面部は、第1背面部と、第1背面部よりも幅方向において中央寄りに位置し、第1背面部に接続された第2背面部と、を含む。底面部は、幅方向の外側へ向かって上方に傾斜し、第1背面部は、幅方向の中央側から外側に向かって前側に延びており、かつ、平面視において、第1背面部における幅方向に沿った曲率が、第2背面部における幅方向に沿った曲率よりも高い。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一局面によれば、引き出しを有する冷却庫において、引き出しの前パネルに設けられている凹部の美観を向上させ、かつ清掃性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態にかかる冷却庫の正面部を示す平面図である。
本開示の一実施形態にかかる冷却庫の斜視図である。
図1に示す冷却庫に備えられている引き出しの斜視図である。
図3に示す引き出しの上方キャップを示す斜視図である。
図3に示す引き出しの上方キャップを示す上面図である。
図3に示す引き出しの上方キャップを示す正面図である。
図5に示す上方キャップのVII-VII線における断面形状を示す断面図である。
図6に示す上方キャップのVIII-VIII線における断面形状を示す断面図である。
図5に示す上方キャップのIXA-IXA線、IXB-IXB線、およびIXC-IXC線における断面をそれぞれ示す図である。
図5に示す上方キャップの左側の部分を示す上面図である。
図10に示す上方キャップのXIA-XIA線、XIB-XIB線、XIC-XIC線、およびXID-XID線における断面をそれぞれ示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しつつ、本開示の各実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。以下の説明において、前後左右等の方向に関しては、冷却庫を使用するユーザから視た方向を意味するものとする。
【0010】
本実施形態では、一つ以上の冷却室を備えている冷却庫1を例に挙げて説明する。本開示において、「冷却庫」とは、外気温度よりも低い温度の内部空間(冷却室)を有し、収容物の温度を低下させることができるもの全般をいうものとする。冷却庫は、例えば、冷蔵庫であってもよいし、冷凍庫であってもよい。冷却庫は、ひとつの冷却室のみを有するものであってもよいし、複数の冷却室を有するものであってもよい。冷却庫が複数の冷却室を有する場合、複数の冷却室が、冷蔵室、冷凍室、野菜室、チルド室、パーシャル室等のうちの少なくとも2つを含んでいてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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