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公開番号
2025092117
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207788
出願日
2023-12-08
発明の名称
現像装置及び画像形成装置
出願人
シャープ株式会社
代理人
弁理士法人あーく事務所
主分類
G03G
15/08 20060101AFI20250612BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】現像ローラの両端領域に現像剤が進入してきても、進入してきた現像剤が現像装置の外側に噴出(飛散)することを効果的に防止できる現像装置を提供する。
【解決手段】現像槽は、開口部の現像ローラの軸方向の両端位置に、現像ローラの軸受が取り付けられる壁部(側面部)57bと、当該壁部(側面部)57bから軸方向に所定距離の長さに亘って、現像ローラの表面に沿うように形成された湾曲面部58と、をそれぞれ有し、湾曲面部58の現像ローラより下側の領域であって、壁部(側面部)57b側の領域には、現像ローラ53の表面と湾曲面部58との間に形成される空間より広い空間を有する現像剤回収部が更に形成され、現像剤回収部60が設けられた側の開口部の縁部に規制部材55が取り付けられる。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
像担持体に向かって開口した開口部を有し、内部に現像剤が収容される現像槽と、
前記現像槽の前記開口部に所定方向に回転可能に設けられ、表面に前記現像剤を担持する現像ローラと、
前記現像ローラよりも下側で、前記現像槽に回転可能に支持され、前記現像ローラの表面に前記現像剤を供給する供給部材と、
前記現像ローラと対向するように配置され、前記現像ローラの表面に供給された前記現像剤の層厚を規制する規制部材と、を備え、
前記現像槽は、
前記開口部の前記現像ローラの軸方向の両端位置に、前記現像ローラの軸受が取り付けられる壁部と、当該壁部から前記軸方向に所定距離の長さに亘って、前記現像ローラの表面に沿うように形成された湾曲面部と、をそれぞれ有し、
前記湾曲面部の前記現像ローラより下側の領域であって、前記壁部側の領域には、前記現像ローラの表面と前記湾曲面部との間に形成される空間より広い空間を有する現像剤回収部が更に形成され、
前記現像剤回収部が設けられた側の前記開口部の縁部に前記規制部材が取り付けられる、ことを特徴とする現像装置。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記湾曲面部の前記現像剤回収部が設けられていない領域に、前記現像ローラの表面と当接する封止弾性部材が備えられている、ことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
【請求項3】
前記現像剤は、非磁性材料からなるトナーと磁性材料からなるキャリアを含む二成分現像剤であり、
前記現像ローラは、
内部に前記軸方向に延びた複数の磁石が回転軸の周方向に複数配置され、
前記複数の磁石の外側に、非磁性材料で形成され、前記複数の磁石の前記軸方向の長さより長いスリーブが回転可能に配置されたマグネットローラであり、
前記湾曲面部は、前記スリーブの内側に前記磁石が配置されていない領域と対向するように設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
【請求項4】
前記現像剤回収部は、前記湾曲面部の下方に設けられた前記供給部材が配置された空間と連通する落下口を有する、ことを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
【請求項5】
前記供給部材は外側に螺旋形状の羽根が形成されたスクリューであり、
前記落下口は、前記供給部材が回転することにより、前記現像剤を下方に押し下げながら前記軸方向に搬送する領域の上方に設けられる、ことを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
【請求項6】
前記現像剤回収部は、前記落下口に近づくほど前記現像ローラの前記所定方向の回転方向の下流側から上流側に向かうか、前記落下口に近づくほど前記現像ローラの前記所定方向の回転方向の上流側から下流側に向かう第一傾斜部を有する、ことを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
【請求項7】
前記現像剤回収部は、前記落下口に近づくほど、前記壁部側に近づく第二傾斜部を有する、ことを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか一項に記載の現像装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置に備えられる現像装置、及び当該現像装置を備えた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
画像形成装置は、現像装置により感光体ドラム上にトナー像を現像し、転写装置により光体ドラム上に形成されたトナー像を一旦中間転写体に転写した後、印刷用紙に転写し、或いは直接印刷用紙に転写し、定着装置によりトナー像が転写された印刷用紙を定着処理して画像を形成するように構成されている。
【0003】
特許文献1には、現像ローラ502と現像ケース503とを備えた現像装置234が開示されている。当該現像ローラ502は、現像剤を担持搬送し、感光体ドラム31に形成された静電潜像を可視像化する。なお、当該背景技術の説明における各構成の名称や符号は特許文献1におけるものである。
【0004】
現像ケース503は、現像ローラ502を軸支する軸孔531及び軸孔531からの現像剤漏出を防止する遮蔽部534を有する。
【0005】
遮蔽部534の現像ローラ502側の表面に、不織布やモケット材からなるシール部材504を貼付することで、現像ローラ502との隙間をなくすようにしている。さらに下端342には弾性部材505を両面テープなどを用いて貼付することで、図示しない現像剤の侵入を防止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2008―299177号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、上述の現像装置は、現像ローラ502と遮蔽部534との隙間が狭いため、当該隙間に溜まった現像剤が、現像ローラの回転によって感光体ドラム側へと排出されてしまい、現像装置の内部が汚染されたり、形成される画像に不具合が生じたりする虞があった。
【0008】
本開示は、上述の問題に鑑みなされたものであり、現像ローラの両端領域に現像剤が進入してきても、進入してきた現像剤が現像装置の外側に噴出(飛散)することを効果的に防止できる現像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述の目的を達成するための、本開示に係る現像装置は、像担持体に向かって開口した開口部を有し、内部に現像剤が収容される現像槽と、前記現像槽の前記開口部に所定方向に回転可能に設けられ、表面に前記現像剤を担持する現像ローラと、前記現像ローラよりも下側で、前記現像槽に回転可能に支持され、前記現像ローラの表面に前記現像剤を供給する供給部材と、前記現像ローラと対向するように配置され、前記現像ローラの表面に供給された前記現像剤の層厚を規制する規制部材と、を備え、前記現像槽は、前記開口部の前記現像ローラの軸方向の両端位置に、前記現像ローラの軸受が取り付けられる壁部と、当該壁部から前記軸方向に所定距離の長さに亘って、前記現像ローラの表面に沿うように形成された湾曲面部と、をそれぞれ有し、前記湾曲面部の前記現像ローラより下側の領域であって、前記壁部側の領域には、前記現像ローラの表面と前記湾曲面部との間に形成される空間より広い空間を有する現像剤回収部が更に形成され、前記現像剤回収部が設けられた側の前記開口部の縁部に前記規制部材が取り付けられる、ことを特徴とする。
【0010】
上述の構成によると、前記現像槽は、前記現像ローラの長手方向の両端部と対応する位置に、前記現像ローラの軸受が取り付けられる壁部と、当該壁部から前記軸方向に所定距離の長さに亘って、当該現像ローラの表面に沿うように形成された湾曲面部と、それぞれ有し、前湾曲面部の前記現像ローラより下側の領域であって、前記壁部側の領域には、前記現像ローラの表面と前記湾曲面部との間に形成される空間より広い空間を有する現像剤回収部が更に形成され、前記現像剤回収部が設けられた側の前記開口部の縁部に前記規制部材が取り付けられることから、現像ローラの表面と湾曲面部との間に入り込んだ現像剤を現像剤回収部において回収することができるので、現像ローラの両端領域に現像剤が進入してきても、進入してきた現像剤が現像装置の外側に噴出(飛散)することを効果的に防止できる。
(【0011】以降は省略されています)
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