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公開番号
2025091447
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023206590
出願日
2023-12-07
発明の名称
電圧発生回路及び放電装置
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01T
19/00 20060101AFI20250612BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】トランスの設計自由度を高めやすい電圧発生回路及び放電装置を提供する。
【解決手段】電圧発生回路1は、トランス6と、第1出力端子81と、第1パルス付加回路71と、を備える。トランス6は、一次巻線61及び二次巻線62を有する。第1出力端子81は、二次巻線62の第1端621に第1整流素子D1を介して電気的に接続される。第1パルス付加回路71は、二次巻線62の第2端622に第1容量成分C1を介して第1出力端子81を電気的に接続する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
一次巻線及び二次巻線を有するトランスと、
前記二次巻線の第1端に第1整流素子を介して電気的に接続される第1出力端子と、
前記二次巻線の第2端に第1容量成分を介して前記第1出力端子を電気的に接続する第1パルス付加回路と、を備える、
電圧発生回路。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記第1容量成分は、前記二次巻線から出力される電荷を蓄積する蓄電機能と、前記二次巻線から出力される高周波成分を通過させるハイパス機能と、を有する、
請求項1に記載の電圧発生回路。
【請求項3】
前記二次巻線の前記第2端に第2整流素子を介して電気的に接続される第2出力端子と、
前記二次巻線の前記第1端に第2容量成分を介して前記第2出力端子を電気的に接続する第2パルス付加回路と、を更に備える、
請求項1又は2に記載の電圧発生回路。
【請求項4】
前記第2容量成分は、前記二次巻線から出力される電荷を蓄積する蓄電機能と、前記二次巻線から出力される交流成分を通過させるハイパス機能と、を有する、
請求項3に記載の電圧発生回路。
【請求項5】
前記第1容量成分と前記第2容量成分とは、容量値が同一である、
請求項3に記載の電圧発生回路。
【請求項6】
前記第1出力端子は、放電電極に電気的に接続される、
請求項1又は2に記載の電圧発生回路。
【請求項7】
前記一次巻線にパルスを印加するパルス印加部を更に有する、
請求項1又は2に記載の電圧発生回路。
【請求項8】
一次巻線及び二次巻線を有するトランスと、
前記二次巻線からの出力電圧を整流してなるベース電圧が印加される第1出力端子と、
前記二次巻線から出力される高周波成分を前記ベース電圧に重畳して前記第1出力端子に印加する第1パルス付加回路と、を備える、
電圧発生回路。
【請求項9】
請求項1又は2に記載の電圧発生回路と、
放電電極と、を備える、
放電装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、トランスを備える電圧発生回路及び放電装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
関連技術として、針状の放電電極へ電界を集中させることにより正負両極性のイオンを発生させ、イオン化した空気で除電する(静電気を取り除く)方式の除電器に用いられる、電圧発生回路(電源装置)が知られている(例えば、特許文献1参照)。関連技術に係る電圧発生回路は、電源電圧を昇圧して放電電極に印加することで、正と負とのイオンを発生させる。
【0003】
上記関連技術に係る電圧発生回路は、トランスと、第1整流回路と、第2整流回路と、キャパシタと、を備える。トランスは、交流電圧が入力される一次巻線と、第1端がグランドに接続された二次巻線と、を有する。第1整流回路は、トランスの二次巻線の第2端にアノードが接続され、カソードが正側出力端に接続された第1ダイオードを有する。第2整流回路は、二次巻線の第2端に接続され、カソードが第2端に接続され、アノードが負側出力端に接続された第2ダイオードを有する。キャパシタは、二次巻線の第2端と第1整流回路及び第2整流回路との接続点から、二次巻線を通り、グランドまでの経路上のいずれかに設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開2016/189980号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記関連技術の構成では、放電電極で放電を生じさせるに際して必要な高電圧に対応する昇圧能力を持つトランスを用いる必要があり、トランスの設計自由度が低く、例えば、トランスの小型化の妨げになることがある。
【0006】
本発明の目的は、トランスの設計自由度を高めやすい電圧発生回路及び放電装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一の局面に係る電圧発生回路は、トランスと、第1出力端子と、第1パルス付加回路と、を備える。前記トランスは、一次巻線及び二次巻線を有する。前記第1出力端子は、前記二次巻線の第1端に第1整流素子を介して電気的に接続される。前記第1パルス付加回路は、前記二次巻線の第2端に第1容量成分を介して前記第1出力端子を電気的に接続する。
【0008】
本発明の他の局面に係る電圧発生回路は、トランスと、第1出力端子と、第1パルス付加回路と、を備える。前記トランスは、一次巻線及び二次巻線を有する。前記第1出力端子は、前記二次巻線からの出力電圧を整流してなるベース電圧が印加される。前記第1パルス付加回路は、前記二次巻線から出力される高周波成分を前記ベース電圧に重畳して前記第1出力端子に印加する。
【0009】
本発明の一の局面に係る放電装置は、前記電圧発生回路と、前記放電電極と、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、トランスの設計自由度を高めやすい電圧発生回路及び放電装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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