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公開番号
2025086187
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023200087
出願日
2023-11-27
発明の名称
ソレノイド
出願人
株式会社不二越
代理人
個人
,
個人
主分類
H01F
7/14 20060101AFI20250530BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】可動鉄心の摩耗を抑制し、且つ装置の大型化をふせぎつつ、コイル通電時の可動鉄心の移動に起因する衝突音を低減することが可能なソレノイドを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明にかかるソレノイド100の代表的な構成は、ケーシング110と、ケーシング110の内部に収容された固定鉄心120と、ケーシング110と固定鉄心120との間に配置されたコイル130と、固定鉄心120の内部を移動可能な可動鉄心140と、可動鉄心140の中央に固定されたシャフト150と、シャフト150の軸方向において固定鉄心120と対向する側の可動鉄心140の端に形成された凹部142と、固定鉄心120に形成されコイル130の通電時に可動鉄心140がストローク端に移動したとき凹部142と嵌合する凸部122と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ケーシングと、
前記ケーシングの内部に収容された固定鉄心と、
前記ケーシングと前記固定鉄心との間に配置されたコイルと、
前記固定鉄心の内部を移動可能な可動鉄心と、
前記可動鉄心の中央に固定されたシャフトと、
前記シャフトの軸方向において前記固定鉄心と対向する側の前記可動鉄心の端に形成された凹部と、
前記固定鉄心に形成され前記コイルの通電時に前記可動鉄心がストローク端に移動したとき前記凹部と嵌合する凸部と、
を備えることを特徴とするソレノイド。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
ケーシングと、
前記ケーシングの内部に収容された固定鉄心と、
前記ケーシングと前記固定鉄心との間に配置されたコイルと、
前記固定鉄心の内部を移動可能な可動鉄心と、
前記可動鉄心の中央に固定されたシャフトと、
前記シャフトの軸方向において前記固定鉄心と対向する側の前記可動鉄心の端に形成された凹部と、
前記コイルの通電時に前記可動鉄心がストローク端に移動したとき前記凹部と嵌合する凸部材と、
を備えることを特徴とするソレノイド。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ダンパ機能を有するソレノイドに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
産業設備の構成部品であるシャフトを動作させる装置としてソレノイドが知られている。ソレノイドでは、従来から可動鉄心が移動した際に固定鉄心に衝突する際の衝突音(作動音)の低減が課題となっていた。そこで例えば特許文献1には、緩衝機能を備えた電磁ソレノイドが開示されている。
【0003】
特許文献1の電磁ソレノイドでは、「該ケーシングは、該可動磁性材を収容する作動空間を備え、該作動空間の内周壁面には、該可動磁性材の両側に形成される室を連通する連通路が形成され」ている。かかる連通路は、「該内周壁面から該作動空間の径方向に所定の高さを有し、かつ、該連通路における該接離方向の端部は該接離方向に所定の長さを有し、該端部は、該所定の高さを、該中央側から該連通路の該接離方向の端に向けて徐々に小さくなるように形成され」ている。特許文献1によれば、「移動速度を犠牲にすることなく、可動鉄心の作動ストローク終端部においてエアクッション作用を得ることができる」としている。
【0004】
また特許文献2には、ソレノイド用緩衝装置が開示されている。特許文献2のソレノイド用緩衝装置は、「ケーシング内に配設されたソレノイドの駆動軸またはこの駆動軸と連繋する軸部材の移動線上に流体状の緩衝体を配置し、この緩衝体によって前記駆動軸またはこの駆動軸と連繋する軸部材の衝撃力を緩衝するようになしたこと」を特徴としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第4724960号公報
特開昭53-147965号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1の電磁ソレノイドでは、連通路の両端部およびをそれぞれ両端に向けて断面積が順次縮小するように形成することにより、可動鉄心の移動速度を徐々に低下させている。しかし、このような構成であると、連通路において断面積が縮小した箇所では磁気ギャップが小さくなる(磁束が大きくなる)。このため、コイル通電時にケーシングと可動鉄心との横力が大きくなり、吸着して接触・摺動し、摺動箇所の摩耗が生じやすくなってしまう。
【0007】
特許文献2のソレノイド用緩衝装置は、ソレノイドの外部であって、軸部材に対してソレノイドとは反対側に設けられる。このため、特許文献2の構成であると、衝撃力を緩衝することはできるが、装置が大型化してしまう。
【0008】
本発明は、このような課題に鑑み、可動鉄心の摩耗を抑制し、且つ装置の大型化をふせぎつつ、コイル通電時の可動鉄心の移動に起因する衝突音を低減することが可能なソレノイドを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明にかかるソレノイドの代表的な構成は、ケーシングと、ケーシングの内部に収容された固定鉄心と、ケーシングと固定鉄心との間に配置されたコイルと、固定鉄心の内部を移動可能な可動鉄心と、可動鉄心の中央に固定されたシャフトと、シャフトの軸方向において固定鉄心と対向する側の可動鉄心の端に形成された凹部と、固定鉄心に形成されコイルの通電時に可動鉄心がストローク端に移動したとき凹部と嵌合する凸部と、を備えることを特徴とする。
【0010】
上記課題を解決するために、本発明にかかるソレノイドの他の構成は、ケーシングと、ケーシングの内部に収容された固定鉄心と、ケーシングと固定鉄心との間に配置されたコイルと、固定鉄心の内部を移動可能な可動鉄心と、可動鉄心の中央に固定されたシャフトと、シャフトの軸方向において固定鉄心と対向する側の可動鉄心の端に形成された凹部と、コイルの通電時に可動鉄心がストローク端に移動したとき凹部と嵌合する凸部材と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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