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公開番号2025081814
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-28
出願番号2023194831
出願日2023-11-16
発明の名称サーフェスブローチ盤
出願人株式会社不二越
代理人個人,個人
主分類B23D 41/08 20060101AFI20250521BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】回転テーブルの種類を自動的に判別し作業性を高めることができるサーフェスブローチ盤を提供する。
【解決手段】サーフェスブローチ盤100は、本体104に固定されたコラム106および基台108と、コラムに支持されて上下方向に往復移動可能なラム110と、ラムに固定された少なくとも1列のブローチ刃具102a、102b、102cと、被加工物を支持する回転テーブル116と、回転テーブルを装置正面に対して前後方向に移動させる前後テーブル112と、回転テーブルを装置正面に対して左右方向に移動させる左右テーブル114と、各テーブルの動作を制御する制御部126と、回転テーブルの外周138を検出するセンサ128とを備え、制御部は、左右テーブルまたは前後テーブルを移動させて回転テーブルの外周をセンサが検出することにより、回転テーブルの大きさを検出し、回転テーブルの大きさに基づいて回転テーブルの種類を判別する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
被加工物をブローチ刃具によって加工するサーフェスブローチ盤であって、
サーフェスブローチ盤本体に固定されたコラムおよび基台と、
前記コラムに支持されて上下方向に往復移動可能なラムと、
前記ラムに固定された少なくとも1列の前記ブローチ刃具と、
被加工物を支持する回転テーブルと、
前記回転テーブルを装置正面に対して前後方向に移動させる前後テーブルと、
前記回転テーブルを装置正面に対して左右方向に移動させる左右テーブルと、
前記各テーブルの動作を制御する制御部と、
前記回転テーブルの外周を検出するセンサとを備え、
前記制御部は、前記左右テーブルまたは前後テーブルを移動させて前記回転テーブルの外周を前記センサが検出することにより、前記回転テーブルの大きさを検出し、該回転テーブルの大きさに基づいて該回転テーブルの種類を判別することを特徴とするサーフェスブローチ盤。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記回転テーブルの外周に、該回転テーブルの外周から突出する形状のドグが設けられており、
前記制御部は、
前記回転テーブルの外周を前記センサで検出した後に、前記センサが前記回転テーブルを検出しなくなるまで、前記回転テーブルを前記センサから離間させ、
前記回転テーブルを回転させながら、前記センサで前記ドグを検出することにより、前記回転テーブルの原点を確立することを特徴とする請求項1に記載のサーフェスブローチ盤。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、被加工物をブローチ刃具によって加工するサーフェスブローチ盤に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
サーフェスブローチ盤は、棒状の軸に複数の刃が取り付けられたブローチ刃具を備え、ブローチ刃具によって被加工物をブローチ加工する(例えば特許文献1)。
【0003】
特許文献1のサーフェスブローチ盤は、機械本体に固定されたコラムおよび基台と、コラムに往復移動可能に支持されたラムと、ラムに固定された少なくとも1列のブローチ刃具と、基台上に支持され基台上に順次積載された前後テーブル、左右テーブルおよび回転テーブルとを備える。また回転テーブルには、ブローチ刃具によって加工される被加工物が載置される。
【0004】
さらに特許文献1のサーフェスブローチ盤では、コラムの左右前面または前後テーブルの左右前端に1対の変位センサを固定し、1対の変位センサが当たる1対の基準面をそれぞれ被加工物と同じ高さの位置に取付けている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第5088068号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしサーフェスブローチ盤では、回転テーブル毎に加工可能な被加工物の径が異なる。このため、被加工物の大きさに応じて回転テーブルを交換する必要がある。回転テーブルの大きさが異なると、回転テーブルを駆動する制御量(回転量とパルス数の比率)が異なるため、回転テーブルの交換に伴ってNCパラメータを変更する必要がある。
【0007】
このため作業者は、回転テーブルの交換の際にNCパラメータを手動で設定している。さらに回転テーブルを合いマーク(位置指定の目印)まで手動で動作させることで、回転テーブルの原点を再設定している。
【0008】
特許文献1のサーフェスブローチ盤は、被加工物の加工途中での作業者の手間を軽減することができるものの、回転テーブルの交換に伴う作業者の手間を軽減する点については考慮されていない。
【0009】
本発明は、このような課題に鑑み、回転テーブルの種類を自動的に判別し作業性を高めることができるサーフェスブローチ盤を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために、本発明にかかるサーフェスブローチ盤の代表的な構成は、被加工物をブローチ刃具によって加工するサーフェスブローチ盤であって、サーフェスブローチ盤本体に固定されたコラムおよび基台と、コラムに支持されて上下方向に往復移動可能なラムと、ラムに固定された少なくとも1列のブローチ刃具と、被加工物を支持する回転テーブルと、回転テーブルを装置正面に対して前後方向に移動させる前後テーブルと、回転テーブルを装置正面に対して左右方向に移動させる左右テーブルと、各テーブルの動作を制御する制御部と、回転テーブルの外周を検出するセンサとを備え、制御部は、左右テーブルまたは前後テーブルを移動させて回転テーブルの外周をセンサが検出することにより、回転テーブルの大きさを検出し、回転テーブルの大きさに基づいて回転テーブルの種類を判別することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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