TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025101017
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2023217557
出願日2023-12-25
発明の名称情報処理装置及びプログラム
出願人株式会社不二越
代理人個人,個人
主分類G06Q 10/20 20230101AFI20250630BHJP(計算;計数)
要約【課題】低コストで油圧装置の動作状態を監視できる情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、電動機、油圧ポンプ及び油圧アクチュエータの動作状態に関する測定データを取得する取得部と、測定データに関する情報を記憶する記憶部と、取得した測定データが所定の条件を満たすか否かに応じて油圧装置がいずれの動作モードで動作しているかを判定する判定部と、今回の動作モードが前回の動作モードと同じである場合、測定データに対して解析処理を行い、記憶部に記憶されている暫定結果を処理結果によって更新し、今回の動作モードが前回の動作モードと異なる場合、前回の動作モードで記憶した暫定結果を前回の動作モードにおける代表値として記憶部に記憶し、暫定結果を初期化又は削除した後に測定データに対して解析処理を行い、処理結果を新たな暫定結果として前記記憶部に記憶する解析部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電動機、前記電動機により動作する油圧ポンプ、及び前記油圧ポンプの動作により駆動する油圧アクチュエータを有する油圧装置の動作状態を監視する情報処理装置であって、
前記電動機、前記油圧ポンプ及び前記油圧アクチュエータの動作状態に関する測定データを取得する取得部と、
前記測定データに関する情報を記憶する記憶部と、
前記取得部が取得した前記測定データが所定の条件を満たすか否かに応じて、前記油圧装置が動作に関するいずれの動作モードで動作しているかを判定する判定部と、
前記判定の結果を参照し、今回の動作モードが前回の動作モードと同じである場合、前記測定データに対して解析処理を行い、前記記憶部に記憶されている暫定結果を処理結果によって更新し、今回の動作モードが前回の動作モードと異なる場合、前回の動作モードにおいて記憶した暫定結果を前回の動作モードにおける代表値として前記記憶部に記憶し、前記暫定結果を初期化又は削除した後に前記測定データに対して解析処理を行い、処理結果を新たな暫定結果として前記記憶部に記憶する解析部と、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記判定部は、前記測定データの項目のそれぞれに対して、1つの項目毎に複数設けられている範囲のうちいずれの範囲内の値であるかを判定し、各項目の値がそれぞれいずれの範囲内の値であるかの組み合わせに従って、前記油圧装置がいずれの前記動作モードで動作しているかを判定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記判定部は、前記油圧ポンプ、前記電動機及び前記油圧アクチュエータにおける力に関する複数の項目のうちいずれかの項目が前記項目のそれぞれに対応付けられている圧力基準値以上の値である条件を満たすか、前記油圧ポンプ、前記電動機及び前記油圧アクチュエータにおける油の流量、回転数又は動作速度に関する複数の項目のうちいずれかの項目が前記項目のそれぞれに対応付けられている流量基準値以下の値である条件を満たす場合、前記動作モードが圧力制御モードであると判定し、前記複数の項目のうちいずれも前記条件を満たさない場合、前記動作モードが前記圧力制御モードと異なる流量制御モードであると判定する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記判定部は、前記油圧ポンプ、前記電動機及び前記油圧アクチュエータにおける油の流量、回転数又は動作速度に関する複数の項目のうちいずれかの項目が前記項目のそれぞれに対応付けられている停止基準値以下の値である条件を満たしており、かつ前記油圧ポンプ、前記電動機及び前記油圧アクチュエータにおける力に関する複数の項目のうちいずれかの項目が前記項目のそれぞれに対応付けられている停止基準値以下であるかのいずれかの条件を満たす場合、前記動作モードが前記圧力制御モード及び前記流量制御モードと異なる停止モードであると判定する、
請求項3に記載の情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、油圧装置の動作状態を監視して、当該動作状態に関するデータを取得する情報処理装置が知られている。
【0003】
これに関し、特許文献1には、データ収集ネットワークを介して産業用機械の一部の状態を代表するデータに機械学習を適用して、産業用機械の健全性監視データのストリームを生成する産業用機械のデータ分析設備が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2021-526250号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、産業用機械の動作状態に関するデータを常時監視して取得するため、取得するデータ量が膨大となってしまい、膨大なデータを管理保存するために多大なコストがかかってしまうという問題があった。
【0006】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、低コストで油圧装置の動作状態を監視できる情報処理装置及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の情報処理装置は、電動機、前記電動機により動作する油圧ポンプ、及び前記油圧ポンプの動作により駆動する油圧アクチュエータを有する油圧装置の動作状態を監視する情報処理装置であって、前記電動機、前記油圧ポンプ及び前記油圧アクチュエータの動作状態に関する測定データを取得する取得部と、前記測定データに関する情報を記憶する記憶部と、前記取得部が取得した前記測定データが所定の条件を満たすか否かに応じて、前記油圧装置が動作に関するいずれの動作モードで動作しているかを判定する判定部と、前記判定の結果を参照し、今回の動作モードが前回の動作モードと同じである場合、前記測定データに対して解析処理を行い、前記記憶部に記憶されている暫定結果を処理結果によって更新し、今回の動作モードが前回の動作モードと異なる場合、前回の動作モードにおいて記憶した暫定結果を前回の動作モードにおける代表値として前記記憶部に記憶し、前記暫定結果を初期化又は削除した後に前記測定データに対して解析処理を行い、処理結果を新たな暫定結果として前記記憶部に記憶する解析部と、を備える。
【0008】
また、前記判定部は、前記測定データの項目のそれぞれに対して、1つの項目毎に複数設けられている範囲のうちいずれの範囲内の値であるかを判定し、各項目の値がそれぞれいずれの範囲内の値であるかの組み合わせに従って、前記油圧装置がいずれの前記動作モードで動作しているかを判定する。
【0009】
また、前記判定部は、前記油圧ポンプ、前記電動機及び前記油圧アクチュエータにおける力に関する複数の項目のうちいずれかの項目が前記項目のそれぞれに対応付けられている圧力基準値以上の値である条件を満たすか、前記油圧ポンプ、前記電動機及び前記油圧アクチュエータにおける油の流量、回転数又は動作速度に関する複数の項目のうちいずれかの項目が前記項目のそれぞれに対応付けられている流量基準値以下の値である条件を満たす場合、前記動作モードが圧力制御モードであると判定し、前記複数の項目のうちいずれも前記条件を満たさない場合、前記動作モードが前記圧力制御モードと異なる流量制御モードであると判定する。
【0010】
また、前記判定部は、前記油圧ポンプ、前記電動機及び前記油圧アクチュエータにおける油の流量、回転数又は動作速度に関する複数の項目のうちいずれかの項目が前記項目のそれぞれに対応付けられている停止基準値以下の値である条件を満たしており、かつ前記油圧ポンプ、前記電動機及び前記油圧アクチュエータにおける力に関する複数の項目のうちいずれかの項目が前記項目のそれぞれに対応付けられている停止基準値以下であるかのいずれかの条件を満たす場合、前記動作モードが前記圧力制御モード及び前記流量制御モードと異なる停止モードであると判定する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社不二越
情報処理装置及びプログラム
2日前
株式会社不二越
合金鋼およびそれを用いた機械部品
2日前
株式会社不二越
皮膜付き軸受およびこれに用いられるしゅう動皮膜剤
9日前
株式会社不二越
鉄酸化物膜、鉄酸化物膜被覆部材、鉄酸化物膜被覆部材用合金鋼および鉄酸化物膜被覆部材の製造方法
8日前
個人
対話装置
27日前
個人
情報処理装置
27日前
個人
記入設定プラグイン
15日前
個人
検査システム
1日前
個人
情報処理装置
23日前
株式会社サタケ
籾摺・調製設備
今日
個人
不動産売買システム
7日前
個人
情報入力装置
27日前
キヤノン電子株式会社
携帯装置
今日
個人
物価スライド機能付生命保険
27日前
個人
マイホーム非電子入札システム
27日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
今日
サクサ株式会社
中継装置
今日
キヤノン株式会社
情報処理装置
今日
株式会社BONNOU
管理装置
20日前
アスエネ株式会社
排水量管理方法
今日
東洋電装株式会社
操作装置
今日
株式会社ワコム
電子消去具
7日前
サクサ株式会社
カードの制動構造
29日前
キヤノン電子株式会社
名刺管理システム
1日前
東洋電装株式会社
操作装置
今日
株式会社東芝
電子機器
8日前
個人
決済手数料0%のクレジットカード
1か月前
ホシデン株式会社
タッチ入力装置
7日前
株式会社ライト
情報処理装置
20日前
村田機械株式会社
割当補助システム
1か月前
個人
パターン抽出方法及び通信多重化方法
6日前
株式会社JVCケンウッド
管理装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
1か月前
大王製紙株式会社
RFIDタグ
6日前
Sansan株式会社
組織図生成装置
1か月前
株式会社CBE-A
情報処理システム
6日前
続きを見る