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公開番号
2025085276
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-05
出願番号
2023199043
出願日
2023-11-24
発明の名称
蓄電装置
出願人
株式会社GSユアサ
代理人
個人
主分類
H01M
50/242 20210101AFI20250529BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】ハウジングの枠体の側壁の強度向上を図ることができる蓄電装置を提供する。
【解決手段】蓄電装置は、蓄電素子と、蓄電素子を収容するケースと、を備え、ケースは、第一方向に向く第一側壁21と、第一方向と交差する第二方向に向く第二側壁22と、を備え、第一側壁は、第一方向で対向する一対の第一板状部材21aと、一対の第一板状部材を連結し、かつ、第一方向と直交する方向に延びる第一連結部材21bと、を備え、第二側壁は、第二方向で対向する一対の第二板状部材22aと、一対の第二板状部材を連結し、かつ、第二方向と直交する方向に延びる第二連結部材22bと、を備え、第一連結部材及び第二連結部材の少なくとも一方は、第一方向X及び第二方向Yとは異なる方向に延びる。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
蓄電素子と、
前記蓄電素子を収容するケースと、を備え、
前記ケースは、
第一方向に向く第一側壁と、
前記第一方向と交差する第二方向に向く第二側壁と、を備え、
前記第一側壁は、
前記第一方向で対向する一対の第一板状部材と、
前記一対の第一板状部材を連結し、かつ、前記第一方向と直交する方向に延びる第一連結部材と、を備え、
前記第二側壁は、
前記第二方向で対向する一対の第二板状部材と、
前記一対の第二板状部材を連結し、かつ、前記第二方向と直交する方向に延びる第二連結部材と、を備え、
前記第一連結部材及び前記第二連結部材の少なくとも一方は、前記第一方向及び前記第二方向とは異なる方向に延びる
蓄電装置。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記第二連結部材は、前記第一連結部材の延びる方向とは異なる方向に延びる
請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記ケースは、さらに、前記第一方向及び前記第二方向と交差する第三方向に向く、底壁及び上壁の少なくとも一方を備え、
前記底壁及び前記上壁の少なくとも一方は、
前記第三方向で対向する一対の第三板状部材と、
前記一対の第三板状部材を連結し、かつ、前記第三方向と直交する方向に延びる第三連結部材と、を備え、
前記第三連結部材は、前記第一連結部材の延びる方向、及び、前記第二連結部材の延びる方向とは異なる方向に延びる
請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記第一連結部材は、前記第一方向に対して傾いて配置される
請求項1~3のいずれか一項に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記ケースは、さらに、前記第一側壁と前記第一側壁以外の壁とを接続する接続部材を備え、
前記接続部材は、前記一対の第一板状部材の間に形成される空間に配置される
請求項1~3のいずれか一項に記載の蓄電装置。
【請求項6】
前記第一側壁は、さらに、前記一対の第一板状部材の間に形成される空間に配置される充填材を備える
請求項1~3のいずれか一項に記載の蓄電装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数のバッテリセルを有するバッテリモジュールがハウジングに収容されたバッテリパックが開示されている。ハウジングは、バッテリモジュールを囲む枠体を有し、枠体は、車長方向に延びる縦壁部と、車幅方向に延びる横壁部とを含む。縦壁部及び横壁部の各々には、複数の中空部が車高方向に並んで設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2023/008064号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1では、ハウジングの枠体の側壁である縦壁部及び横壁部の各々に、複数の中空部が車高方向に並んで設けられているため、車高方向における強度が弱くなるおそれがある。
【0005】
本発明は、本願発明者が上記課題に新たに着目することによってなされたものであり、強度向上を図ることができる蓄電装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る蓄電装置は、蓄電素子と、前記蓄電素子を収容するケースと、を備え、前記ケースは、第一方向に向く第一側壁と、前記第一方向と交差する第二方向に向く第二側壁と、を備え、前記第一側壁は、前記第一方向で対向する一対の第一板状部材と、前記一対の第一板状部材を連結し、かつ、前記第一方向と直交する方向に延びる第一連結部材と、を備え、前記第二側壁は、前記第二方向で対向する一対の第二板状部材と、前記一対の第二板状部材を連結し、かつ、前記第二方向と直交する方向に延びる第二連結部材と、を備え、前記第一連結部材及び前記第二連結部材の少なくとも一方は、前記第一方向及び前記第二方向とは異なる方向に延びる。
【発明の効果】
【0007】
本発明における蓄電装置によれば、強度向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施の形態に係る蓄電装置の外観を示す斜視図である。
図2は、実施の形態に係る蓄電装置のケースを分解してケース内部を示す斜視図である。
図3は、実施の形態に係る蓄電ユニットを分解した場合の各構成要素を示す分解斜視図である。
図4は、実施の形態に係るケースが備える第一側壁の構成を示す斜視図及び上面図である。
図5は、実施の形態に係るケースが備える各壁部材の構成を示す斜視図、上面図、側面図、及び、正面図である。
図6は、実施の形態の変形例1に係る第一側壁の構成を示す斜視図及び上面図である。
図7は、実施の形態の変形例2に係るケースの構成を示す側面図である。
図8は、実施の形態の変形例3に係る第一側壁の構成を示す上面図である。
図9は、実施の形態の変形例3に係る第一側壁の構成を示す上面図である。
図10は、実施の形態の変形例3に係る第一側壁の構成を示す上面図である。
図11は、実施の形態の変形例4に係る蓄電装置の外観を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(1)本発明の一実施形態に係る蓄電装置は、蓄電素子と、前記蓄電素子を収容するケースと、を備え、前記ケースは、第一方向に向く第一側壁と、前記第一方向と交差する第二方向に向く第二側壁と、を備え、前記第一側壁は、前記第一方向で対向する一対の第一板状部材と、前記一対の第一板状部材を連結し、かつ、前記第一方向と直交する方向に延びる第一連結部材と、を備え、前記第二側壁は、前記第二方向で対向する一対の第二板状部材と、前記一対の第二板状部材を連結し、かつ、前記第二方向と直交する方向に延びる第二連結部材と、を備え、前記第一連結部材及び前記第二連結部材の少なくとも一方は、前記第一方向及び前記第二方向とは異なる方向に延びる。
【0010】
本発明の一実施形態に係る蓄電装置によれば、ケースにおいて、第一方向に向く第一側壁は、第一方向で対向する一対の第一板状部材を連結する第一連結部材を備え、第二方向に向く第二側壁は、第二方向で対向する一対の第二板状部材を連結する第二連結部材を備えている。これにより、第一側壁及び第二側壁によって、第一方向及び第二方向における蓄電装置の強度向上を図ることができる。第一連結部材及び第二連結部材の少なくとも一方は、第一方向及び第二方向とは異なる方向に延びる。これにより、第一連結部材及び第二連結部材の少なくとも一方によって、第一方向及び第二方向とは異なる方向における蓄電装置の強度向上を図ることができる。したがって、多様な方向における蓄電装置の強度向上を図ることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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