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公開番号
2025081940
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-28
出願番号
2023195052
出願日
2023-11-16
発明の名称
半導体装置
出願人
ローム株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01L
23/29 20060101AFI20250521BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】 装置の表面温度の上昇を抑制することが可能な半導体装置を提供する。
【解決手段】 半導体装置A10は、半導体素子10と、半導体素子10を覆う封止樹脂40と、封止樹脂40の少なくとも一部を覆う保護層50とを備える。保護層50は、封止樹脂40の第1方向zの一方側に位置する部分を含む。保護層50の熱伝導率は、封止樹脂40の熱伝導率よりも低い。半導体素子10は、第1方向zの一方側を向く第1面10Aと、第1面10Aの上に設けられた第1電極11とを有する。第1方向zに視て、保護層50は、第1面10Aに重なっている。
【選択図】 図7
特許請求の範囲
【請求項1】
半導体素子と、
前記半導体素子を覆う封止樹脂と、
前記封止樹脂の少なくとも一部を覆う保護層と、を備え、
前記保護層は、前記封止樹脂の第1方向の一方側に位置する部分を含み、
前記保護層の熱伝導率は、前記封止樹脂の熱伝導率よりも低い、半導体装置。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記半導体素子は、前記第1方向の一方側を向く第1面と、前記第1面の上に設けられた第1電極と、を有し、
前記第1方向に視て、前記保護層は、前記第1面に重なっている、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記保護層は、樹脂を含む材料からなる、請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記保護層には、空隙部が設けられている、請求項3に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記保護層は、前記第1方向において前記第1面と同じ側を向く第2面を有し、
前記空隙部は、前記第2面で開口している、請求項4に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記保護層には、前記第1方向に貫通する開口部が設けられている、請求項3に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第1方向に視て、前記開口部は、前記第1面に重なっている、請求項6に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記保護層の前記第1方向の寸法は、前記封止樹脂の前記第1方向の寸法よりも小さい、請求項5に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記封止樹脂は、前記第1方向において前記第1面と同じ側を向く頂面を有し、
前記保護層は、前記頂面の少なくとも一部を覆っている、請求項8に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記封止樹脂は、前記第1方向に対して直交する方向を向く側面を有し、
前記保護層は、前記側面の少なくとも一部を覆っている、請求項9に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、第1半導体素子と、各々が当該第1半導体素子に導通する第1リードおよび第2リードとを備える半導体装置の一例が開示されている。第1半導体素子は、MOSFETなどのスイッチング素子である。第1リードは、第1半導体素子が導電接合されたパッドと、当該パッドに連結された第1端子とを含む。当該半導体装置においては、第1端子および第2リードに直流電圧を印加させ、かつ第1半導体素子を駆動することによって、直流電力を交流電力に変換することができる。
【0003】
特許文献1に開示されている半導体装置は、第1半導体素子を覆う封止樹脂をさらに備える。ここで、当該半導体装置の使用の際、第1半導体素子から熱が発生する。第1半導体素子から発生した熱は、封止樹脂の表面に到達する。第1半導体素子からの発熱量が著しく多い場合、人の指が封止樹脂の表面に接触すると、指の火傷が懸念される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-14490号公報
【0005】
[概要]
本開示は上記事情に鑑み、装置の表面温度の上昇を抑制することが可能な半導体装置を提供することをその課題とする。
【0006】
本開示によって提供される半導体装置は、半導体素子と、前記半導体素子を覆う封止樹脂と、前記封止樹脂の少なくとも一部を覆う保護層とを備える。前記保護層は、前記封止樹脂の第1方向の一方側に位置する部分を含む。前記保護層の熱伝導率は、前記封止樹脂の熱伝導率よりも低い。
【0007】
本開示のその他の特徴および利点は、添付図面に基づき以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置の平面図である。
図2は、図1に対応する平面図であり、保護層の図示を省略しており、かつ封止樹脂を透過している。
図3は、図1に示す半導体装置の底面図である。
図4は、図1に示す半導体装置の正面図である。
図5は、図1に示す半導体装置の左側面図である。
図6は、図2のVI-VI線に沿う断面図である。
図7は、図2のVII-VII線に沿う断面図である。
図8は、図2のVIII-VIII線に沿う断面図である。
図9は、図7の部分拡大図である。
図10は、本開示の第2実施形態に係る半導体装置の断面図であり、図7に対応している。
図11は、図10の部分拡大図であり、封止樹脂の頂面およびその近傍を示している。
図12は、図10の部分拡大図であり、封止樹脂の底面およびその近傍を示している。
図13は、本開示の第3実施形態に係る半導体装置の平面図である。
図14は、図13に示す半導体装置の断面図であり、図7に対応している。
図15は、図13に示す半導体装置の断面図であり、図8に対応している。
図16は、本開示の第4実施形態に係る半導体装置の平面図である。
図17は、図16に示す半導体装置の断面図であり、図7に対応している。
図18は、図16に示す半導体装置の断面図であり、図8に対応している。
図19は、本開示の第5実施形態に係る半導体装置の平面図である。
図20は、図19に示す半導体装置の断面図であり、図7に対応している。
図21は、図19に示す半導体装置の断面図であり、図8に対応している。
図22は、本開示の第6実施形態に係る半導体装置の平面図である。
図23は、図22に示す半導体装置の断面図であり、図7に対応している。
図24は、図22に示す半導体装置の断面図であり、図8に対応している。
図25は、本開示の第7実施形態に係る半導体装置の平面図である。
図26は、図25に対応する平面図であり、保護層の図示を省略しており、かつ封止樹脂を透過している。
図27は、図25に示す半導体装置の底面図である。
図28は、図25に示す半導体装置の正面図である。
図29は、図26のXXIX-XXIX線に沿う断面図である。
図30は、図26のXXX-XXX線に沿う断面図である。
図31は、図26のXXXI-XXXI線に沿う断面図である。
【0009】
[詳細な説明]
本開示の詳細について、添付図面に基づき説明する。
【0010】
〔第1実施形態〕
図1~図9に基づき、本開示の第1実施形態に係る半導体装置A10について説明する。半導体装置A10は、表面実装型のパッケージである。半導体装置A10は、入力電圧に対して等しい電圧を出力する機能を果たすボルテージトラッカである。半導体装置A10は、半導体素子10、第1端子21、第2端子22、第3端子23、第4端子24、第5端子25、接合層29、第1導通部材31、第2導通部材32、第3導通部材33、封止樹脂40および保護層50を備える。ここで、図2は、理解の便宜上、保護層50の図示を省略しており、かつ封止樹脂40を透過している。図2では、透過した封止樹脂40を想像線(二点鎖線)で示している。
(【0011】以降は省略されています)
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