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公開番号2025070031
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023180052
出願日2023-10-19
発明の名称蓄電装置
出願人株式会社GSユアサ
代理人個人
主分類H01M 50/59 20210101AFI20250424BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】短絡を抑制可能な蓄電装置を提供する。
【解決手段】蓄電装置は、蓄電素子と、蓄電素子に電気的に接続される基板82と、基板を収容する収容部とを備え、収容部内には、所定の間隔をあけて配置された一対の通電部であって、第一方向Zに露出された一対の通電部が設けられており、一対の通電部のうち、少なくとも1つの通電部は基板に配置されており、収容部は、間隔内に配置されて、第一方向に突出した突出部172を備え、突出部は、一対の通電部のうち、少なくとも1つの通電部の第一方向の先端部よりも突出している。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
蓄電素子と、
前記蓄電素子に電気的に接続される基板と、
前記基板を収容する収容部とを備え、
前記収容部内には、所定の間隔をあけて配置された一対の通電部であって、第一方向に露出された一対の通電部が設けられており、
前記一対の前記通電部のうち、少なくとも1つの通電部は前記基板に配置されており、
前記収容部は、前記間隔内に配置されて、前記第一方向に突出した突出部を備え、
前記突出部は、前記一対の前記通電部のうち、少なくとも1つの通電部の前記第一方向の先端部よりも突出している、
蓄電装置。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記収容部は、前記基板を支持する基板支持部を備え、
前記突出部は、前記基板支持部に設けられている、
請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記収容部は、前記一対の前記通電部のうち、少なくとも1つの通電部を覆う蓋部材を備え、
前記突出部は、前記蓋部材に設けられている、
請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記突出部は前記基板を貫通している
請求項1~3のいずれか一項に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記突出部は、前記第一方向から見て、前記一対の前記通電部のうち少なくとも1つの通電部の半分以上を囲む、
請求項1~3のいずれか一項に記載の蓄電装置。
【請求項6】
前記一対の前記通電部のうち、少なくとも1つの通電部は、前記第一方向に延びるボルトと、前記ボルトに締め付けられるナットとを備える、
請求項1~3のいずれか一項に記載の蓄電装置。
【請求項7】
前記第一方向に交差する第二方向から見て、前記一対の前記通電部は、前記突出部の内方に収まって配置されている、
請求項1~3のいずれか一項に記載の蓄電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複数のラミネート型セルが筐体内に収容されていて、これらのラミネート型セルが、スタッドボルトで第1バスバー及び第2バスバーに接続された二次電池パックが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-111512号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の蓄電装置の製造時において、作業者の手からスタッドボルトが脱落して、スタッドボルトが通電部に干渉し、通電部を短絡させてしまうおそれがある。
【0005】
本発明は、短絡を抑制可能な蓄電装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る蓄電装置は、蓄電素子と、前記蓄電素子に電気的に接続される基板と、前記基板を収容する収容部とを備え、前記収容部内には、所定の間隔をあけて配置された一対の通電部であって、第一方向に露出された一対の通電部が設けられており、前記一対の前記通電部のうち、少なくとも1つの通電部は前記基板に配置されており、前記収容部は、前記間隔内に配置されて、前記第一方向に突出した突出部を備え、前記突出部は、前記一対の前記通電部のうち、少なくとも1つの通電部の前記所定方向の先端部よりも突出している。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、短絡を抑制可能な蓄電装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施の形態に係る蓄電装置の外観を示す斜視図である。
図2は、実施の形態に係る蓄電装置を分解した場合の各構成要素を示す分解斜視図である。
図3は、実施の形態に係る収容部の内部構造を示す分解斜視図である。
図4は、実施の形態に係る一対の第一通電部を示す斜視図である。
図5は、実施の形態に係る一対の第一通電部を示す上面図である。
図6は、実施の形態に係る突出部を示す断面図である。
図7は、実施の形態に係る突出部を有する蓋部材を示す斜視図である。
図8は、変形例1に係る突出部を示す断面斜視図である。
図9は、変形例1に係る突出部を示す上面図である。
図10は、変形例2に係る突出部を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(1)発明の一態様に係る蓄電装置は、蓄電素子と、前記蓄電素子に電気的に接続される基板と、前記基板を収容する収容部とを備え、前記収容部内には、所定の間隔をあけて配置された一対の通電部であって、第一方向に露出された一対の通電部が設けられており、前記一対の前記通電部のうち、少なくとも1つの通電部は前記基板に配置されており、前記収容部は、前記間隔内に配置されて、前記第一方向に突出した突出部を備え、前記突出部は、前記一対の前記通電部のうち、少なくとも1つの通電部の前記第一方向の先端部よりも突出している。
【0010】
上記(1)に記載の蓄電装置によれば、一対の通電部の間(所定の間隔)には、少なくとも1つの通電部の先端部よりも第一方向に突出した突出部が設けられているので、一対の通電部の間に導電部材(例えばボルト、ナットなど)が侵入しそうになっても、突出部でその侵入を遮ることができる。これにより、導電部材を起因とした一対の通電部間の短絡を抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

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