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公開番号
2025073797
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023184869
出願日
2023-10-27
発明の名称
充電システム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
H01M
10/633 20140101AFI20250502BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】不十分な充電の発生を抑制することができる充電システムを提供する。
【解決手段】充電システム10は、充電対象である第一の蓄電池31を充電するための充電システムであって、前記第一の蓄電池31を充電するための電力を蓄えた第二の蓄電池100と、前記第一の蓄電池31に対して必要な充電量である必要量を受信する通信部106と、前記第二の蓄電池の温度を測定する温度センサ104と、前記第二の蓄電池100の温度を調節する温調ユニット105と、前記温度センサ104によって検出された温度と前記第二の蓄電池100の電池残量とを用いて特定される前記第二の蓄電池100の放電可能量が、前記必要量よりも少ない場合、前記温調ユニット105によって前記第二の蓄電池100の温度を上昇させる制御部107とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
充電対象である第一の蓄電池を充電するための充電システムであって、
前記第一の蓄電池を充電するための電力を蓄えた第二の蓄電池と、
前記第一の蓄電池に対して必要な充電量である必要量を受信する通信部と、
前記第二の蓄電池の温度を測定する温度センサと、
前記第二の蓄電池の温度を調節する温調ユニットと、
前記温度センサによって検出された温度と前記第二の蓄電池の電池残量とを用いて特定される前記第二の蓄電池の放電可能量が、前記必要量よりも少ない場合、前記温調ユニットによって前記第二の蓄電池の温度を上昇させる制御部と
を有する充電システム。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記第一の蓄電池の充電開始タイミングまでに、前記第二の蓄電池の放電可能量が前記必要量以上となる温度に前記第二の蓄電池の温度がならない場合、交流電源からの電力供給により前記第一の蓄電池を充電する
請求項1に記載の充電システム。
【請求項3】
前記制御部は、前記第二の蓄電池の放電可能量が前記必要量以上となる温度に前記第二の蓄電池の温度がなった場合、前記交流電源からの電力供給による前記第一の蓄電池の充電から、前記第二の蓄電池からの電力供給による前記第一の蓄電池の充電へと切り替える
請求項2に記載の充電システム。
【請求項4】
前記第一の蓄電池は、車両に搭載されており、
前記通信部は、さらに前記車両の位置情報を受信し、
前記制御部は、前記位置情報に基づいて前記充電開始タイミングを推定する
請求項2または3に記載の充電システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は充電システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
蓄電池を搭載した電気自動車などの普及を背景に、蓄電池の充電に関する様々な技術の提供が求められている。これに関し、例えば、特許文献1は、出力密度が高い蓄電池とエネルギー密度が高い蓄電池とを備える急速充電装置を用いて、充電対象である蓄電池の急速充電を行う技術について開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-034554号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された技術では、充電対象である蓄電池に給電する蓄電池の温度の管理が行われていない。このため、給電する蓄電池の温度が低い状態で当該蓄電池からの放電が行われる可能性があり、その場合、十分な放電ができず、必要な充電量を確保することができない恐れがある。
【0005】
本開示は、上記した事情を背景としてなされたものであり、不十分な充電の発生を抑制することができる充電システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための本開示の一態様は、充電対象である第一の蓄電池を充電するための充電システムであって、前記第一の蓄電池を充電するための電力を蓄えた第二の蓄電池と、前記第一の蓄電池に対して必要な充電量である必要量を受信する通信部と、前記第二の蓄電池の温度を測定する温度センサと、前記第二の蓄電池の温度を調節する温調ユニットと、前記温度センサによって検出された温度と前記第二の蓄電池の電池残量とを用いて特定される前記第二の蓄電池の放電可能量が、前記必要量よりも少ない場合、前記温調ユニットによって前記第二の蓄電池の温度を上昇させる制御部とを有する充電システムである。
【0007】
上記の一態様において、前記制御部は、前記第一の蓄電池の充電開始タイミングまでに、前記第二の蓄電池の放電可能量が前記必要量以上となる温度に前記第二の蓄電池の温度がならない場合、交流電源からの電力供給により前記第一の蓄電池を充電してもよい。
【0008】
上記の一態様において、前記制御部は、前記第二の蓄電池の放電可能量が前記必要量以上となる温度に前記第二の蓄電池の温度がなった場合、前記交流電源からの電力供給による前記第一の蓄電池の充電から、前記第二の蓄電池からの電力供給による前記第一の蓄電池の充電へと切り替えてもよい。
【0009】
上記の一態様において、前記第一の蓄電池は、車両に搭載されており、前記通信部は、さらに前記車両の位置情報を受信し、前記制御部は、前記位置情報に基づいて前記充電開始タイミングを推定してもよい。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、不十分な充電の発生を抑制することができる充電システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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