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公開番号
2025075887
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023187345
出願日
2023-11-01
発明の名称
二次電池セルの製造方法
出願人
APB株式会社
代理人
主分類
H01M
10/0585 20100101AFI20250508BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】製造の効率化を図ることが可能な二次電池セルの製造方法を提供する。
【解決手段】正極集電体と、正極組成物層と、セパレータと、負極組成物層と、負極集電体とを順に含み、正極集電体側となる第1面と、負極集電体側となる第2面とを有する積層体を準備する準備工程と、第1溝を第1面側に形成することにより正極集電体及び正極組成物層を所定形状に切断し、かつ、第1溝とはセパレータを挟んで反対側に位置する第2溝を第2面側に形成することにより負極集電体及び負極組成物層を所定形状に切断する第1切断工程と、第1溝の両側面及び第2溝の両側面に封止材料を塗布する塗布工程と、第1溝及び第2溝の底面にてセパレータを切断する第2切断工程とを備える二次電池セルの製造方法。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
正極集電体と、正極組成物層と、セパレータと、負極組成物層と、負極集電体とを順に含み、前記正極集電体側となる第1面と、前記負極集電体側となる第2面とを有する積層体を準備する準備工程と、
第1溝を前記第1面側に形成することにより前記正極集電体及び前記正極組成物層を所定形状に切断し、かつ、前記第1溝とは前記セパレータを挟んで反対側に位置する第2溝を前記第2面側に形成することにより前記負極集電体及び前記負極組成物層を所定形状に切断する第1切断工程と、
前記第1溝の両側面及び前記第2溝の両側面に封止材料を塗布する塗布工程と、
前記第1溝及び前記第2溝の底面にて前記セパレータを切断する第2切断工程と
を備える二次電池セルの製造方法。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
前記塗布工程後、前記第2切断工程前において、前記第1溝及び前記第2溝の底面の異物を粘着する粘着工程をさらに備える請求項1に記載の二次電池セルの製造方法。
【請求項3】
前記塗布工程後、前記第2切断工程前において、前記セパレータを前記第1溝及び前記第2溝の幅方向に伸張する伸張工程をさらに備える請求項1に記載の二次電池セルの製造方法。
【請求項4】
前記塗布工程では、前記第1溝及び前記第2溝の底面にも前記封止材料を塗布する請求項1に記載の二次電池セルの製造方法。
【請求項5】
前記第1切断工程は、
一対の第1固定具により前記第1面側及び前記第2面側から前記積層体を挟み、かつ、前記第1固定具から離れた位置にて一対の第2固定具により前記第1面側及び前記第2面側から前記積層体を挟むことにより、前記積層体を固定する固定工程と、
前記第1面側の前記第1固定具と前記第2固定具の間の隙間下に位置する前記正極集電体及び前正極組成物層を除去し、かつ、前記第2面側の前記第1固定具と前記第2固定具の間の隙間下に位置する前記負極集電体及び前記負極組成物層を除去することにより、前記第1溝及び前記第2溝を形成する除去工程と
を備える請求項1に記載の二次電池セルの製造方法。
【請求項6】
前記固定工程後、前記除去工程前において、前記第1面側の前記第1固定具と前記第2固定具の間の隙間下に位置する前記正極集電体を所定幅に切断し、かつ、前記第2面側の前記第1固定具と前記第2固定具の間の隙間下に位置する前記負極集電体を所定幅に切断する集電体切断工程をさらに備える請求項5に記載の二次電池セルの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、二次電池セルの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
スマートフォン、パーソナルコンピューター、電気自動車、ハイブリッド自動車、載置用蓄電用途など様々な技術分野で、繰り返し充放電可能なリチウムイオン二次電池などの二次電池が多用されている。例えば、リチウムイオン二次電池は、正極と、負極と、枠体と、がセパレータを介して積層された電池セルを有する。
【0003】
係る二次電池において、枠体を含む電池構造体が連続的に構成された状態の被切断体があり、被切断体の枠体の位置に刃を入れ、電池構造体毎に区切るように切断して、1つの電池構造体(電池セル)を得る製造方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示された製造方法は、被切断体を形成するにあたり製造ライン進行方向前後で枠体と電極とを交互に配置していくため、電極の前後には枠体を配置するスペース(場所)の確保が必要であり、そのスペースの分だけ製造ライン上に載る電池構造体の製造数が減少する可能性があるため、製造の効率化の観点で改善の余地があると言える。枠体の配置スペースを狭くすることにより、電池構造体の製造数の減少を抑制する方法も考えられるが、このように枠体の配置スペースを狭くすると、枠体と電極の形成位置を高精度に調整する必要性が生じ、二次電池セルの製造自体が困難となる虞がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6633866号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、以上のような従来技術の課題を解決する為になされたものである。すなわち本発明の目的は、製造の効率化を図ることが可能な二次電池セルの製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、正極集電体と、正極組成物層と、セパレータと、負極組成物層と、負極集電体とを順に含み、正極集電体側となる第1面と、負極集電体側となる第2面とを有する積層体を準備する準備工程と、第1溝を第1面側に形成することにより正極集電体及び正極組成物層を所定形状に切断し、かつ、第1溝とはセパレータを挟んで反対側に位置する第2溝を第2面側に形成することにより負極集電体及び負極組成物層を所定形状に切断する第1切断工程と、第1溝の両側面及び第2溝の両側面に封止材料を塗布する塗布工程と、第1溝及び第2溝の底面にてセパレータを切断する第2切断工程とを備える二次電池セルの製造方法である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、製造の効率化を図ることが可能な二次電池セルの製造方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態である二次電池セルの製造方法で製造される二次電池セルを模式的に示した断面図である。
本発明の実施形態である二次電池セルの製造方法を模式的に示した概略斜視図である。
本発明の実施形態である二次電池セルの製造方法の各工程を模式的に示した断面図である。
本発明の実施形態である二次電池セルの製造方法の変形例を模式的に示した断面図である。
本発明の実施形態である二次電池セルの製造方法の変形例を模式的に示した断面図である。
本発明の実施形態である二次電池セルの製造方法の変形例を模式的に示した断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
なお、本明細書において、「及び/又は」とは、少なくとも一方を意味し、例えば、「X及び/又はY」の場合、Xのみ、Yのみ、X及びYの三通りを意味するものである。
(【0011】以降は省略されています)
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