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公開番号
2025077847
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023190344
出願日
2023-11-07
発明の名称
電源装置の監視方法、電源装置の監視プログラム、情報処理装置および電源装置監視システム
出願人
株式会社GSユアサ
代理人
個人
,
個人
主分類
H02J
13/00 20060101AFI20250512BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】電源装置の操作ミスや設定ミスに起因する異常に対する対処を支援する電源装置の監視方法を提供すること。
【解決手段】電源装置30の監視方法は、受電端子311と、出力端子315と、蓄電池33と、電力変換器32とを備える電源装置30から、前記蓄電池33の動作状態を取得し、入力電圧と、変換器出力電圧および変換器出力電流とを取得する。蓄電池33が放電しており、前記入力電圧が正常であり、前記変換器出力電圧が正常ではない場合、変換器入力ブレーカーがオフ状態である可能性を示す情報を出力する。蓄電池33が放電しており、前記入力電圧と前記変換器出力電圧とが正常であり、前記変換器出力電流が正常ではない場合、前記電力変換器32と前記出力端子315との間に配置された変換器出力ブレーカー352がオフ状態である可能性を示す情報を出力する処理をコンピュータが実行する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
受電端子と、出力端子と、前記受電端子に電力が供給されない場合に前記出力端子に電力を供給する蓄電池と、前記受電端子を介して供給された電力を変換して前記出力端子に供給する電力変換器とを備える電源装置から、前記蓄電池の動作状態を取得し、
前記受電端子に入力される入力電圧と、前記電力変換器から出力される変換器出力電圧および変換器出力電流とを取得し、
前記蓄電池が放電しており、前記入力電圧が正常であり、前記変換器出力電圧が正常ではない場合、前記受電端子と前記電力変換器との間に配置された変換器入力ブレーカーがオフ状態である可能性を示す入力ブレーカーオフ情報を出力し、
前記蓄電池が放電しており、前記入力電圧と前記変換器出力電圧とが正常であり、前記変換器出力電流が正常ではない場合、前記電力変換器と前記出力端子との間に配置された変換器出力ブレーカーがオフ状態である可能性を示す出力ブレーカーオフ情報を出力する
処理をコンピュータが実行する電源装置の監視方法。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記蓄電池が放電しており、前記入力電圧と前記変換器出力電圧と前記変換器出力電流とが正常である場合、
前記出力端子に接続された負荷の消費電力が過大である可能性を示す過負荷情報を出力する
請求項1に記載の電源装置の監視方法。
【請求項3】
前記入力ブレーカーオフ情報を出力した後、所定の時間が経過した後に前記蓄電池が放電している場合、前記入力ブレーカーオフ情報を再度出力し、
前記出力ブレーカーオフ情報を出力した後、所定の時間が経過した後に前記蓄電池が放電している場合、前記出力ブレーカーオフ情報を再度出力する
請求項1に記載の電源装置の監視方法。
【請求項4】
前記入力ブレーカーオフ情報、または、前記出力ブレーカーオフ情報を出力した後、所定の時間が経過した後に前記蓄電池の動作状態を取得し、
前記蓄電池が放電していない場合、処理を終了し、
前記蓄電池が放電している場合、
前記入力電圧と、前記変換器出力電圧と、前記変換器出力電流とを取得し、
前記入力電圧が正常であり、前記変換器出力電圧が正常ではない場合、前記入力ブレーカーオフ情報を出力し、
前記入力電圧と前記変換器出力電圧とが正常であり、前記変換器出力電流が正常ではない場合、前記出力ブレーカーオフ情報を出力する
請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の電源装置の監視方法。
【請求項5】
受電端子と、出力端子と、前記受電端子に電力が供給されない場合に前記出力端子に電力を供給する蓄電池と、前記受電端子を介して供給された電力を変換して前記出力端子に供給する電力変換器とを備える電源装置から、前記蓄電池の動作状態を取得し、
前記受電端子に入力される入力電圧と、前記電力変換器から出力される変換器出力電圧および変換器出力電流とを取得し、
前記蓄電池が放電しており、前記入力電圧が正常であり、前記変換器出力電圧が正常ではない場合、前記受電端子と前記電力変換器との間に配置された変換器入力ブレーカーがオフ状態である可能性を示す入力ブレーカーオフ情報を出力し、
前記蓄電池が放電しており、前記入力電圧と前記変換器出力電圧とが正常であり、前記変換器出力電流が正常ではない場合、前記電力変換器と前記出力端子との間に配置された変換器出力ブレーカーがオフ状態である可能性を示す出力ブレーカーオフ情報を出力する
処理をコンピュータに実行させる電源装置の監視プログラム。
【請求項6】
制御部を備える情報処理装置であって、
前記制御部は、
受電端子と、出力端子と、前記受電端子に電力が供給されない場合に前記出力端子に電力を供給する蓄電池と、前記受電端子を介して供給された電力を変換して前記出力端子に供給する電力変換器とを備える電源装置から、ネットワークを介して前記蓄電池の動作状態を取得し、
前記受電端子に入力される入力電圧と、前記電力変換器から出力される変換器出力電圧および変換器出力電流とをネットワークを介して取得し、
前記蓄電池が放電しており、前記入力電圧が正常であり、前記変換器出力電圧が正常ではない場合、前記受電端子と前記電力変換器との間に配置された変換器入力ブレーカーがオフ状態である可能性を示す入力ブレーカーオフ情報を出力し、
前記蓄電池が放電しており、前記入力電圧と前記変換器出力電圧とが正常であり、前記変換器出力電流が正常ではない場合、前記電力変換器と前記出力端子との間に配置された変換器出力ブレーカーがオフ状態である可能性を示す出力ブレーカーオフ情報を出力する
情報処理装置。
【請求項7】
情報処理装置と、前記情報処理装置にネットワークを介して接続された電源装置とを備える電源装置監視システムであって、
前記電源装置は、
受電端子と、
出力端子と、
前記受電端子から電力が供給されない場合に前記出力端子に電力を供給する蓄電池と、
前記受電端子を介して供給された電力を変換して前記出力端子に供給する電力変換器とを備え、
前記情報処理装置は、制御部を備え、
前記制御部は、
前記電源装置から、ネットワークを介して前記蓄電池の動作状態を取得し、
前記受電端子に入力される入力電圧と、前記電力変換器から出力される変換器出力電圧および変換器出力電流とをネットワークを介して取得し、
前記蓄電池が放電しており、前記入力電圧が正常であり、前記変換器出力電圧が正常ではない場合、前記受電端子と前記電力変換器との間に配置された変換器入力ブレーカーがオフ状態である可能性を示す入力ブレーカーオフ情報を出力し、
前記蓄電池が放電しており、前記入力電圧と前記変換器出力電圧とが正常であり、前記変換器出力電流が正常ではない場合、前記電力変換器と前記出力端子との間に配置された変換器出力ブレーカーがオフ状態である可能性を示す出力ブレーカーオフ情報を出力する
電源装置監視システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電源装置の監視方法、電源装置の監視プログラム、情報処理装置および電源装置監視システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
電源装置を保守する保守要員が、携帯情報端末を用いて電源装置の管理情報を確認できる保守運用システムが提案されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-201331号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の保守運用システムでは、電源装置の、保守作業中等に生じた操作ミスや設定ミスに起因する異常に対する対処を支援できない。
【0005】
本発明の一つの側面では、電源装置の操作ミスや設定ミスに起因する異常に対する対処を支援できる電源装置の監視方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
電源装置の監視方法は、受電端子と、出力端子と、前記受電端子に正常な電力が供給されない場合に前記出力端子に電力を供給する蓄電池と、前記受電端子を介して供給された電力を変換して前記出力端子に供給する電力変換器とを備える電源装置から、前記蓄電池の動作状態を取得し、前記受電端子に入力される入力電圧と、前記電力変換器から出力される変換器出力電圧および変換器出力電流とを取得し、前記蓄電池が放電しており、前記入力電圧が正常であり、前記変換器出力電圧が正常ではない場合、前記受電端子と前記電力変換器との間に配置された変換器入力ブレーカーがオフ状態である可能性を示す入力ブレーカーオフ情報を出力し、前記蓄電池が放電しており、前記入力電圧と前記変換器出力電圧とが正常であり、前記変換器出力電流が正常ではない場合、前記電力変換器と前記出力端子との間に配置された変換器出力ブレーカーがオフ状態である可能性を示す出力ブレーカーオフ情報を出力する処理をコンピュータが実行する。
ここで、蓄電池の動作状態、入力電圧、変換器出力電圧、および変換器出力電流の取得は、ネットワークを介した通信により行われてもよいし、オンサイト(電源装置が設置されている現場)で行われてもよい。
【発明の効果】
【0007】
上記構成によれば、電源装置の操作ミスや設定ミスに起因する異常に対する対処を支援できる。例えば、保守作業ミスによって意図せず蓄電池が放電していることの早期検出を促すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
電源装置監視システムの構成を説明する図である。
通常時の電源装置の状態を説明する図である。
停電時の電源装置の状態を説明する図である。
保守作業中の電源装置の状態を説明する図である。
作業ミスがある場合の電源装置の状態を説明する図である。
作業ミスがある場合の電源装置の状態を説明する図である。
作業ミスがある場合の電源装置の状態を説明する図である。
過負荷である場合の電源装置の状態を説明する図である。
プログラムの処理の流れを説明するフローチャートである。
変形例2のプログラムの処理の流れを説明するフローチャートである。
学習モデルを説明する図である。
実施の形態2のプログラムの処理の流れを説明するフローチャートである。
実施の形態3の電源装置監視システムの構成を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を説明するが、本発明はこれら実施の形態に限定されない。
[実施の形態1]
図1は、電源装置監視システム10の構成を説明する図である。電源装置監視システム10は、事業所83に設置された電源装置30を遠隔監視する。電源装置監視システム10は、情報処理装置20を含む。
【0010】
電源装置30は、事業所83内に設置された受電設備85が、電力系統から受電した電力(例えば、発電所89から送電網を介して受電した電力)を、様々な負荷86に給電する。負荷86は、たとえば、生産設備、情報処理システム、空調設備、照明設備、防災設備等の、電力を消費する設備である。負荷86のなかには、動作停止するには所定の手順を踏む必要があり、停電により電力供給が突然停止した場合には破損等の異常を発生するものがある。負荷86のうち、避難誘導灯等の防災設備は、停電の発生後、安全確保のために所定の時間は確実に動作する必要がある。
(【0011】以降は省略されています)
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