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公開番号
2025073451
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023184261
出願日
2023-10-26
発明の名称
電気機器
出願人
株式会社デンソー
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02M
7/48 20070101AFI20250502BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】素子が温度上昇することが抑制された電気機器を提供する。
【解決手段】電気機器は、電源バスバーと、コンデンサ100A、100Bと、金属筐体120と、放熱部材131、132と、を備える。電源バスバーは電源と電気部品とを接続する。コンデンサは電源バスバーに接続されるとともにグラウンドに接続する。金属筐体はコンデンサが固定されてグラウンドに接続される底を有する。放熱部材は、絶縁性を有し、空気よりも熱伝導率が高い性質を有する。コンデンサは、素子31、32、33、41、42、43と、コンデンサバスバー30、40を有する。コンデンサバスバーは、第1バスバー50、60と、第2バスバー70、80と、固定バスバー55、65と、を有する。第1バスバーは素子と電源バスバーとをつなぐ。第2バスバーは素子とグラウンドとをつなぐ。固定バスバーは底に固定される。固定バスバーと底との間に放熱部材が設けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
電源(2)と電気部品(11、20)に接続される電源バスバー(140、150)と、
前記電源バスバーに接続されるとともにグラウンド(90A、90B)に接続されるコンデンサ(100A、100B)と、
前記コンデンサが固定されるとともに前記グラウンドに接続される底(110)を有する金属筐体(120)と、
絶縁性を有し、空気よりも熱伝導率が高い放熱部材(131、132)と、を備え、
前記コンデンサは、
素子(31、32、33、41、42、43)と、
前記素子と前記電源バスバーとをつなぐ第1バスバー(50、60)と、前記素子と前記グラウンドとをつなぐ第2バスバー(70、80)と、前記第1バスバーまたは前記第2バスバーから前記底に向かって延びて、前記底に固定される固定バスバー(55、65)と、を含むコンデンサバスバー(30、40)を有し、
前記固定バスバーと前記底の間に前記放熱部材が設けられている電気機器。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第1バスバーは前記電源バスバーから遠ざかる一方向(X)に延び、
前記第1バスバーにおける、前記電源バスバーとの接続部分と、前記素子との接続部分との間に、前記固定バスバーが設けられている請求項1に記載の電気機器。
【請求項3】
前記素子を複数有し、
前記一方向に関して複数の前記素子が並び、
複数の前記素子が前記第1バスバーと前記第2バスバーの間ではんだ(34、35、44、45)を介して並列接続されている請求項2に記載の電気機器。
【請求項4】
複数の前記素子は前記第1バスバーおよび前記第2バスバーよりも前記底の近くに配置され、
前記素子は、
前記第1バスバーにはんだ接続される一端リード(31A、32A、33A、41A、42A、43A)と、
前記第2バスバーにはんだ接続される他端リード(31B、32B、33B、41B、42B、43B)と、を有し、
前記一端リードおよび前記他端リードが延びる方向と、前記固定バスバーが延びる方向とが同一である請求項3に記載の電気機器。
【請求項5】
前記底に少なくとも前記コンデンサを冷却する冷媒が流れている請求項1~4のいずれか1項に記載の電気機器。
【請求項6】
前記コンデンサバスバーの板厚が、前記電源バスバーの板厚よりも薄い請求項1~4のいずれか1項に記載の電気機器。
【請求項7】
前記第1バスバーは、一端が前記電源バスバーに接続され前記一方向に延びる第1延長部(51、61)と、前記第1延長部から延びて前記一端リードに接続される第2延長部(52、53、54、62、63、64)と、を有し、
前記第2バスバーは、一端が前記グラウンドに接続され前記一方向に延びる第3延長部(71、81)と、前記第3延長部から延びて前記他端リードに接続される第4延長部(72、73、74、82、83、84)と、を有する請求項4に記載の電気機器。
【請求項8】
前記コンデンサバスバーは、
前記電源の正極に接続される正極側コンデンサバスバー(30)と、前記電源の負極に接続される負極側コンデンサバスバー(40)と、を有し、
前記正極側コンデンサバスバーの前記第4延長部と、前記負極側コンデンサバスバーの前記第4延長部は別体で、それぞれ対応する前記グラウンドに接続されている請求項7に記載の電気機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に記載の開示は、電気機器に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1の樹脂モールド型コンデンサは、ケースと、ケースに収容されるコンデンサ素子と、コンデンサ素子に取り付けられるバスバーと、コンデンサ素子とバスバーとを包む樹脂部材と、樹脂部材の内部から樹脂部材の外部に延びる放熱部材を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-191805号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の構成によれば、コンデンサ素子やバスバーに伝熱される熱を、樹脂部材と放熱部材を介して外部に伝熱することができる。しかしながら樹脂部材の分、熱を効率的に放熱部材に放熱することができなかった。樹脂部材に熱がこもることでコンデンサ素子が温度上昇する虞があった。
【0005】
本開示の目的は、素子の温度上昇が抑制された電気機器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様による電気機器は、
電源(2)と電気部品(11、20)に接続される電源バスバー(140、150)と、
電源バスバーに接続されるとともにグラウンド(90A、90B)に接続されるコンデンサ(100A、100B)と、
コンデンサが固定されるとともにグラウンドに接続される底(110)を有する金属筐体(120)と、
絶縁性を有し、空気よりも熱伝導率が高い放熱部材(131、132)と、を備え、
コンデンサは、
素子(31、32、33、41、42、43)と、
素子と電源バスバーとをつなぐ第1バスバー(50、60)と、素子とグラウンドとをつなぐ第2バスバー(70、80)と、第1バスバーまたは第2バスバーから底に向かって延びて、底に固定される固定バスバー(55、65)と、を含むコンデンサバスバー(30、40)を有し、
固定バスバーと底の間に放熱部材が設けられている。
【0007】
これによれば、電源バスバー(140、150)の通電に伴って発生する熱が固定バスバー(55、65)と放熱部材(131、132)を介して底(110)に伝熱される。それに伴い素子(31、32、33、41、42、43)に熱が伝熱されることが抑制される。素子の温度上昇を抑制できる。
【0008】
なお、上記の括弧内の参照番号は、後述の実施形態に記載の構成との対応関係を示すものに過ぎず、技術的範囲を何ら制限するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0009】
電気機器の電気回路図である。
電気機器の側面図である。
電気機器を裏面から見た平面図である。
図3のIV―IV線に沿う断面図である。
図3のV―V線に沿う断面図である。
図3のVI―VI線に沿う断面図である。
図3のVII―VII線に沿う断面図である。
第2実施形態における電気機器を裏面から見た平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら本開示を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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