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公開番号
2025097636
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-01
出願番号
2023213938
出願日
2023-12-19
発明の名称
発音器
出願人
株式会社デンソーエレクトロニクス
代理人
弁理士法人ゆうあい特許事務所
主分類
H04R
1/00 20060101AFI20250624BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】発音体に水が付着することを抑制する発音器を提供する。
【解決手段】発音器において、隔壁22は、貫通孔を囲み、カバー3側に突出した枠状の開口立壁231を有し、開口立壁231は、貫通孔側と反対側の部分に段差面としての土台面232を有し、土台面232より突出方向の先端部側の部分を開口先端部233とすると、開口先端部233のみにスリット234が形成されており、スリット234を、開口立壁231のうち、被接続部に接続された際に天地方向の地側となり得る部分に形成する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
発音器であって、
貫通孔(23)が形成された隔壁(22)を有するベース筒部(21)と、前記ベース筒部に備えられ、前記ベース筒部側と反対側に突き出すコネクタ(27)とを含む筐体(1)と、
前記貫通孔を閉塞するように前記筐体の内部に配置される発音体(6)と、
前記発音体と対向する状態で前記筐体の内部に配置された遮蔽板(24)と、
前記遮蔽板を挟んで前記発音体と反対側に配置され、前記ベース筒部の一端部側の開口部に備えられると共に、前記遮蔽板と対向する位置に放音孔(84)が形成されたカバー(3)と、を備え、
前記隔壁は、前記貫通孔を囲み、前記カバー側に突出した枠状の開口立壁(231)を有し、
前記開口立壁は、前記貫通孔側と反対側の部分に段差面としての土台面(232)を有し、前記土台面より突出方向の先端部側の部分を開口先端部(233)とすると、前記開口先端部のみにスリット(234)が形成されており、
前記スリットは、前記開口立壁のうち、前記コネクタが被接続部に接続された際に天地方向(Db)の地側となり得る部分に形成されている発音器。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記カバーは、前記開口立壁と対向する部分よりも外縁部側に、前記ベース筒部の隔壁側に向かって突出した枠状のリブ部(33)を有し、
前記リブ部は、突出方向における先端面(33a)が、前記土台面よりも前記カバーと反対側に位置している請求項1に記載の発音器。
【請求項3】
前記リブ部は、前記コネクタが前記被接続部に接続された際に天地方向の地側となり得る部分に、前記リブ部を分断するスリット(331)、および前記リブ部の内周面(332a)が前記リブ部の突出方向の先端面に向かって外側に広がる形状とされたスロープ部(332)の少なくとも一方が形成されている請求項2に記載の発音器。
【請求項4】
前記リブ部は、少なくとも前記スリットが形成され、
前記スリットは、前記被接続部に接続された際に天地方向の天側となり得る部分と異なる部分のみに形成されている請求項3に記載の発音器。
【請求項5】
前記遮蔽板は、支持柱(244)を介して前記開口立壁と繋がっており、
前記支持柱は、前記カバー側の部分に、相対する側面の間隔が底部側に向かって狭くなるテーパ状の溝部(245)が形成されている請求項1に記載の発音器。
【請求項6】
前記遮蔽板は、支持柱(244)を介して前記開口立壁と繋がっており、
前記支持柱は、前記カバー側と反対側の部分に、前記カバー側と反対側に向かって突出し、相対する側面の間隔が突出方向の先端部に向かって狭くなるテーパ状の凸部(246)が形成されている請求項1に記載の発音器。
【請求項7】
前記支持柱は、前記開口立壁のうちの前記スリットが形成される部分と異なる部分と繋がっている請求項5または6に記載の発音器。
【請求項8】
前記開口立壁のスリットは、前記開口立壁のうちの前記支持柱と繋がる部分を挟むように形成されている請求項7に記載の発音器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、発音器に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、例えば、特許文献1には、車両用警報器や車両用接近通報装置等に用いられる車両用の発音器が提案されている。具体的には、この発音器では、ベース筒部の内部に備えられている隔壁に貫通孔が形成され、貫通孔を閉塞するように発音体が配置されている。また、ベース筒部には、一方の開口部に、音を放出する放音孔が形成されたカバーが備えられている。さらに、ベース筒部には、ベース筒部の外周面から外側に突出して外部の被接続部と接続されるコネクタが備えられている。
【0003】
また、この発音器では、隔壁のうちの貫通孔の周囲に位置する部分に、カバー側に突出した枠状の立壁が形成されている。そして、この立壁には、コネクタ側に位置する部分にスリットが形成されている。
【0004】
このような発音器は、コネクタが天地方向における地側となるように配置されて用いられる。そして、このような発音器は、立壁内に水が浸入した場合、当該水をスリットから排出し、発音体に水が付着することを抑制できるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2012-236520号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記のような発音器は、搭載角度が変わった場合(すなわち、コネクタが地側となるように用いられなかった場合)、立壁内に侵入した水を排出できず、発音体に水が付着する可能性がある。また、上記のような発音器では、スリットを形成することによって立壁内の水を排出できるようにしているが、搭載角度が変わった場合、スリットを形成することでスリットから立壁内に水が浸入し、発音体に水が付着する可能性がある。そして、現状では、さらに発音体に水が付着することを抑制できる発音体が望まれている。
【0007】
本開示は、発音体に水が付着することを抑制できる発音器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の1つの観点によれば、発音器であって、貫通孔(23)が形成された隔壁(22)を有するベース筒部(21)と、ベース筒部に備えられ、ベース筒部側と反対側に突き出すコネクタ(27)とを含む筐体(1)と、貫通孔を閉塞するように筐体の内部に配置される発音体(6)と、発音体と対向する状態で筐体の内部に配置された遮蔽板(24)と、遮蔽板を挟んで発音体と反対側に配置され、ベース筒部の一端部側の開口部に備えられると共に、遮蔽板と対向する位置に放音孔(84)が形成されたカバー(3)と、を備え、隔壁は、貫通孔を囲み、カバー側に突出した枠状の開口立壁(231)を有し、開口立壁は、貫通孔側と反対側の部分に段差面としての土台面(232)を有し、土台面より突出方向の先端部側の部分を開口先端部(233)とすると、開口先端部のみにスリット(234)が形成されており、スリットは、開口立壁のうち、コネクタが被接続部に接続された際に天地方向(Db)の地側となり得る部分に形成されている。
【0009】
これによれば、開口立壁には、地側となり得る部分であって、土台面より突出方向の先端部側の開口先端部にスリットが形成されている。このため、開口立壁内に侵入した水を排出し易く、開口立壁の外側から水が浸入することを抑制できる。したがって、発音体に水が付着することを抑制できる。
【0010】
なお、各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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