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公開番号
2025109472
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-25
出願番号
2024003383
出願日
2024-01-12
発明の名称
点灯制御装置
出願人
株式会社デンソーエレクトロニクス
代理人
弁理士法人ゆうあい特許事務所
主分類
H05B
47/155 20200101AFI20250717BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】異なる種類の灯具を同時に駆動しても、良好な見栄えで発光させることを可能とする、車両用灯具の点灯制御装置を提供すること。
【解決手段】本開示において、車両用灯具(2)は、互いに種類の異なる、第一灯具(21)と第二灯具(22、23)とを含む。例えば、第一灯具は電球によって構成され、第二灯具は発光ダイオードによって構成され得る。本開示に係る、車両用灯具の点灯制御装置(5)は、電流検出部(54)と制御部(55)とを備えている。電流検出部は、第一灯具に通流する電流の大きさに対応する出力を発生するように設けられている。制御部は、電流検出部の出力に基づいて、第二灯具の通電状態を制御するように設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両用灯具(2)の点灯制御装置(5)であって、
前記車両用灯具は、互いに種類の異なる第一灯具(21)と第二灯具(22、23)とを含み、
前記第一灯具に通流する電流の大きさに対応する出力を発生するように設けられた、電流検出部(54)と、
前記電流検出部の出力に基づいて前記第二灯具の通電状態を制御するように設けられた、制御部(55)と、
を備えた点灯制御装置。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記電流検出部の出力に対応する検出パラメータと前記第二灯具の通電状態に対応する制御パラメータとの関係を規定する対応関係情報に基づいて、前記第二灯具の通電状態を制御する、
請求項1に記載の点灯制御装置。
【請求項3】
前記第一灯具は、電球によって構成され、
前記第二灯具は、発光ダイオードによって構成された、
請求項1または2に記載の点灯制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記第一灯具に通流する電流の大きさに応じて、前記第二灯具のデューティ比を制御する、
請求項3に記載の点灯制御装置。
【請求項5】
前記車両用灯具は、方向指示灯である、
請求項1に記載の点灯制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用灯具の点灯制御装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
車両用方向指示灯として、消費電力の少ない発光ダイオードを用いたものが知られている。方向指示灯として電球すなわちバルブを用いた場合には、フィラメントに電流が流れると、フィラメントが温度上昇しながら徐々に発光する。このように、電球の輝度変化特性は非線形となる。一方、方向指示灯として発光ダイオードを用いた場合、発光量は急峻な応答特性で変化する。
【0003】
そこで、特許文献1に記載された装置は、発光ダイオードの輝度変化特性が電球の輝度変化特性に近似した特性になるように、パルス信号のデューティ比と周期とを変化させる。これにより、発光ダイオードを用いた場合も、電球と同様の輝度変化特性を得ることができ、電球の輝度変化特性との違和感が解消され、視覚的に軟らかな輝度変化特性となり、高級感が得られる。また、デジタル的な制御感がなくなるため、目を疲れさせることなく、自然な感じの輝度変化特性が得られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-235498号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
例えば、車体前部の方向指示灯と車体後部の方向指示灯とで、一方が電球を用いたもので他方が発光ダイオードを用いたものである場合があり得る。あるいは、例えば、車体前後部の方向指示灯が電球を用いたものである一方、ドアミラー等に設けた補助方向指示灯が発光ダイオードを用いたものである場合があり得る。このように、種類の異なる方向指示灯が同一車両にて混在する場合、これらが異なる光り方で同時に点灯あるいは点滅すると、見栄えが悪く、商品性の低下につながる。
【0006】
この点、特許文献1に開示された技術を用いて、発光ダイオードの輝度変化特性を電球と同様の非線形にしたとしても、電球の個体差や経時変化等の影響で、見え方に差が生じてしまう。本発明は、上記に例示した事情等に鑑みてなされたものである。すなわち、本発明は、例えば、異なる種類の灯具を同時に駆動しても、良好な見栄えで発光させることを可能とする、車両用灯具の点灯制御装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載の点灯制御装置(5)は、互いに種類の異なる第一灯具(21)と第二灯具(22、23)とを含む車両用灯具(2)の点灯制御装置であって、
前記第一灯具に通流する電流の大きさに対応する出力を発生するように設けられた、電流検出部(54)と、
前記電流検出部の出力に基づいて前記第二灯具の通電状態を制御するように設けられた、制御部(55)と、
を備えている。
【0008】
かかる構成を有する点灯制御装置においては、電流検出部は、互いに種類の異なる第一灯具と第二灯具とのうちの第一灯具に通流する電流の大きさに対応する出力を発生する。そして、制御部は、電流検出部の出力に基づいて、第二灯具の通電状態を制御する。すると、第一灯具に通流する電流の大きさに応じて、第二灯具の通電状態が制御される。これにより、互いに種類の異なる第一灯具と第二灯具とにおける光り方の差を良好に抑制することができる。したがって、かかる構成によれば、互いに種類の異なる第一灯具と第二灯具とを同時に駆動しても、これらを良好な見栄えで発光させることが可能となる。
【0009】
なお、出願書類の各欄において、各要素に括弧付きの参照符号が付される場合がある。しかしながら、かかる参照符号は、同要素と後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係の一例を、単に示すものにすぎない。よって、本発明は、上記の参照符号の記載によって、何ら限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係る点灯制御装置を備えたシステムの概略的な構成を示すブロック図である。
図1に示された点灯制御装置の動作の概要を示すタイムチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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