TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025109047
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024002732
出願日
2024-01-11
発明の名称
電子機器
出願人
日産自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H05K
7/14 20060101AFI20250716BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】多層基板の絶縁性能の低下を抑制した電子機器を提供する。
【解決手段】本発明の電子機器は、パワー半導体モジュールと電子基板とがこの順で筐体上に積層配置され、上記パワー半導体モジュールと上記電子基板とがフローティングコネクタで接続されている。
そして、上記パワー半導体モジュールの縁部に支柱が設けられ、上記パワー半導体モジュールが、その縁部と上記支柱とを貫通する固定部材によって上記筐体に固定されており、上記支柱に設けられたバネ部材が上記電子基板の縁部に当接して筐体方向に押圧し、上記フローティングコネクタの端子がバネ構造を備えて上記電子基板を筐体とは反対方向に押圧していることとしたため、多層基板に過度な応力が掛かることがなく絶縁性能の低下を抑制できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
パワー半導体モジュールと電子基板とがこの順で筐体上に積層配置され、上記パワー半導体モジュールと上記電子基板とがフローティングコネクタで接続された電子機器であって、
上記パワー半導体モジュールの縁部に支柱が設けられ、
上記パワー半導体モジュールが、その縁部と上記支柱とを貫通する固定部材によって上記筐体に固定され、
上記支柱に設けられたバネ部材が上記電子基板の縁部に当接して筐体方向に押圧し、
上記フローティングコネクタの端子がバネ構造を備えて上記電子基板を筐体とは反対方向に押圧していることを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 140 文字)
【請求項2】
上記電子基板が、強電回路基板であり、
上記電子基板の上記バネ部材との当接部位がグランドラインであり、
上記グランドラインが、上記バネ及び上記固定部材を介してグランド接続した上記筐体と電気的に接続していることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器に係り、更に詳細には、車両に用いられる電力変換装置などの電子機器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
電動車に用いられる電力変換装置などの電子機器には、走行中に路面から受ける振動や、エンジンやモータからの振動に対する耐振性と、車室内のスペース確保などのために小型化と、が要求される。
【0003】
特許文献1には、電力変換装置のバスバーを樹脂封止材中に埋設することで、部品点数を減少させながら、耐振性の低下を抑制できる旨が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開2016/132851パンフレット
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、インバータの駆動回路基板などの強電回路基板においては、高電圧に耐えられる沿面距離と大電流に耐えられるパターン幅との確保と、小型化とを両立するため、導電箔と絶縁層を交互に積層した多層基板が用いられており、この多層基板に過度の応力が加わると、層構造が損傷し層間での短絡など、絶縁性能が低下する虞がある。
【0006】
本発明は、このような従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、多層基板の絶縁性能の低下を抑制した電子機器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、上記目的を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、多層基板をバネで保持することにより、上記目的が達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
即ち、本発明の電子機器は、パワー半導体モジュールと電子基板とがこの順で筐体上に積層配置され、上記パワー半導体モジュールと上記電子基板とがフローティングコネクタで接続されている。
そして、上記パワー半導体モジュールの縁部に支柱が設けられ、上記パワー半導体モジュールが、その縁部と上記支柱とを貫通する固定部材によって上記筐体に固定されており、上記支柱に設けられたバネ部材が上記電子基板の縁部に当接して筐体方向に押圧し、上記フローティングコネクタの端子がバネ構造を備えて上記電子基板を筐体とは反対方向に押圧していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、多層基板をバネの弾性力で保持することとしたため、多層基板の絶縁性能の低下を抑制した電子機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の電子機器の一例を示す断面図である。
フローティングコネクタによるパワー半導体モジュールと電子基板との接続状態を説明する図である。
本発明の電子機器の一例を示す電子基板の側から見た平面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
日産自動車株式会社
保持機構
11日前
日産自動車株式会社
二次電池
7日前
日産自動車株式会社
保持機構
17日前
日産自動車株式会社
二次電池
10日前
日産自動車株式会社
積層型電池
17日前
日産自動車株式会社
面圧付与機構
17日前
日産自動車株式会社
面圧付与機構
13日前
日産自動車株式会社
電池モジュール
4日前
日産自動車株式会社
リチウム二次電池
10日前
日産自動車株式会社
エンジンのアンダカバー
4日前
日産自動車株式会社
ギヤ装置のブリーザ構造
13日前
株式会社ニフコ
締結構造
4日前
日産自動車株式会社
相乗り可否判定方法及び装置
7日前
日産自動車株式会社
車両用荷室における排熱構造
7日前
日産自動車株式会社
経路案内方法及び経路案内装置
12日前
日産自動車株式会社
車両制御装置及び車両制御方法
18日前
日産自動車株式会社
配車管理装置及び配車管理方法
18日前
日産自動車株式会社
運転支援方法及び運転支援装置
4日前
日産自動車株式会社
運転支援方法及び運転支援装置
5日前
日産自動車株式会社
画像処理方法及び画像処理装置
24日前
日産自動車株式会社
車載機能制御方法及び車載端末
12日前
日産自動車株式会社
施錠制御方法及び施錠制御装置
6日前
日産自動車株式会社
車両制御方法および車両制御装置
5日前
日産自動車株式会社
固体酸化物形燃料電池の製造方法
19日前
日産自動車株式会社
車両制御方法および車両制御装置
5日前
日産自動車株式会社
車両制御方法および車両制御装置
5日前
日産自動車株式会社
内燃機関の油温制御方法および装置
13日前
日産自動車株式会社
車両管理方法及び車両管理システム
12日前
日産自動車株式会社
電池の仕分け方法及び電池の仕分け装置
18日前
日産自動車株式会社
電池品質診断方法及び電池品質診断装置
18日前
日産自動車株式会社
電池劣化診断方法及び電池劣化診断装置
18日前
日産自動車株式会社
車体姿勢制御方法及び車体姿勢制御装置
5日前
日産自動車株式会社
車両用内燃機関のトルクダウン制御方法および装置
7日前
日産自動車株式会社
ルート選出装置、ルート選出方法およびプログラム
18日前
日産自動車株式会社
車両制御装置及びこれによる車両周囲の空間認識処理方法
18日前
日産自動車株式会社
表示制御方法及び表示制御装置
6日前
続きを見る
他の特許を見る