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公開番号
2025077495
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023189721
出願日
2023-11-07
発明の名称
プリント配線板
出願人
イビデン株式会社
代理人
個人
主分類
H05K
3/46 20060101AFI20250512BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】高い品質を有するプリント配線板の提供。
【解決手段】実施形態のプリント配線板は、第1面と第2面と第1貫通孔を有するコア材と、第1面上の第1導体層と、第2面上の第2導体層と、第1貫通孔内に形成され第1導体層と第2導体層を接続する第1スルーホール導体と、第1導体層と第1面上の第1樹脂絶縁層と、第2導体層と第2面上の第2樹脂絶縁層と、第1樹脂絶縁層上の第3導体層と、第2樹脂絶縁層上の第4導体層と、第1樹脂絶縁層とコア材と第2樹脂絶縁層を貫通する第2貫通孔内に形成され、第3導体層と第4導体層を接続する第2スルーホール導体、とを有する。第1密度が第1比(第1領域内の第1貫通孔の数/第1領域内のコア材の第1面の面積)で表され、第2密度が第2比(第1貫通孔の総数/コア材の第1面の面積)で表される場合、第1比は、第2比の0.66倍以上、第2比の1.34倍以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1面と前記第1面と反対側の第2面と前記第1面から前記第2面に至る第1貫通孔を有するコア材と、
前記コア材の前記第1面上に形成される第1導体層と、
前記コア材の前記第2面上に形成される第2導体層と、
前記第1貫通孔内に形成され前記第1導体層と前記第2導体層を接続する第1スルーホール導体と、
前記第1導体層と前記コア材の前記第1面上に形成される第1樹脂絶縁層と、
前記第2導体層と前記コア材の前記第2面上に形成される第2樹脂絶縁層と、
前記第1樹脂絶縁層上に形成される第3導体層と、
前記第2樹脂絶縁層上に形成される第4導体層と、
前記第1樹脂絶縁層と前記コア材と前記第2樹脂絶縁層を貫通する第2貫通孔内に形成され、前記第3導体層と前記第4導体層を接続する第2スルーホール導体、とを有するプリント配線板であって、
第1密度が第1比(第1領域内の前記第1貫通孔の数/前記第1領域内の前記コア材の前記第1面の面積)で表され、第2密度が第2比(前記第1貫通孔の総数/前記コア材の前記第1面の面積)で表される場合、前記第1比は、前記第2比の0.66倍以上、前記第2比の1.34倍以下であり、
前記第1領域は、電子部品実装領域と実装領域外領域と分割領域の内の少なくとも一つであって、前記電子部品実装領域は前記プリント配線板に実装される電子部品の直下に位置する領域であって、前記実装領域外領域は前記電子部品実装領域外の領域であって、前記分割領域は前記コア材を均等に分割することで得られる複数の分割領域の内の一つの領域である。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
請求項1のプリント配線板であって、前記第1比は、前記第2比の0.7倍以上、前記第2比の1.3倍以下である。
【請求項3】
請求項2のプリント配線板であって、前記第1比は、前記第2比の0.8倍以上、前記第2比の1.2倍以下である。
【請求項4】
請求項3のプリント配線板であって、前記第1比は、前記第2比の0.9倍以上、前記第2比の1.1倍以下である。
【請求項5】
請求項1のプリント配線板であって、前記第1領域は前記電子部品実装領域である。
【請求項6】
請求項1のプリント配線板であって、前記第1領域は前記実装領域外領域である。
【請求項7】
請求項1のプリント配線板であって、第2領域内の前記第1貫通孔の数と前記第2貫通孔の数の第3比(前記第2領域内の前記第1貫通孔の数/前記第2領域内の前記第2貫通孔の数)は0.7以上1.3以下である。
【請求項8】
請求項7のプリント配線板であって、前記第3比は0.8以上1.2以下である。
【請求項9】
請求項8のプリント配線板であって、前記第3比は0.9以上1.1以下である。
【請求項10】
請求項7のプリント配線板であって、前記第2領域は前記電子部品実装領域である。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書によって開示される技術はプリント配線板に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、基板の表面に金属層を形成することと、貫通孔の密度が高い領域と低い領域を含むように、金属層および基板を貫通する複数の貫通孔を形成することと、金属層の表面上に第1の導電層を形成することと、第1の導電層の上に開口を有する遮蔽層を形成すること、遮蔽層の開口から露出している第1の導電層の上に第2の導電層を形成すること、を含む回路板の製造方法を開示している。そして、第1の導電層は窪みを有する領域(窪み領域)を含み、遮蔽層の開口は窪み領域を露出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-78273号公報
【発明の概要】
【0004】
[特許文献1の課題]
特許文献1は、窪み領域が露出されるように、遮蔽層に開口を形成している。窪み領域を高い精度で特定することは難しいと考えられる。高い精度で窪み領域を露出するための開口を遮蔽層に形成することは難しいと考えられる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のプリント配線板は、第1面と前記第1面と反対側の第2面と前記第1面から前記第2面に至る第1貫通孔を有するコア材と、前記コア材の前記第1面上に形成される第1導体層と、前記コア材の前記第2面上に形成される第2導体層と、前記第1貫通孔内に形成され前記第1導体層と前記第2導体層を接続する第1スルーホール導体と、前記第1導体層と前記コア材の前記第1面上に形成される第1樹脂絶縁層と、前記第2導体層と前記コア材の前記第2面上に形成される第2樹脂絶縁層と、前記第1樹脂絶縁層上に形成される第3導体層と、前記第2樹脂絶縁層上に形成される第4導体層と、前記第1樹脂絶縁層と前記コア材と前記第2樹脂絶縁層を貫通する第2貫通孔内に形成され、前記第3導体層と前記第4導体層を接続する第2スルーホール導体、とを有する。第1密度が第1比(第1領域内の前記第1貫通孔の数/前記第1領域内の前記コア材の前記第1面の面積)で表され、第2密度が第2比(前記第1貫通孔の総数/前記コア材の前記第1面の面積)で表される場合、前記第1比は、前記第2比の0.66倍以上、前記第2比の1.34倍以下である。前記第1領域は、電子部品実装領域と実装領域外領域と分割領域の内の少なくとも一つである。前記電子部品実装領域は前記プリント配線板に実装される電子部品の直下に位置する領域である。前記実装領域外領域は前記電子部品実装領域外の領域である。前記分割領域は前記コア材を均等に分割することで得られる複数の分割領域の内の一つの領域である。
【0006】
本発明の実施形態のプリント配線板はコア材を貫通する第1貫通孔と、第1樹脂絶縁層とコア材と第2樹脂絶縁層を貫通する第2貫通孔の2種類の貫通孔を有する。第1密度は、第2密度の0.66倍以上、第2密度の1.34倍以下である。第1貫通孔の密度はコア材の場所によって大きく変わらない。そのため電解銅めっきで第1貫通孔内に第1スルーホール導体が形成される時、実施形態はコア材上の電解銅めっき膜の厚みのバラツキを小さくすることができる。実施形態は第1導体層の厚みのバラツキと第2導体層の厚みのバラツキを小さくすることができる。実施形態は特許文献1の遮蔽層を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態のプリント配線板を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[実施形態]
図1は実施形態のプリント配線板2を示す断面図である。図1に示されるように、プリント配線板2はコア材10と第1導体層20と第2導体層30と第1スルーホール導体40と第1樹脂絶縁層50と第2樹脂絶縁層60と第3導体層70と第4導体層80と第2スルーホール導体90を有する。第1スルーホール導体40はコア材10を貫通する第1貫通孔16内に形成されている。第1スルーホール導体40の数は複数である。第2スルーホール導体90は第1樹脂絶縁層50とコア材10と第2樹脂絶縁層60を貫通する第2貫通孔18内に形成されている。第2スルーホール導体90の数は複数である。図1はプリント配線板2の一部を示している。実際のプリント配線板2は図示されていない複数の第1スルーホール導体40と複数の第2スルーホール導体90をさらに有している。
【0009】
コア材10は熱硬化性樹脂を用いて形成される。コア材10はシリカ等の無機粒子を含んでもよい。コア材10はガラスクロス等の補強材を含んでもよい。コア材10は第1面12と第1面12と反対側の第2面14を有する。コア材10は第1面12から第2面14に至る複数の第1貫通孔16を有する。第1貫通孔16は第1樹脂絶縁層50と第2樹脂絶縁層60を貫通しない。複数の第1貫通孔16はコア材10全体に分布している。
【0010】
複数の第1貫通孔16は以下の関係を有する。第1密度が第1比(第1領域内の第1貫通孔16の数/第1領域内のコア材10の第1面12の面積)で表され、第2密度が第2比(第1貫通孔16の総数/コア材10の第1面12の面積)で表される場合、第1比と第2比との比(第1比/第2比)は、所定の数値範囲を満足することが好ましい。比(第1比/第2比)は0.66以上、1.34以下である。比(第1比/第2比)は0.7以上、1.3以下であることが好ましい。比(第1比/第2比)は0.8以上、1.2以下であることがより好ましい。比(第1比/第2比)は0.9以上、1.1以下であることがより好ましい。第1領域は電子部品実装領域と実装領域外領域と分割領域の内の少なくとも一つである。電子部品実装領域はプリント配線板2に実装される電子部品E1の直下に位置する領域である。実装領域外領域は電子部品実装領域外の領域である。分割領域はコア材10を均等に分割することで得られる複数の分割領域の内の一つの領域である。分割領域は例えばコア材10を均等に9分割して得られる9つの分割領域の内の一つの領域である。第1領域は例えば電子部品実装領域である。第1領域は実装領域外領域であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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