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公開番号
2025074607
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185542
出願日
2023-10-30
発明の名称
駆動装置
出願人
日本精機株式会社
代理人
主分類
H05B
47/115 20200101AFI20250507BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】接点電流を確保しつつ発熱を抑制することができる駆動装置を提供する。
【解決手段】駆動装置1は、指令信号S1又はS2を受けて、車両5に搭載される点灯具30を点灯するドライバ20と、指令信号S1をドライバ20に出力することにより点灯具30を点灯させる制御部10と、ユーザの操作に応じて開閉するスイッチSWを介してバッテリBからの電流が流れるラインL1と、ラインL1とドライバ20との間に電気的に接続され、スイッチSWが閉じたときにラインL1に流れる電流を指令信号S2としてドライバ20に出力するラインL2と、スイッチSWの接点電流を確保するために設けられるダミー負荷42と、ラインL1に電気的に接続される入力ポート41a、及びダミー負荷42を介してグランドに接続される出力ポート41bを有し、入力ポート41aに入力された電圧を変換して出力ポート41bから出力するリニアレギュレータ41と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1指令信号又は第2指令信号を受けて、車両に搭載される点灯具を点灯するドライバと、
前記第1指令信号を前記ドライバに出力することにより前記ドライバを介して前記点灯具を点灯させる制御部と、
ユーザの操作に応じて開閉するスイッチを介してバッテリからの電流が流れる第1ラインと、
前記第1ラインと前記ドライバとの間に電気的に接続され、ユーザの操作により前記スイッチが閉じたときに前記第1ラインに流れる電流を前記第2指令信号として前記ドライバに出力する第2ラインと、
前記スイッチの接点電流を確保するために設けられる負荷抵抗と、
前記第1ラインに電気的に接続される入力ポート、及び前記負荷抵抗を介してグランドに接続される出力ポートを有し、前記入力ポートに入力された電圧を一定電圧に変換して前記出力ポートから出力するリニアレギュレータと、を備える、
駆動装置。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記リニアレギュレータは、前記制御部からの第3指令信号を入力するイネーブル端子を備え、
前記制御部は、前記第3指令信号を通じて前記リニアレギュレータを前記負荷抵抗に電圧を出力可能なオン状態と前記負荷抵抗に電圧を出力不能なオフ状態との間で切り替え可能であり、前記スイッチが開状態から閉状態に切り替わってから予め設定される一定時間にわたって前記リニアレギュレータを前記オン状態とし、前記一定時間の経過後には前記リニアレギュレータを前記オフ状態とする、
請求項1に記載の駆動装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記車両が自動で一定減速度以上の減速したことを示す自動運転情報を受けると前記第1指令信号を前記ドライバに出力することにより前記点灯具であるブレーキランプを点灯させる、
請求項1又は2に記載の駆動装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載のブレーキランプ点灯制御回路は、フットブレーキの作動時にオンするフットブレーキスイッチと、このスイッチがオンすると電源からの電流が流れて点灯するブレーキランプと、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭61-101048号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1の構成においては、スイッチの安定的な動作のためには、スイッチの接点電流を規定値以上とする必要がある。ここで、電源電圧は電圧変動範囲内で変動する。このため、電源電圧が最大値であるときにスイッチの接点電流が規定値以上となるように抵抗を設けると、電源電圧が最小値であるときにスイッチの接点電流が規定値未満となり、スイッチの動作が不安定となるおそれがある。一方、電源電圧が最小値であるときにスイッチの接点電流が規定値以上となるように抵抗を設けると、電源電圧が最大値となったときに、この抵抗で大きな電流が流れて発熱の問題が生じる。
【0005】
本開示は、上記実状を鑑みてなされたものであり、接点電流を確保しつつ発熱を抑制することができる駆動装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示に係る駆動装置は、
第1指令信号又は第2指令信号を受けて、車両に搭載される点灯具を点灯するドライバと、
前記第1指令信号を前記ドライバに出力することにより前記ドライバを介して前記点灯具を点灯させる制御部と、
ユーザの操作に応じて開閉するスイッチを介してバッテリからの電流が流れる第1ラインと、
前記第1ラインと前記ドライバとの間に電気的に接続され、ユーザの操作により前記スイッチが閉じたときに前記第1ラインに流れる電流を前記第2指令信号として前記ドライバに出力する第2ラインと、
前記スイッチの接点電流を確保するために設けられる負荷抵抗と、
前記第1ラインに電気的に接続される入力ポート、及び前記負荷抵抗を介してグランドに接続される出力ポートを有し、前記入力ポートに入力された電圧を一定電圧に変換して前記出力ポートから出力するリニアレギュレータと、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、接点電流を確保しつつ発熱を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係る駆動装置のブロック図である。
比較例に係る駆動装置の一部のブロック図である。
本開示の一実施形態に係るスイッチ、リニアレギュレータ及び点灯具の動作と各種信号の状態を示すタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の一実施形態に係る点灯具を点灯駆動させる駆動装置を有する車両について図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、車両5は、バッテリBと、点灯具30と、スイッチSWと、点灯具30を駆動させる駆動装置1と、自動運転システム7と、を備える。
【0010】
点灯具30は、車両5に搭載されるランプ、本例では、ブレーキランプである。点灯具30は、駆動装置1の出力端子1bからの電流が流れることにより点灯する。点灯具30は、LED(Light Emitting Diode)からなる。
(【0011】以降は省略されています)
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