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公開番号2025101827
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023218869
出願日2023-12-26
発明の名称プリント配線板
出願人イビデン株式会社
代理人個人
主分類H05K 3/28 20060101AFI20250701BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】高い品質を有するプリント配線板の提供。
【解決手段】プリント配線板は、最上の樹脂絶縁層と、前記最上の樹脂絶縁層上に形成されている最上の導体層と、前記最上の樹脂絶縁層と前記最上の導体層上に形成されているソルダーレジスト層と、前記ソルダーレジスト層の上面より上方に突出している頂部を有するダム、とを有する。前記ダムは金属製突起と前記金属製突起を被覆する樹脂製の被覆層とを有し、前記被覆層は前記ソルダーレジスト層と同時に形成され、前記被覆層を形成する樹脂は前記ソルダーレジスト層を形成する樹脂と共通である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
最上の樹脂絶縁層と、
前記最上の樹脂絶縁層上に形成されている最上の導体層と、
前記最上の樹脂絶縁層と前記最上の導体層上に形成されているソルダーレジスト層と、
前記ソルダーレジスト層の上面より上方に突出している頂部を有するダム、とを有するプリント配線板であって、
前記ダムは金属製突起と前記金属製突起を被覆する樹脂製の被覆層とを有し、
前記被覆層は前記ソルダーレジスト層と同時に形成され、前記被覆層を形成する樹脂は前記ソルダーレジスト層を形成する樹脂と共通である。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
請求項1のプリント配線板であって、前記ダムの断面形状は、前記頂部に向けて幅が小さくなるように形成されている。
【請求項3】
請求項2のプリント配線板であって、前記ダムの断面形状は略台形または略三角形である。
【請求項4】
請求項1のプリント配線板であって、前記ダムの前記頂部と側面の少なくとも一方は曲面である。
【請求項5】
請求項1のプリント配線板であって、前記最上の導体層は土台を有しており、前記金属製突起は前記土台と接合されている。
【請求項6】
請求項5のプリント配線板であって、前記土台の幅は前記金属製突起の幅より大きい。
【請求項7】
請求項1のプリント配線板であって、前記ソルダーレジスト層は前記最上の樹脂絶縁層と前記最上の導体層上の第1層と前記第1層上の第2層を有しており、前記金属製突起は前記第1層上に形成されており、前記被覆層は前記第2層と同時に形成され、前記被覆層を形成する樹脂は前記第2層を形成する樹脂と共通である。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書によって開示される技術はプリント配線板に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1はプリント配線板の製造方法を開示する。特許文献1の製造方法は中間基板上に第1のソルダーレジスト層を形成することと、第1のソルダーレジスト層を露光することと、第1のソルダーレジスト層上に第2のソルダーレジスト層を形成することと、第2のソルダーレジスト層を露光することと、第1のソルダーレジスト層と第2のソルダーレジスト層を同時に現像することを含む。そして、現像することはダムを形成することを含む。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-159163号公報
【発明の概要】
【0004】
[特許文献1の課題]
特許文献1の第1のソルダーレジスト層は1回だけ露光される第1部分と2回露光される第2部分を有する。露光の回数が異なるため第1部分の硬化度と第2部分の硬化度は異なると考えられる。特許文献1のプリント配線板は大きな反りや捻じれを有しやすいと考えられる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のプリント配線板は、最上の樹脂絶縁層と、前記最上の樹脂絶縁層上に形成されている最上の導体層と、前記最上の樹脂絶縁層と前記最上の導体層上に形成されているソルダーレジスト層と、前記ソルダーレジスト層の上面より上方に突出している頂部を有するダム、とを有する。前記ダムは金属製突起と前記金属製突起を被覆する樹脂製の被覆層とを有し、前記被覆層は前記ソルダーレジスト層と同時に形成され、前記被覆層を形成する樹脂は前記ソルダーレジスト層を形成する樹脂と共通である。
【0006】
本発明の実施形態のプリント配線板では、ダムの被覆層がソルダーレジスト層と同時に形成され、被覆層を形成する樹脂はソルダーレジスト層を形成する樹脂と共通である。そのためソルダーレジスト層の硬化度とダムの被覆層の硬化度の間に差がない。あるいは、実施形態のプリント配線板は両者の差を小さくすることができる。実施形態のプリント配線板は反りや捻じれを抑制することができる。実施形態のプリント配線板のダムは金属製突起を有するため、実施形態はダムの強度を高くすることができる。ダムがプリント配線板の一方の面上のみに形成されていてもダムが変形しがたい。実施形態のプリント配線板は反りや捻じれを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態のプリント配線板を模式的に示す平面図。
図1のII-II間の断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
改変例のプリント配線板を模式的に示す平面図。
図4のV-V間の断面図。
改変例のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
改変例のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
改変例のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
改変例のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[実施形態]
図1は実施形態のプリント配線板2を示す平面図である。図2は図1のII-II間の断面図である。図1と図2に示されるように、プリント配線板2は、導体層10と最上の樹脂絶縁層20と最上の導体層30とビア導体42、44、46、48とソルダーレジスト層60とダム80を有する。プリント配線板2はビルドアップ層を有していてもよい。その場合、導体層10と最上の樹脂絶縁層20と最上の導体層30はビルドアップ層の一部を形成する。
【0009】
図1に示されるように、最上の導体層30は電子部品実装用の電極32、34、36を有する。複数の電極34で電極群が形成される。電極34を介し第1電子部品がプリント配線板2に実装される。電極32を介し第2電子部品がプリント配線板2に実装される。電極36を介し第3電子部品がプリント配線板2に実装される。各電極32、34、36はソルダーレジスト層60に形成されている開口62、64、66により露出される。複数の電極(第1電子部品を搭載するための電極)34で形成される電極群はダム80で囲まれている。電極32、36はダム80の外側に配置されている。
【0010】
図2に示されるように、導体層10はパッド12、14、16、18と接続配線13、17を含む。導体層10は主に銅によって形成される。導体層10はシード層10aとシード層10a上の電解めっき層10bで形成されている。パッド12は接続配線13の一端に繋がっている。パッド14は接続配線13の他端に繋がっている。パッド16は接続配線17の一端に繋がっている。パッド18は接続配線17の他端に繋がっている。パッド12、14は接続配線13を介して電気的に繋がっている。パッド16、18は接続配線17を介して電気的に繋がっている。
(【0011】以降は省略されています)

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