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公開番号
2025068314
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-28
出願番号
2023178123
出願日
2023-10-16
発明の名称
電子装置
出願人
株式会社国際電気
代理人
個人
主分類
H05K
7/14 20060101AFI20250421BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】 フレキシブル基板を備え、振動環境における耐久性を向上させる電子装置を提供する。
【解決手段】 正面のフロント部11と、裏面のシャーシ部12と、底面部13と、上面部14とを備えた筐体内部に、フロント側リジッド基板15aと、シャーシ側リジッド基板15bと、フロント側リジッド基板15aとシャーシ側リジッド基板15bとを接続するフレキシブル基板16と、底面部13の内側面に設けられた絶縁シート17とを備え、フレキシブル基板16の一部が絶縁シート17に接するように形成されて、振動環境下でのフレキシブル基板16の動きを抑えて負荷を軽減する電子装置である。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電子部品を組み込んだ電子装置であって、
正面のフロント部と、
裏面のシャーシ部と、
底面部と、
上面部と、
前記フロント部に取り付けられるフロント側リジッド基板と、
前記シャーシ部に取り付けられるシャーシ側リジッド基板と、
前記フロント側リジッド基板と前記シャーシ側リジッド基板とを接続するフレキシブル基板と、
前記底面部の内側面に設けられた絶縁シートと、を備え、
前記フレキシブル基板の一部が前記絶縁シートに接するように形成されていることを特徴とする電子装置。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記フレキシブル基板が接する前記絶縁シートは、前記フレキシブル基板の前記絶縁シートに接する部分の面積より広い面積で形成されていることを特徴とする請求項1記載の電子装置。
【請求項3】
前記フレキシブル基板の途中の部分が、振動により他の基板に接触可能である場合に、当該接触可能な前記他の基板の部分にスポンジを設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の電子装置。
【請求項4】
前記フレキシブル基板の、前記フロント側リジッド基板又は前記シャーシ側リジッド基板に接続する部分の形状は、前記フロント側リジッド基板又は前記シャーシ側リジッド基板に接続する端部に向かって湾曲して広がっていることを特徴とする請求項1又は2記載の電子装置。
【請求項5】
前記フレキシブル基板が接続する前記フロント側リジッド基板の位置と、前記フレキシブル基板が接続する前記シャーシ側リジッド基板の位置とは、平行で対向していることを特徴とする請求項1又は2記載の電子装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、フレキシブル基板を備え、電子部品を組み込んだ電子装置に係り、特に、振動が発生する環境での耐久性を向上させることができる電子装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
[従来の技術]
航空機又は車両等の移動機関に搭載される電子装置には、複数の電子部品が組み込まれている。
電子装置には、硬く変形しにくいプリント基板(リジッド[Rigid]基板)と、屈曲可能なフレキシブル[Flexible]基板(フレキ基板)とを備えたものがある。リジッド基板には、配線パターンが形成されて電子部品が搭載され、フレキシブル基板は主として可動部や狭いスペースでの配線に用いられる。
【0003】
[従来の電子装置:図4]
従来の電子装置の概略構成について図4を用いて説明する。図4は、従来の電子装置の概略構成例を示す説明図である。
図4に示すように、従来の電子装置は、装置本体2の外形を形成する筐体として、正面を構成するフロント部21と、背面(裏面)を構成するシャーシ部22と、底面部23と、上面部24とを備えている。
【0004】
そして、筐体の内部に、複数のリジッド基板25が収納され、リジッド基板25間を接続するようにフレキシブル基板26が取り付けられている。図4の例では、フレキシブル基板26は、フロント部21側のリジッド基板25aの下端部と、シャーシ部22側のリジッド基板25bの下端部とを接続するように取り付けられている。
リジッド基板25には、図示は省略するが、各種電子部品が搭載され、配線が形成されている。
【0005】
従来の電子装置では、フレキシブル基板26は接続すべきリジッド基板25a,25b間を最短距離で接続するよう、湾曲させて底面部23に接触せずに取り付けられ、空中配線となっていた。
具体的には、フレキシブル基板26の一端はリジッド基板25aに接続され、他端はリジッド基板25bに接続されて、両端が固定されているが、端部以外は空中にぶら下がった宙吊りの状態となっている。
そのため、航空機等に搭載された電子装置が振動すると、それに伴ってフレキシブル基板も揺れ動いてしまう。
【0006】
[関連技術]
尚、関連する先行技術として、特開2001-275022号公報「ビデオカメラ」(特許文献1)がある。
特許文献1には、第1の基板と第2の基板とを接続する第1のフレキシブル基板と、第2の基板と第3の基板とを接続する第2のフレキシブル基板が、対向しないように屈曲して筐体内に組付けられて、第1及び第2のフレキシブル基板を内側方向に押圧して第2の基板を保持するビデオカメラが示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2001-275022号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、従来の電子装置では、フレキシブル基板が空中配線で宙吊り状態となっているため、振動環境下ではフレキシブル基板が揺れ動いて負荷(応力)がかかり、亀裂等が発生して故障の原因となるという問題点があった。
【0009】
尚、特許文献1には、フレキシブル基板を接続すべき長さよりも長く形成し、筐体内部の底面に設けた絶縁シートに接触させるように搭載して、フレキシブル基板の動きを抑える構成の記載がない。
【0010】
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、振動環境におけるフレキシブル基板への負荷を緩和し、耐久性及び信頼性を向上させることができる電子装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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