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公開番号
2025088981
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-12
出願番号
2023203877
出願日
2023-12-01
発明の名称
LED駆動装置
出願人
ホシザキ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H05B
45/50 20220101AFI20250605BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】LEDに過大なサージ電流が流れて損傷等するのを防止することができるLED駆動装置を提供する。
【解決手段】UV-LED14を備えた発光回路11と、該発光回路11に電流を供給する駆動回路13と、該駆動回路13に設けられた保護回路17と、を備える。保護回路17は、出力平滑コンデンサC4と、放電用抵抗Rrとを並列に接続して構成される。UV-LED14に流れる電流を監視し、該監視電流が閾値より低下した場合は、駆動回路13からUV-LED14への電流出力を停止する。電流出力の停止により、出力平滑コンデンサC4に蓄積されている残留電荷は、放電用抵抗Rrによって放電され、駆動回路13からの電流出力が再開した際は、残留電荷による絶対最大定格を超えるサージ電流が、UV-LED14に流れることはない。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
LEDを備えた発光回路と、
該発光回路に電流を供給する駆動回路と、
該駆動回路に設けられ、該駆動回路に蓄えられている電荷を放電して、前記LEDの絶対最大定格を超えるサージ電流が、前記発光回路に流れるのを防ぐ保護回路と、を備えた
ことを特徴とするLED駆動装置。
続きを表示(約 150 文字)
【請求項2】
前記保護回路は、コンデンサと抵抗とを並列に接続した回路である請求項1記載のLED駆動装置。
【請求項3】
前記LEDに流れる電流を監視し、該電流が閾値より低下した場合は、前記駆動回路からLEDへの電流出力を停止するよう構成した請求項1または2記載のLED駆動装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、LED駆動装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近時、LED(発光ダイオード)が様々な製品に利用されるようになっている。例えば、特許文献1では、氷を殺菌するための紫外線(UV)を照射するUV-LEDを備えた紫外線照射器を設けたディスペンサが提案されている。紫外線照射器は、UV-LEDと、該UV-LEDに電流を供給する定電流駆動回路と、を備え、該定電流駆動回路をDC電源に接続したもとで、定電流駆動回路からUV-LEDに定電流を供給することで、UV-LEDを点灯し、氷に紫外線を照射して殺菌するよう構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-33451号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記定電流駆動回路でUV-LEDを点灯(駆動)する構成では、UV-LEDと定電流駆動回路とを接続した後に、該定電流駆動回路とDC電源とを接続し、その後に電源投入した場合は、UV-LEDに規定の定電流が供給されて適正に点灯することができる。しかしながら、UV-LEDを点灯したままDC電源と定電流駆動回路との接続を解除し、再び接続した場合や、電源投入状態で、定電流駆動回路とUV-LEDとの中間に設けた機械式の安全スイッチで接続解除し、その後に定電流駆動回路とUV-LEDとを再接続した場合は、短時間ではあるが、定電流駆動回路に蓄えられている残留電荷によって、UV-LEDの絶対最大定格を越える高いサージ電流がUV-LEDに流れ、該UV-LEDにダメージを与え、即時の故障、あるいは経時的な性能低下や故障誘発に繋がる問題が指摘される。また、各種機器の故障等によってUV-LEDと定電流駆動回路との接続が途絶え、その後に復旧した場合においても、同様に絶対最大定格を越える高いサージ電流がUV-LEDに流れて損傷等する問題がある。
【0005】
本発明は、前述した従来技術に内在する前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、LEDに過大なサージ電流が流れて損傷等するのを防止することができるLED駆動装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、第1の手段は、
LED(14)を備えた発光回路(11)と、
該発光回路(11)に電流を供給する駆動回路(13)と、
該駆動回路(13)に設けられ、該駆動回路(13)に蓄えられている電荷を放電して、前記LED(14)の絶対最大定格を超えるサージ電流が、前記発光回路(11)に流れるのを防ぐ保護回路(17)と、を備えたことを要旨とする。
この構成によれば、発光回路、駆動回路および電源の接続手順を間違えた場合等であっても、過大なサージ電流が発生するのを防ぎ、LEDが損傷等するのを防止することができる。
【0007】
第2の手段は、前記保護回路(17)は、コンデンサ(C4)と抵抗(Rr)とを並列に接続した回路であることを要旨とする。
この構成によれば、コンデンサの容量と、放電用抵抗の抵抗値との設定により、放電時定数を任意に定めることができる。
【0008】
第3の手段は、前記LED(14)に流れる電流を監視し、該電流が閾値より低下した場合は、前記駆動回路(13)からLED(14)への電流出力を停止するよう構成したことを要旨とする。
この構成によれば、故障等によってLEDに流れる電流が閾値より低下した場合に、駆動回路の残留電荷を保護回路によって放電することができ、故障等が復旧した際に過大なサージ電流がLEDに流れて損傷等するのを防ぐことができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係るLED駆動装置は、各機器の接続手順を間違えた場合等であっても、電源投入時等に、過大なサージ電流が発生してLEDが損傷等するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例のLED駆動装置を示す回路図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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