TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025127143
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-01
出願番号2024023683
出願日2024-02-20
発明の名称筐体の壁掛け構造
出願人サクサ株式会社
代理人個人
主分類H05K 5/02 20060101AFI20250825BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】二つの係合突起に二つの係合部を係合させる壁掛け作業の作業性を向上させる。
【解決手段】壁2に突設された第1の係合突起3および第2の係合突起4と、筐体11の裏面11aに設けられたブラケット12とを備える。ブラケット12には、第1の係合突起3が係合する第1の係合部19と、第2の係合突起4が係合する第2の係合部20とが形成されている。第1の係合部19は、小径孔と大径孔とからなるだるま穴によって構成されている。第2の係合部20は、第1の係合突起3が第1の係合部19に挿入された状態で筐体11を壁面2aに沿って移動させることにより第2の係合突起4が係合するように形成されている。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
上下方向に延びる壁に突設された第1の係合突起と、
前記第1の係合突起とは上下方向に間隔をおいて前記壁に突設された第2の係合突起と、
前記壁に取り付けられる筐体の裏面にこの裏面から前記壁に向けて突出するように設けられ、前記第1の係合突起が係合する第1の係合部および前記第2の係合突起が係合する第2の係合部が形成されたブラケットとを備え、
前記第1の係合部は、前記第1の係合突起が係合する小径孔と、前記第1の係合突起を挿通可能に形成されかつ前記小径孔の下部に連なるように形成された大径孔とを有するだるま穴によって構成され、
前記第2の係合部は、前記第1の係合突起が前記第1の係合部に挿入された状態で前記筐体を前記壁に沿って移動させることにより前記第2の係合突起が係合するように形成されていることを特徴とする筐体の壁掛け構造。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
請求項1に記載の筐体の壁掛け構造において、
前記第2の係合部は、前記第1の係合突起が前記小径孔に係合して前記筐体が最終的な取付位置に位置している状態で前記第2の係合突起と対応する位置が終端となる長穴によって形成され、
前記長穴は、前記終端を含めて上下方向に延びて前記第2の係合突起が係合する規制部と、前記ブラケットの外側縁に開口する開始端から前記規制部まで延びる導入部とを有し、
前記導入部の開始端側には、前記開始端に向かうにしたがって前記導入部の開口幅が次第に広くなる傾斜部が形成されていることを特徴とする筐体の壁掛け構造。
【請求項3】
請求項1に記載の筐体の壁掛け構造において、
前記ブラケットは、前記壁と平行な板状に形成されて前記第1の係合部と前記第2の係合部とが形成された主板部と、前記主板部の両端から前記筐体に向けて延びて前記筐体に取付けられる一対の側壁部とを有する断面門形状に形成されていることを特徴とする筐体の壁掛け構造。
【請求項4】
請求項1~請求項3のいずれか一つに記載の筐体の壁掛け構造において、
前記筐体の前記壁と対向する裏面には前記裏面から突出する複数の脚部が設けられ、
前記ブラケットの前記第1の係合部および前記第2の係合部が形成された部分は、前記脚部が前記壁に接触する状態で前記壁に当接可能であることを特徴とする筐体の壁掛け構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の係合突起を使用して筐体を壁に掛ける筐体の壁掛け構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
壁掛け状態で使用する電子機器は、例えば特許文献1に示すように、筐体の壁側となる裏面に係合凹部が形成されており、壁に突設された係合突起を係合凹部に係合させて壁に取り付けられている。係合凹部と係合突起は、それぞれ上下方向の2箇所に配設されている。これらの上下2箇所の係合部分は、同時に係合させる必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-96878号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来の電子機器の壁掛け構造では、電子機器を壁に取付ける際に壁の係合突起が電子機器によって遮られて見え難くなるために、電子機器を壁に掛ける作業が煩雑になる。特に、二つの係合突起に二つの係合凹部を同時に係合させる必要があるために、作業性が低いという問題があった。
【0005】
本発明の目的は、二つの係合突起に二つの係合部を係合させる壁掛け作業の作業性を向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的を達成するために本発明に係る電子機器の壁掛け構造は、上下方向に延びる壁に突設された第1の係合突起と、前記第1の係合突起とは上下方向に間隔をおいて前記壁に突設された第2の係合突起と、前記壁に取り付けられる筐体の裏面にこの裏面から前記壁に向けて突出するように設けられ、前記第1の係合突起が係合する第1の係合部および前記第2の係合突起が係合する第2の係合部が形成されたブラケットとを備え、前記第1の係合部は、前記第1の係合突起が係合する小径孔と、前記第1の係合突起を挿通可能に形成されかつ前記小径孔の下部に連なるように形成された大径孔とを有するだるま穴によって構成され、前記第2の係合部は、前記第1の係合突起が前記第1の係合部に挿入された状態で前記筐体を前記壁に沿って移動させることにより前記第2の係合突起が係合するように形成されているものである。
【0007】
本発明は、前記筐体の壁掛け構造において、前記第2の係合部は、前記第1の係合突起が前記小径孔に係合して前記筐体が最終的な取付位置に位置している状態で前記第2の係合突起と対応する位置が終端となる長穴によって形成され、前記長穴は、前記終端を含めて上下方向に延びて前記第2の係合突起が係合する規制部と、前記ブラケットの外側縁に開口する開始端から前記規制部まで延びる導入部とを有し、前記導入部の開始端側には、前記開始端に向かうにしたがって前記導入部の開口幅が次第に広くなる傾斜部が形成されていてもよい。
【0008】
本発明は、前記筐体の壁掛け構造において、前記ブラケットは、前記壁と平行な板状に形成されて前記第1の係合部と前記第2の係合部とが形成された主板部と、前記主板部の両端から前記筐体に向けて延びて前記筐体に取付けられる一対の側壁部とを有する断面門形状に形成されていてもよい。
【0009】
本発明は、前記筐体の壁掛け構造において、前記筐体の前記壁と対向する裏面には前記裏面から突出する複数の脚部が設けられ、前記ブラケットの前記第1の係合部および前記第2の係合部が形成された部分は、前記脚部が前記壁に接触する状態で前記壁に当接可能であってもよい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、二つの係合突起に二つの係合部を係合させる壁掛け作業の作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

サクサ株式会社
中継装置
29日前
サクサ株式会社
中継装置
1か月前
サクサ株式会社
中継装置
1か月前
サクサ株式会社
筐体の壁掛け構造
1日前
サクサ株式会社
ダウンロード支援装置
21日前
サクサ株式会社
メール処理装置および方法
2か月前
サクサ株式会社
通信システムおよび集約装置
1か月前
サクサ株式会社
メールシステムおよび中継装置
1日前
サクサ株式会社
メールシステムおよび中継装置
1日前
サクサ株式会社
カバーの取付構造およびカバーの取付方法
6日前
サクサ株式会社
カバーの取付構造およびカバーの取付方法
6日前
サクサ株式会社
電話システム、電話制御装置、電話システムの子機、およびハンドオーバー制御方法
2か月前
株式会社コロナ
電気機器
1か月前
個人
非衝突型ガウス加速器
18日前
日本精機株式会社
回路基板
2か月前
日本精機株式会社
駆動装置
3か月前
株式会社遠藤照明
照明装置
2か月前
個人
節電材料
26日前
アイホン株式会社
電気機器
18日前
株式会社プロテリアル
シールド材
3か月前
キヤノン株式会社
電子機器
2か月前
メクテック株式会社
配線基板
2か月前
メクテック株式会社
配線基板
8日前
東レ株式会社
霧化状活性液体供給装置
4日前
マクセル株式会社
配列用マスク
1か月前
イビデン株式会社
配線基板
21日前
イビデン株式会社
配線基板
今日
イビデン株式会社
プリント配線板
1か月前
トキコーポレーション株式会社
照明器具
1か月前
サクサ株式会社
筐体の壁掛け構造
1日前
イビデン株式会社
プリント配線板
3か月前
イビデン株式会社
プリント配線板
2か月前
イビデン株式会社
プリント配線板
1か月前
日産自動車株式会社
電子機器
1か月前
カシン工業株式会社
PTC発熱装置
1か月前
メクテック株式会社
伸縮性配線基板
2か月前
続きを見る