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公開番号
2025132020
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024029322
出願日
2024-02-29
発明の名称
再加熱器
出願人
ホシザキ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A47J
39/02 20060101AFI20250903BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】食器に入れた加熱調理物を食事に適した温度に温める再加熱器において、熱源を有した蒸気発生装置を用いることなく、食器内の加熱調理物が乾燥しないように収納庫内を加湿する。
【解決手段】再加熱器10は、加熱調理された加熱調理物を入れた食器を収納する収納庫20と、収納庫20内を加熱するヒータ27と、収納庫20内の空気を対流させるファン26とを備え、ヒータ27とファン26とを作動させることで加熱された空気を収納庫20内に対流させるようにして食器に入れた加熱調理物を加熱するようにしたものであり、収納庫20内にはヒータ27による熱によって水から蒸気を発生させる蒸発皿40を設けた。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
加熱調理された加熱調理物を入れた食器を収納する収納庫と、
前記収納庫内を加熱するヒータと、
前記収納庫内の空気を対流させるファンとを備え、
前記ヒータと前記ファンとを作動させることで加熱された空気を前記収納庫内に対流させるようにして食器に入れた加熱調理物を加熱する再加熱器であって、
前記収納庫内には前記ヒータによる熱によって水から蒸気を発生させる蒸発皿を設けたことを特徴とする再加熱器。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の再加熱器において、
前記ファンは前記収納庫の一側壁に回転可能に支持されて遠心方向外向きに空気を送出する遠心ファンを用いたものであり、前記ヒータは前記収納庫の一側壁にて前記ファンを回転させたときの遠心方向の外側に配設されており、
前記蒸発皿は前記収納庫の一側壁側の底部にて前記ファンによる送風が前記ヒータによって加熱されて生成される温風の送風先となる設置位置に設置されたことを特徴とする再加熱器。
【請求項3】
請求項2に記載の再加熱器において、
前記収納庫は、前記ヒータと前記ファンとが配設される前記一側壁側の側部に温度を調節するための温度調節室と、前記温度調節室よりも前記一側壁と反対側に食器を収納する収納室とを備え、前記温度調節室と前記収納室とを仕切板によって通風可能に仕切るようにしたものであり、
前記仕切板には前記蒸発皿を前記温度調節室と前記収納室との間で通過可能とする通過口を形成したことを特徴とする再加熱器。
【請求項4】
請求項2または3に記載の再加熱器において、
前記蒸発皿は、前記ファンによる送風が水面に当たるのを防ぐようにしつつ蒸気を放出させる放出口が形成された蓋を備えたことを特徴とする再加熱器。
【請求項5】
請求項4に記載の再加熱器において、
前記蓋には前記放出口による開口割合を減らすためのカバーを着脱可能に取り付けたことを特徴とする再加熱器。
【請求項6】
請求項5に記載の再加熱器において、
前記カバーは前記放出口による開口割合を調節可能としたことを特徴とする再加熱器。
【請求項7】
請求項1または2に記載の再加熱器において、
前記蒸発皿の内側には前記収納庫内を加湿するのに適切な量の水位を表示する表示部を設けたことを特徴とする再加熱器。
【請求項8】
請求項2または3に記載の再加熱器において、
前記収納庫には前記設置位置に前記蒸発皿が設置されていることを検知する蒸発皿検知手段を設けたことを特徴とする再加熱器。
【請求項9】
請求項8に記載の再加熱器において、
前記蒸発皿検知手段は、前記収納庫内にて前記設置位置に設けた温度センサを用いたものであり、前記温度センサの検出温度に基づいて前記蒸発皿が前記設置位置に設置されたことを検知することを特徴とする再加熱器。
【請求項10】
請求項1に記載の再加熱器において、
前記蒸発皿は前記ヒータに熱伝達可能に取り付けられたことを特徴とする再加熱器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、加熱調理された加熱調理物を入れた食器を収納庫内に収納し、収納庫内で食器に入れた加熱調理物を加熱する再加熱器に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、加熱調理された加熱調理物を入れた食器を収納し、食器に入れた加熱調理物を食事に適した温度に加温する温蔵庫の発明が開示されている。この温蔵庫は、調理された加熱調理物を入れた食器を温かい状態で収納可能とする温蔵室と、温蔵室内を加熱するヒータと、温蔵室内の空気を対流させるファンとを備えている。この温蔵庫においては、ヒータに通電させるとともにファンを作動させることにより、温蔵室内の空気はヒータによって加熱されながら温風となって対流し、温蔵室内の食器に入れた加熱調理物は対流する温風によって食事に適した温度に温められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-44366号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の温蔵庫(再加熱器)においては、温蔵室(収納庫)内の空気はヒータによって加熱されながら温風となって対流し、温蔵室内の食器に入れた加熱調理物は対流する温風によって食事に適した温度に温められる。この種の温蔵庫で温蔵室内に収納される食器には加熱調理物の乾燥を防ぐために蓋が被せられており、食器に被せる蓋は、片手でも取り外し容易とするために、天井部が閉じられているともに下側が開口した浅い筒形をした蓋や、下側が開いた略半球形状(ドーム形)の蓋が用いられている。食器内の加熱調理物はこの蓋によってある程度乾燥するのを防ぐようにすることができるものの、食器は上側の蓋によって密閉されているわけでなく、食器と蓋の間から水分が放出されやすく、食器内の加熱調理物は乾燥するおそれがあった。これに対し、温蔵室に蒸気を供給する蒸気供給装置のような蒸気供給手段を設けるようにすると、食器に入れた加熱調理物の乾燥を防ぐことができる。しかし、温蔵室に蒸気を供給する蒸気供給装置のような蒸気供給手段を設けることでコストが高くなるとともに、蒸気を発生させるときの熱源のランニングコストが高くなる問題がある。本発明は、食器に入れた加熱調理物を食事に適した温度に温める再加熱器において、収納庫内の加熱用のヒータと異なる熱源を別に有した蒸気発生装置等の蒸気供給手段を用いることなく、食器内の加熱調理物が乾燥しないように収納庫内を加湿することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は上記課題を解決するために、加熱調理された加熱調理物を入れた食器を収納する収納庫と、収納庫内を加熱するヒータと、収納庫内の空気を対流させるファンとを備え、ヒータとファンとを作動させることで加熱された空気を収納庫内に対流させるようにして食器に入れた加熱調理物を加熱する再加熱器であって、収納庫内にはヒータによる熱によって水から蒸気を発生させる蒸発皿を設けたことを特徴とする再加熱器を提供するものである。
【0006】
上記のように構成した再加熱器においては、収納庫内にはヒータによる熱によって水から蒸気を発生させる蒸発皿を設けたので、蒸発皿に貯えた水から収納庫内の加熱用のヒータによる熱によって発生する蒸気により収納庫内を加湿することができ、収納庫内を加熱するヒータと異なる熱源を有する蒸気発生装置のような蒸気発生手段を別途用いることなく、収納庫内に収納した食器に入れた加熱調理物を乾燥させないようにすることができる。
【0007】
上記のように構成した再加熱器においては、ファンは収納庫の一側壁に回転可能に支持されて遠心方向外向きに空気を送出する遠心ファンを用いたものであり、ヒータは収納庫の一側壁にてファンを回転させたときの遠心方向の外側に配設されており、蒸発皿は収納庫の一側壁側の底部にてファンによる送風がヒータによって加熱されて生成される温風の送風先となる設置位置に設置されるのが好ましい。蒸発皿内の水はファンとヒータとを作動させたときに生成される温風によって加熱され、収納庫内は蒸発皿から水が蒸発して加湿されるようになる。このように、蒸発皿をファンとヒータとにより生成される温風の送風先となる設置位置に設置していることで、ヒータの熱を蒸発皿に効率よく伝達することができるようになる。
【0008】
上記のように構成した再加熱器においては、収納庫は、ヒータとファンが配設される一側壁側の側部に温度を調節するための温度調節室と、温度調節室よりも一側壁と反対側に食器を収納する収納室とを備え、温度調節室と収納室とを仕切板によって通風可能に仕切るようにしたものであり、仕切板には蒸発皿を温度調節室と収納室との間で通過可能とする通過口を形成するのが好ましい。このようにしたときには、蒸発皿を食器を収納する収納室から通過口を通過させて温度調節室に入れ、また、温度調節室から通過口を通過させて収納室に出すことができ、水の注入を含めた蒸発皿のメンテナンスを手軽に行うことができる。
【0009】
上記のように構成した再加熱器においては、蒸発皿は、ファンによる送風が水面に当たるのを防ぐようにしつつ蒸気を放出させる放出口が形成された蓋を備えるのが好ましい。ファンとヒータとによって生成される温風が蒸発皿に貯えた水の水面に直接当たると、蒸発皿の水から生成される蒸気が過剰になって食器内の加熱調理物に水分が多く含まれるおそれがある。ファンとヒータによって生成される温風は蓋によって蒸発皿の水面に直接当たらないようになるので、蒸発皿内の水から過剰に蒸気が発生しないようにすることができる。また、蒸発皿内の水は蒸発皿の外周面に当たる温風によって加熱されて適切な量の蒸気が発生し、蒸発皿から発生する蒸気は蓋の放出口から収納庫内に放出されるので、蒸発皿から放出される蒸気を適切な量に抑えることができる。
【0010】
また、この再加熱器の使用状況によっては、蓋の放出口から蒸気を放出させるようにしても、蒸発皿の水から生成される蒸気が収納庫内で過剰に生成されることがある。この場合には、蓋には放出口の開口割合を減らすためのカバーを着脱可能に取り付けるのが好ましい。このようにしたときには、放出口から放出される蒸気をさらに適切な量に抑えることができる。また、カバーは放出口の開口割合を調節可能とするのが好ましい。このようにしたときには、放出口から放出される蒸気をさらに適切な量に調節できるようにすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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