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公開番号2025064860
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023184301
出願日2023-10-05
発明の名称ハンガー
出願人個人
代理人
主分類A47G 25/32 20060101AFI20250410BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】従来のハンガーは、丸首等の衣類を掛ける際に、襟口からハンガーを通すと、中央部のフックが邪魔になり、襟口を伸ばす原因となっていたが、この問題を解除するためにフックの取り外し可能とするハンガーを提供する。
【解決手段】吊り部のフック部を上部本体、衣類を掛ける肩部を下部本体とし、上部本体と下部本体の着脱を可能とするものであって、上部本体のフック下部の挿着部内側に凸部1と凸部2と先端部と凹部1で形成し、凸部1の反対側に弾性材を設けたストッパーを備え、下部本体の顔部に保持部を設け、挿着部を保持部に差し込み、保持部内に設けた凹部2にストッパーに設けた凸部1をはめ込み保持部内で接合を完了させて、凸部2の押下で接合部のはまりを解除し引き抜いて分離を可能とすることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
衣類を掛けるためのハンガーであって、吊り部のフック部を上部本体とし、衣類を掛ける肩部を下部本体とし、上部本体は、フックの下部にストッパーを備えた挿着部を設け、下部本体の顔部に設けた保持部に挿着部を差し込んで保持部内で固定し接合と、固定を解除し分離を可能とすることを特徴とするハンガー。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
上部本体の下部の挿着部内側に凸部1と凸部2と先端部と凹部1で形成したストッパーに弾性材を設け、軸にストッパーを回動自在に取り付け、凸部1と凸部2を挿着部の外側に突出させて、下部本体の顔部に設けた保持部の内部壁面に凹部2を設け、挿着部を保持部に挿着することで、ストッパーの凸部1を凹部2にはめ込み、保持部内で上部本体と下部本体の接合を完了させて、凸部2の押下で接合部のはまりを解除し引き抜いて分離可能とすることを特徴とする請求項1記載のハンガー。
【請求項3】
接合は、挿着部を挿着した保持部内で行われ、ストッパーが衣類と下部本体の重量を支持し、挿着部の全周囲を保持部の内側壁面で囲うことにより接合部に掛かる外圧を遮断し、衝撃を受けても接合部が安定することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のハンガー。
【請求項4】
ストッパーは、樹脂材、金属を使用する弾性材と一体形成することを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載のハンガー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、丸首等の衣類の襟口からハンガーをスムーズに通すためのハンガーに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来のハンガーは、本体に吊り部が固定されており、丸首等の衣類の襟口からハンガーに通すと、開放部の狭い襟口は吊り部が障害となり、これを無理に通せば襟が伸びてしまうので、開放部の広い裾から通していた。
【0003】
襟口の狭い衣類にハンガーを通すことが出来るものとして、特許文献1には、吊り部のフックと本体の間に磁石を設け、磁着により結合し強制的に分離を可能とするハンガーが記載されていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6990485号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来のハンガーは、吊り部のフックがハンガー中央部にあり、丸首等の衣類の襟口からハンガーを通すと、吊り部のフックが障害となり襟を伸ばす原因となることから、開放部の広い裾からハンガーを通し襟口からフックを出していた、この作業は手間がかかるものであった。
【0006】
上記の特許文献1に記載されたハンガーは、吊り部のハンガー上部と肩部のハンガー下部に磁石を設け、磁着によって結合し強制的に分離するものであり、分離したハンガー下部から衣類に通せば襟口の負担は減少するが、磁着による結合は平面的な結合であり、磁着面同士の互いに引き合う磁着力は強い反面、磁着面に対して横方向からの外圧には弱く、強制的に分離するのは、これを、利用したしたものと思われるが、着脱にスムーズさを欠くものであり、洗濯物を屋外に干した場合、突風等の横からの外圧や、ハンガー同士の接触による衝撃を受ければ結合部が不安定となる。
【0007】
丸首等の衣類の襟口に負担をかけずにハンガーを通すには、吊り部のフックと衣類を掛ける肩部を分離し、先に肩部を衣類に通し、フックを後付けして接合することにより襟口への負担を軽減させ、洗濯物を干したときに突発的な外圧や衝撃を受けても接合部が安定するハンガーを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の問題を解決するため本発明のハンガー(1)は、吊り部のフック(4)を上部本体(2)とし、衣類(101)を掛ける肩部(14)を下部本体(3)とするもので、上部本体(2)は、フック(4)の下部の内側にストッパー(7)を備えた挿着部(5)を設け、下部本体(3)の顔部(10)に設けた保持部(13)に挿着部(5)を差し込み保持部(5)内で固定し接合と、固定を解除し分離を可能とするものである。接合時は、挿着部(5)の全周囲を保持部(13)の内壁で囲うことによって、突発的な外圧や衝撃を受けても接合部は安定し、丸首等の襟口(102)に分離した下部本体(3)を先に通してから上部本体(2)を挿着し接合することで、襟口(102)の負担を軽減すものである。
【0009】
上部本体(2)は、挿着部(5)の内側に凸部1(7a)と凸部2(7b)と先端部(7c)と凹部1(7d)で形成したストッパー(7)に弾性材(9)を設け、挿着部(5)の内側下部に軸(8)を設け回動可能に取り付け、凸部1(7a)と凸部2(7b)を挿着部(5)の外側に突出させる。
下部本体(3)は、顔部(10)の頭面(11)に差込口(12)を設けた保持部(13)を設け、保持部(13)内の内部壁面1(13a)に凹部2(13d)を設け、挿着部(5)を保持部(13)に差し込んで保持部(13)内で接合するものである。
【0010】
上記の構成によって、挿着部(5)を保持部(13)に差し込むだけで、凸部1(7a)が差込口(12)を通過する際に差込口端部(12a)に押され、ストッパー(7)は挿着部(5)内で後退し凸部1(7a)が差込口端部(12a)を通過すると、弾性材(9)によって押し戻されて凸部1(7a)が、保持部(13)内の凹部2(13d)にはまり固定され接合するもので、接合時の凸部2(7b)は、頭面(11)の上部に位置し、分離するときに固定を解除するための押下部である。
(【0011】以降は省略されています)

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