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公開番号
2025019963
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023132386
出願日
2023-07-28
発明の名称
掃除シート
出願人
個人
代理人
主分類
A47L
13/16 20060101AFI20250131BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】掃除シートの先端部の変形を抑制することで、角隅部分の掃除を容易にできる掃除シートを提供する。
【解決手段】拭き取り部2の先端に芯材3を重ねて設け、芯材3の先端部31を鋭角状に形成し、床隅部の拭き取りを容易とする。拭き取り部2の上面には粘着部4を設けて、スリッパ5の底面に着脱自在に装着し、スリッパ5を履いた状態で拭き掃除ができる構成とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
履物の底面に着脱自在に取り付けられ、床面と前記履物の底面との間に介在する掃除シートであって、
床面に接触し得る拭き取り部と、
前記拭き取り部の前記履物側に配置され、前記履物の底面に貼りつく粘着部と、
前記拭き取り部の端部において、先端が履物より突出する位置に、前記履物側に重ねて配置され、前記拭き取り部よりも剛性が高い芯材と、
を有する掃除シート。
続きを表示(約 120 文字)
【請求項2】
前記芯材は、先端が直角又は鋭角状に形成されている請求項1に記載の掃除シート。
【請求項3】
前記芯材は、前記芯材は、先端部分が前記履物に対して反対側に撓んでいる請求項1又は2に記載の掃除シート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、スリッパや掃除用具に取り付けられる掃除シートに係り、詳しくはスリッパ等の下面に着脱自在に貼り付けられる掃除シートに関するものである。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、床の拭き掃除は、雑巾等を用いて、人が四つん這いになって行う掃除方式や、モップなどの長尺の棒の先端に拭き取り用の布を取り付けた拭き掃除具を用いて行う掃除方式が採られていた。これらの掃除方法は、身体への負担が大きいことや、掃除用具の保管場所などが必要となることから、スリッパ等の室内の履物の底に取り付けて、履物を履いた状態で拭き掃除を行う掃除シートが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019‐141543号
特開2018‐89374号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献に記載の掃除用具は、人が立った状態で足の裏を、床に沿って動かすことで拭き掃除ができるので、身体的な負担が少なく、便利ではある。また、部屋の角隅や壁際の縁にも、拭き取りシートが届くように、先端部を三角形状として、その頂点部を角隅部分や壁際の縁に届かせ、角隅の埃を容易に拭き取りできるようにした構成もある(特許文献2 図15、図16参照)。
しかしながら、上記三角形状とした構成を用いて、数回角隅を掃除すると、頂点部が変形してヘタることによって、頂点部が床の角隅部に届かなくなってしまう、といった問題があった。
この発明は、掃除シートの先端部の変形を抑制することで、角隅部分の掃除を容易にできる掃除シートを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以上のような問題を解決する本発明は以下の構成を備える。
(1)履物の底面に着脱自在に取り付けられ、床面と前記履物の底面との間に介在する掃除シートであって、
床面に接触し得る拭き取り部と、
前記拭き取り部の前記履物側に配置され、前記履物の底面に貼りつく粘着部と、
前記拭き取り部の端部において、先端が履物より突出する位置に、前記履物側に重ねて配置され、前記拭き取り部よりも剛性が高い芯材と、
を有する掃除シート。
(2)前記芯材は、先端が直角又は鋭角状に形成されている上記(1)に記載の掃除シート。
(3)前記芯材は、前記芯材は、先端部分が前記履物に対して反対側に撓んでいる上記(1)又は(2)に記載の掃除シート。
【発明の効果】
【0006】
請求項1に記載の発明によれば、履物の底面に着脱自在に取り付けられるので、要時に装着し、不要時には履物の底面から取り外すことができる。履物の底面と床面との間に介在するので、例えば、掃除シートが装着された履物を履いた状態で床の上を歩くのみで、拭き取り部が床に接触して掃除ができる。粘着部によって履物の底面に装着できるので、脱着が容易である。拭き取り部よりも剛性が高い芯材によって、拭き取り部の端のヘタリが抑制されるので、床の隅の掃除を、より長期間可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、芯材の先端形状を鋭角状又は直角形状とすることによって、床隅部の掃除が容易となる。
請求項3に記載の発明によれば、芯材を床側に撓ませることによって、ヘタリに対する耐久性をさらに上げることができ、より長期間使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の構成を示す全体斜視図である。
履物の底面に装着された状態を示す全体斜視図である。
図2におけるA-A断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の好適実施形態について、添付図面に基づいて詳説する。図1は、本発明の掃除シートを履物であるスリッパの底面に貼りつける直前の状態を示す全体斜視図である。
掃除シート1は、拭き取り部2と、芯材3と、粘着部4とを有している。この実施形態の掃除シート1では、履物の一種であるスリッパ5の底面に取り付けられる。拭き取り部2は、掃除シート1が取り付けられるスリッパ5の底面形状に略沿った形状に形成された拭き取り部材によって構成されている。拭き取り部材は、例えば、繊維集合体で構成される。繊維集合体としては、例えば、紙、不織布、フエルト、織物、編み物である。繊維集合体を構成する繊維には、動物の毛・皮革や植物等が自然に伸びる、または人工的に伸ばされることによって得られる、細くしなやかで凝集性のある紐状の素材であり、例えば、化学繊維が含まれる。
【0009】
このような拭き取り部材には、埃等の吸着・拭き取り効果の向上、又はワックス効果の向上を図るため、薬剤が含浸されてあってもよい。この実施形態の拭き取り部2は、図1及び図3に示されているように、スリッパ5の爪先部から、土踏まずに対応する位置に至る、底面前部に取り付けられる形状に構成される。
図1に示されるように、拭き取り部2の形状は、幅がスリッパの幅に沿った大きさである矩形となっている。このような形状とすることによって、先端部21は、図2に示されるように、スリッパ5の底面から大きく外側にはみ出したはみ出し部210となっている。はみ出し部210によって、拭き取り面積が拡大して、拭き取り効果を向上させることができる。はみ出し部210の角部211が、内角か直角となっているので、この部分によっても、床の角部の拭き取りが可能となるが、拭き取り部2の構成材料が軟質である場合には、十分な拭き取り効果が得られない恐れがある。
【0010】
拭き取り部2の長さは、スリッパ5の全長の約半分程度の長さである。この様な長さとすることで、スリッパ5に本発明の掃除シートを取り付けると、スリッパ5の先端側部分が拭き取り部2で覆われ、スリッパ5の踵に対応する部分(後半部分)は露出し、スリッパ5の踵部分が直接床に接触することとなる。このような構成によって、スリッパ5の踵部分に体重を載せることで、床に対して滑りにくくなる。一方、本発明の掃除シート1で拭き掃除をする場合には、踵部分を浮かしてスリッパ底の前半部分を床に接触させることで、容易に拭き掃除をすることができる。
この様な構成の拭き取り部は、下面側が床に接触して、床上の埃や、床に付着した汚れを拭き取る。特に先端部は、床と壁の間の角部に溜まった埃や汚れを十分に拭き取ることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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