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公開番号
2024131930
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-30
出願番号
2023042507
出願日
2023-03-17
発明の名称
学童机
出願人
個人
代理人
個人
主分類
A47B
41/02 20060101AFI20240920BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】使用時において木製天板が外れ難く、全体の重量を抑制することができる学童机を提供する。
【解決手段】木製天板1の対向する2側面1c、1d近傍の裏面1aには一対の凹状溝10が側面1c、1dに沿って設けられ、一対の凹状溝10の長手方向の両側の側部には係合凹部11が凹設されている。また、支持脚2には凹状溝10に嵌め込まれる一対の凸状板20が設けられ、一対の凸状板20の長手方向の両側の側部には係合凹部11に係合する係合凸部21が突設されている。支持脚2の凸状板20を木製天板1の凹状溝10に嵌め込んで係合凸部21と係合凹部11とを係合させた状態で支持脚2又は木製天板1を所定位置までスライドさせた後、木製天板1と凸状板20とに設けられたパッチン錠50により木製天板1と支持脚2とを固着させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
長方形板状の木製天板と、該木製天板を支持する支持脚と、該木製天板と該支持脚とを固着させる係止具と、からなる学童机において、
該木製天板の対向する2側面近傍の裏面には一対の凹状溝が該側面に沿って設けられ、一対の該凹状溝の長手方向の両側の側部には係合凹部が凹設され、
該支持脚には該凹状溝に嵌め込まれる一対の凸状板が設けられ、一対の該凸状板の長手方向の両側の側部には該係合凹部に係合する係合凸部が突設され、
該支持脚の該凸状板を該木製天板の該凹状溝に嵌め込んで該係合凸部と該係合凹部とを係合させた状態で該支持脚又は該木製天板を所定位置までスライドさせた後、該木製天板と該凸状板とに設けられた該係止具により該木製天板と該支持脚とを固着させることを特徴とする学童机。
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【請求項2】
前記木製天板と前記凸状板との裏面には、前記係止具を収納する第1、2取付凹部が凹設されていることを特徴とする請求項1記載の学童机。
【請求項3】
前記係止具はパッチン錠であることを特徴とする請求項1又は2記載の学童机。
【請求項4】
長方形板状の木製天板と、該木製天板を支持する支持脚と、該木製天板と該支持脚とを固着させる係止具と、からなる学童机において、
該木製天板の対向する2側面近傍の裏面には一対の凹状溝が該側面に沿って設けられ、一対の該凹状溝の長手方向の同じ側の側部には係合凹部が凹設され、
該支持脚には該凹状溝に嵌め込まれる一対の凸状板が設けられ、一対の該凸状板の長手方向の同じ側の側部には該係合凹部に係合する係合凸部が突設され、
該支持脚の該凸状板を該木製天板の該凹状溝に嵌め込んだ後、該支持脚又は該木製天板をスライドさせて該係合凸部と該係合凹部とを係合させたとき、該凹状溝にできる係止空間に該係止具を嵌入して該木製天板と該支持脚とを固着させることを特徴とする学童机。
【請求項5】
前記係止空間の長手方向と直角方向の両側面部には一対の係止穴が凹設され、
前記係止具は、両端が該係止穴に嵌入され、弾性体により該係止空間に係止されることを特徴とする請求項4記載の学童机。
【請求項6】
長方形板状の木製天板と、該木製天板を支持する支持脚と、該木製天板と該支持脚とを固着させる係止具と、からなる学童机において、
該木製天板の対向する2側面近傍の裏面には一対の凹状溝が該側面に沿って設けられ、一対の該凹状溝の長手方向の同じ側の側部には係合凹部が凹設され、
該支持脚には該凹状溝に嵌め込まれる一対の凸状板が設けられ、一対の該凸状板の長手方向の同じ側の側部には該係合凹部に係合する係合凸部が突設され、
該支持脚の該凸状板を該木製天板の該凹状溝に嵌め込み、該支持脚又は該木製天板をスライドさせて該係合凸部と該係合凹部とを係合させた後、該木製天板と該凸状板とに設けられた該係止具により該木製天板と該支持脚とを固着させることを特徴とする学童机。
【請求項7】
前記木製天板と前記凸状板との裏面には、前記係止具を収納する第3、4取付凹部が凹設されていることを特徴とする請求項6記載の学童机。
【請求項8】
前記係止具はパッチン錠であることを特徴とする請求項6又は7記載の学童机。
【請求項9】
前記係合凸部及び前記係合凹部の長手方向と直角方向の断面形状は、三角形と、四角形と、半円形と、のいずれか1つであることを特徴とする請求項1又は4又は6記載の学童机。
【請求項10】
前記木製天板の表面には、タブレットコンピュータを安定して載置するための溝又は突起が該木製天板の長手方向の側面と平行に設けられていることを特徴とする請求項1又は4又は6記載の学童机。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、学童用の机に関する。
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【背景技術】
【0002】
天板に無垢の木材が使用されている学童机は、天板から有害な化学物質を放出されることがなく学童に優しいものである。さらに、天板用の木材として間伐材を使用すれば環境に優しいものにできるとともに、資源の有効利用を図ることができる。このような観点から、本発明者は特許文献1に示す学童机用木製保護天板を既に提案している。この学童机用木製保護天板は、上面が長方形をなす板状であって天板を覆う保護天板(60)と、保護天板(60)の側面(60a、60b)に垂設される側板(61)と、保護天板(60)との間に天板が嵌入される間隙(63)を有して側板(61)から突設される内フランジ板(62)とを有し、保護天板(60)の側板(61)を有しない側面(60d)は、保護天板(60)を天板に載着して係止するストッパ板(65)を有している。
【0003】
この学童机用木製保護天板によれば、保護天板(60)の側面(60d)の方向から学童机(90)の天板(91)を間隙(63)に嵌入した後、ストッパ板(65)を取り付ければ、保護天板(60)を学童机(90)の天板(91)に載着して係止することがでる。これにより、学童机用木製保護天板は学童机(90)から外れ難くなる。また、ストッパ板(65)は保護天板(60)の側面(60d)に設けられるため、ストッパ板(65)が学童机(90)の天板(91)を傷つけることはない。したがって、この学童机用木製保護天板によれば、学童机(90)の天板(91)を傷つけ難く、かつ外れ難い。
【0004】
なお、この学童机用木製保護天板では、学童の身長の伸びに合わせて保護天板(60)を取り外し、別の学童机に容易に取り付けることができる。そのため、小学1年から小学6年まで自分専用の保護天板(60)を使用して、卒業時においてその保護天板(60)を記念品として持ち帰ることができる。そして、このような試みは、一部の小学校において既に実践されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-217444号公報(段落[0030]から[0037]、図1から図4)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、上記特許文献1記載の学童机用木製保護天板では、保護天板を学童机に取り付けるため、学童机全体の重量の削減には限界がある。
【0007】
本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、使用時において木製天板が外れ難く、全体の重量を抑制することができる学童机を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するために、請求項1に係る学童机の特徴は、長方形板状の木製天板と、該木製天板を支持する支持脚と、該木製天板と該支持脚とを固着させる係止具と、からなる学童机において、該木製天板の対向する2側面近傍の裏面には一対の凹状溝が該側面に沿って設けられ、一対の該凹状溝の長手方向の両側の側部には係合凹部が凹設され、該支持脚には該凹状溝に嵌め込まれる一対の凸状板が設けられ、一対の該凸状板の長手方向の両側の側部には該係合凹部に係合する係合凸部が突設され、該支持脚の該凸状板を該木製天板の該凹状溝に嵌め込んで該係合凸部と該係合凹部とを係合させた状態で該支持脚又は該木製天板を所定位置までスライドさせた後、該木製天板と該凸状板とに設けられた該係止具により該木製天板と該支持脚とを固着させることである。
【0009】
請求項2に係る学童机の特徴は、請求項1において、前記木製天板と前記凸状板との裏面には、前記係止具を収納する第1、2取付凹部が凹設されていることである。
【0010】
請求項3に係る学童机の特徴は、請求項1又は2において、前記係止具はパッチン錠であることである。
(【0011】以降は省略されています)
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