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公開番号2025010058
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2024105799
出願日2024-06-28
発明の名称汚水汚れ防止具
出願人個人
代理人
主分類A47K 13/24 20060101AFI20250109BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】座位排泄用具使用に際する、汚水汚れを防止できる汚水汚れ防止具を提供する。
【解決手段】排泄用開口部を備えた座部を有する座位排泄用具の座部および座部周辺への汚水汚れの付着を防止する汚水汚れ防止具であって、前記汚水汚れ防止具は、汚水を受ける略板状の汚水受け部と前記汚水受け部を座部に着脱可能とする連結部とよりなり、前記汚水受け部は前記座部との間に汚水排出用の間隙部を形成可能とする間隙保持部を有し、汚水の流路を規制することを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
排泄用開口部を備えた座部を有する座位排泄用具において、前記座部および前記座部周辺部への汚水汚れの付着を防止する汚水汚れ防止具であって、前記汚水汚れ防止具は、汚水を受ける略板状の汚水受け部と前記汚水受け部を前記座部に着脱可能とする連結部とよりなり、前記汚水受け部は前記座部の内周縁との間に汚水排出用の間隙部を形成可能とする間隙保持部を少なくともひとつ以上備え、前記汚水受け部の上端の全部または一部を、平面視では前記座部内周縁の内側に設置可能であり、かつ、側面視では前記座部内周縁の下端の高さ以上に設置可能であり、前記汚水受け部の下端を、平面視では前記座部外周縁より内側に設置可能であり、かつ、側面視では前記座部内周縁の下端の高さより下に設置可能な汚水汚れ防止具であって、前記汚水受け部で受けた汚水は前記汚水受け部内側面に流下させるとともに、前記汚水受け部を超えた汚水は前記汚水排出用の間隙部に流下させ、汚水の流路を規制したことを特徴とする汚水汚れ防止具。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記汚水受け部の上端の形状の全部または一部に、前記汚水受け部の長手方向中央から左右方向に向けてそれぞれ下向きに傾斜させた部分を設けたことを特徴とする請求項1に記載の汚水汚れ防止具。
【請求項3】
前記連結部の一部または全部に略帯状または紐状の可とう性を有する部材を用いた装着部を備え、前記装着部は、前記座部の一部の内周縁および上面および外周縁および裏面を1周させて固定可能なことを特徴とする請求項1または2に記載の汚水汚れ防止具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、座位での排泄に用いる開口部を備えた座部を有する用具使用に際する、排泄物等汚水汚れの防止に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
排泄のための用具のうち、座部に排泄用の開口部を設けたものは、便座と便器を備える腰掛式便器をはじめ、組立式の箱型トイレや折りたたみ椅子状の簡易トイレに排泄物を受ける袋をとりつけて使用するものまで、様々存在する。
【0003】
これらの使用方法は、立位での排尿も可能ではあるが、大半は座位での排泄で使用されている。座位排泄で尿がとぶ方向の座部は、座部裏面を中心に排泄物等の汚れが付着しやすく、座部内側縁に継ぎ目が存在すると継ぎ目に汚れが蓄積して目立つこともある。また、座部に近接する便器や袋等の排泄物を受ける容器の上方付近にも、排泄物等汚れは付着しやすく、人体局部洗浄機能をもつ設備や、携帯用の人体局部洗浄用具を使用した場合は、その人体局部洗浄水が飛び散ることもある。これらによって、見た目や臭いによる不快感とともに、汚水に触れる等の衛生面のリスクが増し、その影響は、排泄時や清掃時の感染症のリスクや日常的な心身への負担を増すだけでなく、排泄を控えようとする行動の誘因となる場合もあり、健康上の問題におよぶことから、例えば、災害等の非常時には顕著な問題となって現れやすいと考えられる。
【0004】
ここで、以下、座部に排泄用の開口部を設けた排泄用具を、簡便に座位排泄用具と表現し、座位排泄用具使用に際する、排泄物や人体局部洗浄水を、簡略に汚水と表現する。また、汚水により座位排泄用具の座部を中心に付着する汚れを簡略に汚水汚れと表現する。
【0005】
前記のような座部を中心とする汚水汚れへの対応は、清掃が一般的であり、汚水汚れの付着を物理的に継続して防ぐ提案としては、腰掛式便器における便座と便器の隙間から排泄物が漏れるといった、著しい汚れに対する提案が従来からなされている。
【0006】
特許文献1は、便座用漏れ防止具は、隙間を遮蔽するための可撓性を有する帯形状の遮蔽部と、便座の裏面に設置するための可撓性を有する帯形状の設置部とからなり、設置部は粘着層と剥離シートを備え、長手方向にわたって複数の切れ目を有するとされ、便座に容易に固定でき、製造コストも低く抑えることができるとされる。
特許文献2は、汚水漏れ防止具は、汚水を受ける帯状の汚水受け部と便器に装着する装着部とからなり、前記汚水受け部は便器との間に間隙部を形成しており、汚水は汚水受け部内側面で受けるだけでなく、汚水受け部上端を超えた汚水も間隙部から流れ落ちることができるとし、さらに、便器への装着部の一部に線状の金属部材を用いることで、様々な形状の便器や隙間の大きさに対応可能とする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2020-188900号公報
特開2011-234767号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、特許文献1は、便座裏面に遮蔽部全長にわたって粘着部で貼るため、粘着部の端部付近に汚れが蓄積しやすく、やや清掃しにくい。また、遮蔽部にあたった尿が上方に溢れる場合は、便座の表面や外側へ流れることで、身体や衣服、床を汚すこともあり得る。
特許文献2は便器に装着するため、便座裏面のうち、汚水受け部よりも内側部分の汚水汚れは防ぐことができない。また、線状の金属材料は自由に変形できる一方で、利用者が便器と便座の隙間の高さに合わせて汚水受け部の位置を調節する必要があるため、汚水受け部が低めに設定されてしまった場合には、便座裏面等への汚水汚れにとどまらず、隙間から汚水が飛び出す漏れが起こりやすくなることがあった。
【0009】
また、市販の箱型や椅子型の簡易トイレは、袋を利用するものが多いが、レジャー等では計画的な利用が行えても、災害等の非常時には長期にわたり袋が不足する状況もあり得る。また、防災用品としてしまい込んだまま、試用したことがない人も少なくないため、実際に必要なときにはスムーズに利用開始できないことも考えられ、望ましくは、日常から利用している汚水汚れ防止具が、非常用も含めた多様な座位排泄用具にも対応できれば有意義と考えられる。
【0010】
本発明では、座位排泄用具の座部および座部周辺への汚水汚れを防止するため、様々な座位排泄用具に対応可能で、簡便に導入でき、清掃等管理も容易な汚水汚れ防止具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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