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公開番号2025058790
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023178506
出願日2023-09-28
発明の名称中身のない枕
出願人個人
代理人
主分類A47G 9/10 20060101AFI20250402BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】フレームにメッシュ生地を巻き付けた中身のない枕を提供する。
【解決手段】本体の両側に形状を保持するフレームを設け、フレームの外側に弾力性を持つメッシュ生地を数周巻き付け、さらに巻き付けた周囲に肌触りの良い布性のメッシュ生地を設けたことを特徴とする中身のない枕。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
本体となる両側に形状を保持するフレームを設け、フレームの外側に弾力性を持つメッシュ生地を数周巻き付け、さらに巻き付けた周囲に肌触りの良い布素材のメッシュ生地を設けたことを特徴とする中身のない枕。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、フレームにメッシュ生地を巻き付けた中身のない枕に関するものである。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、機能性を求めるために、クッション性のある様々な素材を詰め物とすることが多かった（特許文献１参照）。
【０００３】
また、枕は睡眠の際に使うだけのものではなく、日常生活でも用途があることも分かる（特許文献２参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１５－８７５７号公報
特開２０２２－９２８４４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
そのために次のような問題点があった。
（イ）中身の取り換えができない、もしくは不便であるという問題や洗濯の難しさ、乾燥時に乾きづらいという問題があった。
（ロ）寝ること以外の用途に用いようとすると、その用途に特化した形になってしまい、ほかの用途に使いづらくなることが多かった。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本体となる両側に形状を保持するフレームを設ける。
フレームの外側に弾力性を持つメッシュ生地を２、３周巻き付ける。
さらに巻き付けた周囲に肌触りの良い布素材のメッシュ生地を設ける。
以上を特徴とする中身のない枕である。
【発明の効果】
【０００７】
メッシュ生地によって通気性や衛生面において良い効果があるとともに、中空の構造でありながらも反発力によって枕として高い効果を示す。また、中空構造は使用者に多くの使用用途を与え、１つの枕で様々な使い方をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本発明の正面図である。
本発明の実施例の１つを示した斜視図である。
本発明の他の実施例を示した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
（イ）本体となる両側に形状を保持するフレーム（１）を設ける。
（ロ）フレームの外側に弾力性を持つ高密度ポリエチレン素材のメッシュ生地（２）を２、３周巻き付ける。
（ハ）巻き付けた周囲に肌触りの良いポリエステル素材のメッシュ生地を設ける。
本発明は以上のような構成である。
本発明を使用するときは、就寝の際に通常の枕のように頭を預けることで一般的な枕として使用できる。フレーム（１）によって中空構造となっているため、図２のように手枕をするようにより自然な姿勢での就寝も可能である。ポリエステル素材のメッシュ生地（３）の質感は、使用者への肌触りを良くしている。
また、デスクワークの際に図３に示すように、高密度ポリエチレン素材のメッシュ生地（２）の反発性を利用した、クッションとしての使用なども可能である。
枕の分の隙間がデスクワークの際、良い姿勢を保つ程よい距離感となる。
【符号の説明】
【００１０】
１フレーム
２高密度ポリエチレン素材のメッシュ生地
３ポリエステル素材のメッシュ生地

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