特許ウォッチ

公開番号2025077925
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023201130
出願日2023-11-06
発明の名称シャワー装置
出願人個人
代理人
主分類A47K 3/28 20060101AFI20250512BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】「亜硫酸カルシウムの水道水への塩素除去特性」を有し、「麦飯石によるPH緩衝」を有すること等の背景下、特に水道水への塩素除去特性の亜硫酸カルシウムの特性が、遠赤外線を発生放射する粒子体の麦飯石に比し、亜硫酸カルシウムが水道蛇口に近いことも伴って塩素除去特性の劣化が著しいことを解決する。
【解決手段】シャワー本体の水道水引込口部に着脱自在に取着されると共に、遠赤外線を発生放射する粒子体、更にはイオンを発生放射する粒子体とを夫々複数所要個数内部に収納するヘッド側コネクターと、シャワー本体と、水道蛇口側コネクターとであって、上端に水道蛇口接続部を備え、且つ下端に可撓性ホースと接続された水道水放出部とで構成され、塩素除去特性を有する粒子体を所要個数内部に収納する水道蛇口側コネクターとで構成したことを特徴とするものである。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
（ａ）水道蛇口から水道水を引き込む一定長さの可撓性ホースと、
（ｂ）シャワー本体であって、
（ｂ１）上端にシャワー噴出部を備え、且つ下端に前記水道蛇口と可撓性ホースを介して夫々接続された水道水引込口部とで構成され、
（ｂ２）シャワー本体の水道水引込口部に着脱自在に取着されると共に、遠赤外線を発生放射する粒子体、更にはイオンを発生放射する粒子体とを夫々複数所要個数内部に収納するヘッド側コネクターと、
（ｃ）このコネクターと前記可撓性ホースにて接続されたシャワー本体と、
（ｄ）可撓性ホースが接続された水道蛇口側コネクターとであって、
（ｄ１）上端に水道蛇口接続部を備え、且つ下端に可撓性ホースが接続された水道水放出部とで構成され、
（ｄ２）塩素除去特性を有する粒子体を所要個数内部に収納する水道蛇口側コネクターとで構成したことを特徴とするシャワー装置。
続きを表示（約 430 文字）【請求項２】
前記ヘッド側コネクターは、シャワー本体の水道水引込部が着脱自在に螺合される上側筒体及びこの上側筒体と螺合すると共に、遠赤外線を発生放射する粒子体を収納する下側筒体とより構成され、而も上下側筒体は、夫々の水道水を透過させる複数の小孔を有する上下壁にて構成された請求項１記載のシャワー装置。
【請求項３】
前記ヘッド側コネクター及び水道蛇口側コネクターは、内部の遠赤外線を発生放射する粒子体、更には塩素除去特性を有する粒子体を夫々透視可能な合成樹脂製としたことを特徴とする請求項１から２の何れか１記載のシャワー装置。
【請求項４】
前記遠赤外線を発生放射する粒子体を、麦飯石にて構成したことを特徴とする請求項１から３の何れか１記載のシャワー装置。
【請求項５】
前記塩素除去特性を有する粒子体を、亜硫酸カルシウムにて構成したことを特徴とする請求項１から４の何れか１記載のシャワー装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、水道蛇口に接続された一定長さの可撓性ホースから所望の水道水をシャワー状態にてする放射するシャワー装置に関する。
続きを表示（約 2,400 文字）【背景技術】
【０００２】
この種シャワー装置は、樹木等への屋外散水については、特に考慮する必要性はないが、水道水は飲料を主としており、当然、雑菌影響等を考慮し、塩素処理を伴った上で供給されている。
而して、この塩素水に対しては、アレルギー反応を起す者も少なくなく、特に入浴時を含め、全身に水道水を浴びるシャワーについても同様である。
そこで、水道蛇口側のコネクターに塩素除去特性を主とする亜硫酸カルシウム粒子体を収納させることとした特許文献１：特開２００７－１５９７５７号、
更には一般文献として「国会図書蔵書文献２「第３類：無機薬品」においても亜硫酸カルシウムの用途として残留塩素の分解・除去の存在が示されている。
同図書蔵書文献３には「麦飯石：花崗岩は、ミネラルが豊富、ＰＨ緩衝効果等」を有することも記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００７―１５９７５７号
【非特許文献】
【】
亜硫酸カルシウムの用途として残留塩素の分解・除去の存在
麦飯石：花崗岩は、ミネラルが豊富、ＰＨ緩衝効果等
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明は、前述の「背景技術」にて記述した如く、「亜硫酸カルシウムの水道水への塩素除去特性」を有すること、更に「麦飯石によるＰＨ緩衝」を有すること等の背景下、特に水道水への塩素除去特性の亜硫酸カルシウムの特性が、遠赤外線を発生放射する粒子体の麦飯石に比し、亜硫酸カルシウムが水道蛇口に近いことも伴って塩素除去特性の劣化が著しいこと等への課題を解決する。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明は、
（ａ）水道蛇口から水道水を引き込む一定長さの可撓性ホースと、
（ｂ）シャワー本体であって、
（ｂ１）上端にシャワー噴出部を備え、且つ下端に前記水道蛇口と可撓性ホースを介して夫々接続された水道水引込口部とで構成され、
（ｂ２）シャワー本体の水道水引込口部に着脱自在に取着されると共に、遠赤外線を発生放射する粒子体、更にはイオンを発生放射する粒子体とを夫々複数所要個数内部に収納するヘッド側コネクターと、
（ｃ）このコネクターと前記可撓性ホースにて接続されたシャワー本体と、
（ｄ）可撓性ホースが接続された水道蛇口側コネクターとであって、
（ｄ１）上端に水道蛇口接続部を備え、且つ下端に可撓性ホースが接続された水道水放出部とで構成され、
（ｄ２）塩素除去特性を有する粒子体を所要個数内部に収納する水道蛇口側コネクターとで構成したことを特徴とするものである。
【０００６】
更に本発明は、
（ａ）ヘッド側コネクターであって、
（ｂ）シャワー本体の水道水引込部が着脱自在に螺合される上側筒体及びこの上側筒体と螺合すると共に、
（ｃ）遠赤外線を発生放射する粒子体を収納する下側筒体とより構成され、
（ｄ）而も上下側筒体は、夫々の水道水を透過させる複数の小孔を有する上下壁にて構成された請求項１記載のシャワー装置。
【０００７】
更に本発明は、
（ａ）ヘッド側コネクターであって、
（ｂ）水道蛇口側コネクターは、内部の遠赤外線を発生放射する粒子体、更には塩素除去特性を有する粒子体を夫々透視可能な合成樹脂製としたことを特徴とする請求項１記載のシャワー装置。
【０００８】
更に本発明は、
（ａ）遠赤外線を発生放射する粒子体であって、麦飯石にて構成したことを特徴とする請求項１記載のシャワー装置。
【発明の効果】
【０００９】
（１）請求項１により、シャワー本体が接続された可撓性ホースの水道蛇口側コネクターには亜硫酸カルシウムが収納されており、この亜硫酸カルシウムによって水道水の塩素除去が行われ、更に塩素除去された水道水は、ヘッド側コネクター内に収納されている麦飯石によってミネラルが豊富で、且つＰＨ緩衝な水質状態となって人体への安らぎ感を伴わせることとなる。
（２）請求項２により、シャワー本体のヘッド側コネクターは、遠赤外線を発生放射する粒子体、更にはイオンを発生放射する粒子体を夫々所要個数内部に収納しており、亜硫酸カルシウムの塩素除去特性が、麦飯石の遠赤外線発生放射特性に比し、経時変質が著しく短く、夫々の粒子体を個別のコネクターに収納させることによって、塩素除去と遠赤外線発生放射との夫々の特性を有効に維持管理できる。
（３）請求項３により、ヘッド側コネクター及び水道蛇口側コネクターは、透視可能な合成樹脂製としたから、内部の遠赤外線を発生放射する粒子体、更には塩素除去特性を有する粒子体の状態を目視によって夫々確認できる。
（４）請求項４により、遠赤外線を発生放射する粒子体を、麦飯石にて構成したから、ミネラルが豊富で、且つＰＨ緩衝効果も期待できる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
シャワーの使用状態を示す斜視図
同上の水道蛇口側コネクターの断面図
同上のシャワー本体の斜視図
同上のシャワーヘッド側コネクターの拡大断面図
同上の水道蛇口側コネクターの分解斜視図
同上のシャワーヘッド側コネクターの分解斜視図
同上のシャワーヘッド側コネクターの断面斜視図
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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