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公開番号2025113748
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-04
出願番号2024008055
出願日2024-01-23
発明の名称首支持具
出願人個人
代理人個人
主分類A47G 9/10 20060101AFI20250728BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】使用者の首にフィットし易い首支持具を提供する。
【解決手段】利用者11が横臥する使用場所12に置かれて利用者11の首21を支持する首支持具10であって、中空のカバー13と、カバー13の内部A1に設けられた基材14と、カバー13の内部A1で基材14より上に配置され、かつ、基材14の素材より低剛性の素材で構成されたクッション材15と、カバー13に設けられ、かつ、カバー13の内部A1と外部A2とをつなぐ出し入れ口18と、を有する、首支持具10を構成した。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
利用者が横臥する使用場所に置かれて利用者の首を支持する首支持具であって、
中空のカバーと、
前記カバーの内部に設けられた基材と、
前記カバーの内部で前記基材より上に配置され、かつ、前記基材の素材より低剛性の素材で構成されたクッション材と、
前記カバーに設けられ、かつ、前記カバーの内部と外部とをつなぐ出し入れ口と、
を有する、首支持具。
続きを表示（約 440 文字）【請求項２】
請求項１記載の首支持具であって、
前記出し入れ口は、前記基材より上に配置されている、首支持具。
【請求項３】
請求項２記載の首支持具であって、
前記カバーに連結され、かつ、前記使用場所に亘って敷かれて利用者の頭部が載せられる頭部載せシートが更に設けられ、
前記カバーと前記頭部載せシートとが連結された連結部は、前記出し入れ口より上に配置され、
前記頭部載せシートは、前記出し入れ口を覆って設けられている、首支持具。
【請求項４】
請求項１記載の首支持具であって、
磁界を形成する永久磁石が、前記カバーの内部に設けられている、首支持具。
【請求項５】
請求項４記載の首支持具であって、
前記基材及び前記永久磁石は、前記カバーに固定され、
前記クッション材は、前記カバーの内部における前記基材と前記永久磁石との間へ移動可能に収容されている、首支持具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、利用者が横臥した姿勢で首を支持するために使用する首支持具に関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
利用者が横臥した姿勢で首を支持するために使用する首支持具の一例である枕の一例が、特許文献１に記載されている。特許文献１に記載された枕は、弾性回復性の発泡樹脂材料（発泡ポリウレタン）を所定の枕型外形をなすように一体成形または接合成形してなる枕本体と、枕本体において枕使用者の首に対応する部分に設けられ、かつ、枕使用者の頚椎に直交する向きに剛性材料からなる全形のパイプ状または半割りのパイプ状の変形抑制部材と、を有する。
【０００３】
変形抑制部材は、平坦な床面に正しい起立姿勢に相当する寝姿勢で横たわった枕使用者の頚部位置における枕の断面形状の変化を、変形抑制部材の断面形状に限界付けるとともに、枕の沈込み変形を変形抑制部材の高さに限界付けることを特徴としている。変形抑制部材は、塩化ビニル性の全形のパイプ材からなるシンプルな構成である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１１－６７２６０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
本願発明者は、特許文献１に記載された枕は、使用者の頚椎に対応する箇所に変形抑制部材が設けられているため、使用者の首にフィットしにくい、という課題を認識した。
本開示の目的は、使用者の首にフィットし易い首支持具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本実施形態は、利用者が横臥する使用場所に置かれて利用者の首を支持する首支持具であって、中空のカバーと、前記カバーの内部に設けられた基材と、前記カバーの内部で前記基材より上に配置され、かつ、前記基材の素材より低剛性の素材で構成されたクッション材と、前記カバーに設けられ、かつ、前記カバーの内部と外部とをつなぐ出し入れ口と、を有する、首支持具を開示している。
【発明の効果】
【０００７】
本実施形態によれば、クッション材は、基材の素材より低剛性の素材で構成されているため、使用者の首にフィットし易い。また、カバーに出し入れ口が設けられているため、クッション材をカバーの内部へ出し入れできる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
（Ａ）は、首支持具の使用例を示す模式的な側面図、（Ｂ）は、首支持具の使用例を示す模式的な平面図である。
（Ａ）は、図１（Ａ）の要部を示す側面断面図、（Ｂ）は、図１（Ｂ）の要部を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
（概要）
首支持具（首用枕）の実施形態は、図面を参照して説明されている。首支持具の実施形態は、あくまでも一例であり、実施形態に開示されている要素及び部品の形状、構造、寸法、個数等は、本実施形態の課題を解決できる範囲内において、何れも任意に変更可能である。図１（Ａ），（Ｂ）に示す首支持具１０は、利用者（人）１１が横臥する使用場所１２の上面１２Ａへ置かれる。使用場所１２は、敷布団、マット、カーペット、ベッド、畳、ゴザ等のうちの何れでもよい。使用場所１２の上面１２Ａは、利用者１１が居ない状態で、略平面である。
【００１０】
図２（Ａ）のように、首支持具１０は、中空のカバー１３と、カバー１３の内部Ａ１に設けられた基材１４、クッション材１５、血行促進部材１６、頭部載せシート１７を有する。カバー１３は、伸縮性を有し、カバー１３の材質（素材）は、例えば、伸縮性を有する合成ゴム、ストレッチ素材（ポリウレタン）等を用いることができる。カバー１３は、筒部１３Ａと、筒部１３Ａの両端を塞ぐ側部１３Ｂと、を有する。筒部１３Ａの中心を通る仮想線Ｂ１に沿った方向の両端に、側部１３Ｂがそれぞれ設けられている。
（【００１１】以降は省略されています）

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