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公開番号2025137303
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024048766
出願日2024-03-07
発明の名称ソファー
出願人個人
代理人
主分類A47C 4/02 20060101AFI20250911BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】行動に障碍がある方に対して安全に拘束できるソファーを提供する。
【解決手段】背もたれ、クッション、アーム及び上部に座面を有するフレームから構成されるソファーである。前記フレームは、側面に係止口を設けた係止溝と前記座面に嵌合溝を有している。前記クッションは、下部に前記篏合溝に篏合するU字型把持部を有している。一端に把手を備え、前記U字型把持部内を貫通するように挿入される係止部を有している。前記係止部は前記係止溝に篏合されることでクッションが動くことを阻止している。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
背もたれ、クッション、アーム及び上部に座面を有するフレームから構成されるソファーにおいて、前記フレームは、側面に係止口を設けた係止溝と前記座面に嵌合溝を有し、前記クッションは、下部に前記篏合溝に篏合するＵ字型把持部を有し、一端に把手を備え、前記Ｕ字型把持部内を貫通するように挿入される係止部を有して構成され、前記係止部は前記係止溝に篏合されることを特徴とするソファー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は例えば介護施設における行動に障害のある方を拘束する際に利活用できるソファーである。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
従来の拘束用具として暴徒捕獲用のさすまたがあるが、さすまたを使用した際、使用する事になれていても壁や地面に行動に障害のある方の体や頭を強打する恐れがある。また、さすまたを目に見える保管場所に設けることで保管場所を気にする方がさすまたを破壊する行為に繋がってしまう恐れがある。このような理由から施設や家庭においての使用及び保管は困難である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【】
特開２００１－１８３０９１
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
従来暴徒捕獲用さすまたがあるが、介護施設や家庭においての使用や保管場所の確保が困難である。また、さすまたを使用し、パニック状態の方の拘束を行う場合、さすまたの端部が棒状に形成されている為、施設の職員やパニック状態の方が怪我をする恐れがある点が課題である。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
本発明は、パニック状態になってしまった方に対し、クッションを用いてソファー上で身体の拘束を行う事が可能となるソファーの提供にある。発明者は暴徒捕獲用さすまたの効果を供え身体の接触が少なく怪我のリスクを軽減できる事を見出し、発明を完成するに至った。すなわち、背もたれ、クッション、アーム及び上部に座面を有するフレームから構成されるソファーにおいて、前記フレームは、側面に係止口を設けた係止溝と前記座面に嵌合溝を有している。前記クッションは、下部に前記篏合溝に篏合するＵ字型把持部を有している、一端に把手を備え、前記Ｕ字型把持部内を貫通するように挿入される係止部を有して構成され、前記係止部は前記係止溝に篏合されることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００５】
通常、職員がパニック状態の方の身体を拘束する際に素手で行う事が多く、怪我をするケースが後を絶たない。ソファーに係止されているクッションを拘束に用いることで、利用者及び職員の安全に配慮したソファーが提供する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【０００６】
ソファー外観図
ソファー構成分解図
クッション側面の断面図
クッション底面の断面図
クッション底面図
フレーム底面図
本発明の使用例
【発明を実施するための形態】
【０００７】
発明を実施するための形態について、図面を参照して説明を加える。
【０００８】
ソファーの外観を図１で示す。ソファー１は、背もたれ２、クッション３、アーム４とフレーム５から構成される。
【０００９】
クッション３を取り外したソファー１の構成分解図を図２示す。クッション３は下部にＵ字型把持部３１を有している。フレーム５は座面５２に篏合溝５１と側面に係止口５３を有している。係止部６は端部に把手６１を有している。
【００１０】
クッション３の側面の断面図を図３で示す。Ｕ字型把持部３１はクッション３内の略中間位置に軟質ポリ材のプレート３２を有する。このプレート３２は両端部が外側に曲げられている。
（【００１１】以降は省略されています）

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