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公開番号
2025132033
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024029336
出願日
2024-02-29
発明の名称
再加熱器
出願人
ホシザキ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A47J
39/02 20060101AFI20250903BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】再加熱器の収納庫内が蒸発器から落下する水による不具合が発生しないようにする。
【解決手段】再加熱器10は、加熱調理された加熱調理物を入れた加熱調理物を収納する収納庫20と、収納庫20内に配設された蒸発器34に冷媒を循環させることで収納庫20内を冷却する冷凍装置30と、収納庫20内を加熱するヒータ27と、収納庫20内の空気を対流させるファン26とを備え、冷凍装置30とファン26とを作動させることで冷却した空気を収納庫20内を対流させるようにして加熱調理物を冷却した後で、ヒータ27とファン26とを作動させることで加熱した空気を収納庫20内に対流させるようにして冷却後の加熱調理物を再び加熱する再加熱プログラムを実行可能としており、収納庫20内には蒸発器34の下側に蒸発器34から落下した水を貯める排水タンク40を設けた。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
加熱調理された加熱調理物を収納する収納庫と、
前記収納庫内に配設された蒸発器に冷媒を循環させることで前記収納庫内を冷却する冷凍装置と、
前記収納庫内を加熱するヒータと、
前記収納庫内の空気を対流させるファンとを備え、
前記冷凍装置と前記ファンとを作動させることで冷却した空気を前記収納庫内を対流させるようにして加熱調理物を冷却した後で、前記ヒータと前記ファンとを作動させることで加熱した空気を前記収納庫内に対流させるようにして冷却後の加熱調理物を再び加熱する再加熱プログラムを実行可能とする再加熱器であって、
前記収納庫内には前記蒸発器の下側に前記蒸発器から落下した水を貯める排水タンクを設けたことを特徴とする再加熱器。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の再加熱器において、
前記排水タンクは、上面の開口部を開閉自在に塞ぐ蓋を備えたことを特徴とする再加熱器。
【請求項3】
請求項1または2に記載の再加熱器において、
前記排水タンクは熱伝導性の低い樹脂部材を用いたことを特徴とする再加熱器。
【請求項4】
請求項1または2に記載の再加熱器において、
前記収納庫内に加熱調理物を搬入出するための開口部と、
前記開口部を開閉自在に塞ぐ扉とを備え
前記収納庫は、前記蒸発器と前記ヒータと前記ファンとが配設される温度調節室と、加熱調理物を収納可能とする収納室とを備え、前記温度調節室と前記収納室とを仕切板によって通風可能に仕切るようにし、
前記温度調節室内には前記蒸発器の下側に前記排水タンクを配置するとともに、前記仕切板には前記排水タンクを前記温度調節室と前記収納室との間で通過可能とする第1通過口を形成したことを特徴とする再加熱器。
【請求項5】
請求項4に記載の再加熱器において、
前記収納庫は左右方向の一方の側部に前記温度調節室が配置され、前記温度調節室よりも左右方向の他方側に前記収納室が配置されたものであり、前記収納室の左右両側部には加熱調理物を入れた食器を載せるトレイを支持する支持レールが上下に多段状に設けられており、
前記排水タンクは前記温度調節室と前記収納室との間で出し入れするのに用いられる取手部を備え、前記取手部を前記温度調節室側の支持レールよりも前記収納室の中央側に突出させたことを特徴とする再加熱器。
【請求項6】
請求項4に記載の再加熱器において、
前記排水タンクは前記温度調節室と前記収納室との間で出し入れするのに用いられる取手部を備え、
前記温度調節室内には前記ヒータと前記ファンとを作動させることで加熱した空気を対流させたときに貯えた水から蒸気を発生させる蒸発容器を設け、
前記仕切板には前記蒸発容器を前記温度調節室と前記収納室との間で通過可能とする第2通過口を形成し、
前記蒸発容器は前記温度調節室と前記収納室との間で出し入れするのに用いられる取手部を備えるようにしたものであり、
前記排水タンクの取手部を前記蒸発容器の取手部よりも前記収納室の中央部側に長く突出させるようにしたことを特徴とする再加熱器。
【請求項7】
請求項4に記載の再加熱器において、
前記温度調節室内には前記ヒータと前記ファンとを作動させることで加熱した空気を対流させたときに貯えた水から蒸気を発生させる蒸発容器を設け、
前記仕切板には前記蒸発容器を前記温度調節室と前記収納室との間で通過可能とする第2通過口を形成したものであり、
前記排水タンクを連結部材によって前記蒸発容器に連結したことを特徴とする再加熱器。
【請求項8】
請求項4に記載の再加熱器において、
前記温度調節室内には前記ヒータと前記ファンとを作動させることで加熱した空気を対流させたときに貯えた水から蒸気を発生させる蒸発容器を設け、
前記仕切板には前記蒸発容器を前記温度調節室と前記収納室との間で通過可能とする第2通過口を形成したものであり、
前記排水タンクには前記第2通過口まで延出して前記蒸発容器が前記第2通過口を通過するのを規制するストッパを設けたことを特徴とする再加熱器。
【請求項9】
請求項1に記載の再加熱器において、
前記再加熱プログラムの実行前または実行後に前記排水タンク内の水を廃棄することを促す情報を所定の出力装置に出力するように制御したことを特徴とする再加熱器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、加熱調理された加熱調理物を収納庫内に収納し、収納庫内で加熱調理物を再び加熱する再加熱器に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、加熱調理された加熱調理物を入れた食器を収納し、食器に入れた加熱調理物を食事に適した温度に加熱する食品冷蔵加熱庫の発明が開示されている。この食品冷蔵加熱庫は、調理された加熱調理物を収納可能とする保管庫と、保管庫内を冷却する冷却手段と、保管庫内を加熱するヒータと、保管庫内の空気を対流させるファンとを備えている。この食品冷蔵加熱庫は、冷却手段により保管庫内を冷却する冷却運転を実行し、冷却運転後にヒータにより保管庫内を再加熱する再加熱運転を実行するように制御されており、保管庫内の加熱調理物は冷蔵運転が実行されることにより冷却手段によって冷却され、冷蔵運転後に再加熱運転が実行されることによりヒータによって加熱される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-176270号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の食品冷蔵加熱庫(再加熱器)においては、冷蔵運転を実行したときに冷却手段を構成する冷却器(蒸発器)に霜が付着し、冷却器に付着した霜は冷蔵運転後に再加熱運転を実行したときに融け、保管庫(収納庫)内の底部に水が残るおそれがある。保管庫内の底部に霜が融けた水が残ると、保管庫内が衛生的でなくなるだけでなく、再加熱運転の実行時に保管庫内を加湿するときに霜が融けた水が蒸発して意図しない蒸気となるおそれがあり、再加熱している加熱調理物が過剰に加湿されるおそれがある。本発明は、収納庫内が蒸発器から落下する水による不具合が発生しないようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は上記課題を解決するために、加熱調理された加熱調理物を収納する収納庫と、収納庫内に配設された蒸発器に冷媒を循環させることで収納庫内を冷却する冷凍装置と、収納庫内を加熱するヒータと、収納庫内の空気を対流させるファンとを備え、冷凍装置とファンとを作動させることで冷却した空気を収納庫内を対流させるようにして加熱調理物を冷却した後で、ヒータとファンとを作動させることで加熱した空気を収納庫内に対流させるようにして冷却後の加熱調理物を再び加熱する再加熱プログラムを実行可能とする再加熱器であって、収納庫内には蒸発器の下側に蒸発器から落下した水を貯める排水タンクを設けたことを特徴とする再加熱器を提供するものである。
【0006】
上記のように構成した再加熱器においては、収納庫内には蒸発器の下側に蒸発器から落下した水を貯める排水タンクを設けたので、蒸発器から落下する水は排水タンクに貯められるようになり、収納庫内は蒸発器から落下する水によって汚れないようにすることができる。
【0007】
上記のように構成した再加熱器においては、排水タンクは、上面の開口部を開閉自在に塞ぐ蓋を備えるのが好ましい。ヒータとファンとを作動させることで加熱した空気を収納庫内に対流させても、排水タンク内に貯められた水は蓋によって蒸気となって収納庫内に放出されず、収納庫内に意図しない蒸気を発生させないようにすることができる。
【0008】
上記のように構成した再加熱器においては、排水タンクは熱伝導性の低い樹脂部材を用いるのが好ましい。ヒータとファンとを作動させることで加熱した空気を収納庫内に対流させたときに、加熱されて対流する空気の熱が排水タンク内の水に伝達されにくくすることができ、収納庫内に意図しない蒸気を発生させにくくすることができる。
【0009】
上記のように構成した再加熱器においては、収納庫内に加熱調理物を搬入出するための開口部と、開口部を開閉自在に塞ぐ扉とを備え、収納庫は、蒸発器とヒータとファンとが配設される温度調節室と、加熱調理物を収納可能とする収納室とを備え、温度調節室と収納室とを仕切板によって通風可能に仕切るようにし、温度調節室内には蒸発器の下側に排水タンクを配置するとともに、仕切板には排水タンクを温度調節室と収納室との間で通過可能とする第1通過口を形成するのが好ましい。排水タンクを加熱調理物を収納する収納室から第1通過口を通過させて温度調節室に入れ、また、温度調節室から第1通過口を通過させて収納室に出すことができ、排水タンクに貯めた水の廃棄を含めたメンテナンスを手軽に行うことができる。
【0010】
上記のように構成した再加熱器においては、収納庫は左右方向の一方の側部に温度調節室が配置され、温度調節室よりも左右方向の他方側に収納室が配置されたものであり、収納室の左右両側部には加熱調理物を入れた食器を載せるトレイを支持する支持レールが上下に多段状に設けられており、排水タンクは温度調節室と収納室との間で出し入れするのに用いられる取手部を備え、取手部を温度調節室側の支持レールよりも収納室の中央側に突出させるのが好ましい。排水タンクの取手部が温度調節室側の支持レールよりも収納室の中央側に突出しているので、扉を開放したときに排水タンクの取手部に気付きやすくすることができ、排水タンク内の水を廃棄し忘れにくくすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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