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公開番号
2025119215
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-14
出願番号
2024013970
出願日
2024-02-01
発明の名称
冷却貯蔵庫
出願人
ホシザキ株式会社
代理人
弁理士法人暁合同特許事務所
主分類
F25D
23/00 20060101AFI20250806BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】異常の原因に応じた適切な対応を利用者に促すことが可能な冷却貯蔵庫を提供する。
【解決手段】制御部41は、庫内温度センサ62によって測定される貯蔵室17の測定温度TXが、目標設定温度TMとなるように、冷却装置20の動作を制御する冷却運転を実行するものとされ、さらに制御部41は、冷却運転の実行中に、測定温度TXが目標設定温度TMよりも高い第1所定温度T1以上になってから第1所定時間t1経過した時点での測定温度TX1が、第1所定温度T1以上である場合に、スピーカ93を動作させて警告を報知する第1報知処理と、第1報知処理を実行してから第2所定時間t2経過した時点での測定温度TX2が、第1報知処理を実行した時点での測定温度TX1以上である場合に、スピーカ93を動作させて警告を報知する第2報知処理と、を実行する。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
上方に開口された開口部を有する貯蔵室を構成する箱体である貯蔵庫本体と、
前記開口部を覆う扉と、
前記貯蔵室を冷却することが可能な冷却装置と、
前記貯蔵室内に配され、前記貯蔵室の温度を測定することが可能な庫内温度センサと、
警告を報知することが可能な報知部と、
制御部と、を備え、
前記冷却装置は、前記貯蔵室を構成する壁部の外面に設けられる冷却管を備え、
前記冷却管は、前記貯蔵室を構成する壁部を冷却することにより、前記貯蔵室において自然対流を生じさせる構成とされ、
前記制御部は、前記庫内温度センサによって測定される前記貯蔵室の測定温度が、予め設定された目標設定温度となるように、前記冷却装置の動作を制御する冷却運転を実行するものとされ、
さらに前記制御部は、前記冷却運転の実行中に、前記測定温度が前記目標設定温度よりも高い第1所定温度以上になってから第1所定時間経過した時点での前記測定温度が、前記第1所定温度以上である場合に、前記報知部を動作させて警告を報知する第1報知処理と、
前記第1報知処理を実行してから第2所定時間経過した時点での前記測定温度が、前記第1報知処理を実行した時点での前記測定温度以上である場合に、前記報知部を動作させて警告を報知する第2報知処理と、を実行する、冷却貯蔵庫。
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
前記第2報知処理において報知される前記警告は、前記第1報知処理において報知された前記警告とは異なる警告である、請求項1に記載の冷却貯蔵庫。
【請求項3】
前記庫内温度センサは、前記貯蔵室を構成する壁部のうち、前記開口部の開口方向とは反対側に配された奥壁部に設けられている、請求項1又は請求項2に記載の冷却貯蔵庫。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示される技術は、冷却貯蔵庫に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、冷却貯蔵庫として、下記特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1に記載された冷却貯蔵庫は、前方に開口された貯蔵室を有する断熱箱体と、貯蔵室の開口を覆う扉と、貯蔵室を冷却することが可能な冷却装置と、制御部と、を備える。制御部は、冷却装置の動作を制御することによって、貯蔵室を冷却する冷却運転を実行する。また、制御部は、冷却運転中に貯蔵室内の温度が所定の割合で低下しない場合には、何らかの異常が発生したと判断し、警報ブザー等の報知部を用いて警告を報知する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-192151号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1の冷却装置において、冷却運転中に貯蔵室内の温度が低下せず、警告が報知される原因としては、扉の閉め忘れによって外気が貯蔵室内に入り込んだことや、冷却装置に異常が生じたことが考えられる。貯蔵室内の温度が低下しない原因が扉の閉め忘れである場合には、冷却貯蔵庫の利用者が扉を閉じることで解決可能であるが、冷却装置の異常である場合には、利用者には解決することが困難であり、冷却貯蔵庫のメンテナンスを行うサービスマン等に連絡することが必要となる。このため、異常の原因に応じた適切な対応を利用者に促すことが求められる。
【0005】
本明細書で開示される技術は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、異常の原因に応じた適切な対応を利用者に促すことが可能な冷却貯蔵庫を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための手段として、本明細書で開示される冷却貯蔵庫は、上方に開口された開口部を有する貯蔵室を構成する箱体である貯蔵庫本体と、前記開口部を覆う扉と、前記貯蔵室を冷却することが可能な冷却装置と、前記貯蔵室内に配され、前記貯蔵室の温度を測定することが可能な庫内温度センサと、警告を報知することが可能な報知部と、制御部と、を備え、前記冷却装置は、前記貯蔵室を構成する壁部の外面に設けられる冷却管を備え、前記冷却管は、前記貯蔵室を構成する壁部を冷却することにより、前記貯蔵室において自然対流を生じさせる構成とされ、前記制御部は、前記庫内温度センサによって測定される前記貯蔵室の測定温度が、予め設定された目標設定温度となるように、前記冷却装置の動作を制御する冷却運転を実行するものとされ、さらに前記制御部は、前記冷却運転の実行中に、前記測定温度が前記目標設定温度よりも高い第1所定温度以上になってから第1所定時間経過した時点での前記測定温度が、前記第1所定温度以上である場合に、前記報知部を動作させて警告を報知する第1報知処理と、前記第1報知処理を実行してから第2所定時間経過した時点での前記測定温度が、前記第1報知処理を実行した時点での前記測定温度以上である場合に、前記報知部を動作させて警告を報知する第2報知処理と、を実行することを特徴とする。
【0007】
また、前記第2報知処理において報知される前記警告は、前記第1報知処理において報知された前記警告とは異なる警告であるものとすることができる。
【0008】
また、前記庫内温度センサは、前記貯蔵室を構成する壁部のうち、前記開口部の開口方向とは反対側に配された奥壁部に設けられているものとすることができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、異常の原因に応じた適切な対応を利用者に促すことが可能な冷却貯蔵庫を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係るディープフリーザを正面側から視た斜視図
ディープフリーザを背面側から視た斜視図
扉を取り外した状態のディープフリーザを正面側から視た斜視図
貯蔵庫本体を上方から視た断面図(図1のIV-IV線で切断した図に対応)
冷却装置の概略図
貯蔵室に配された庫内温度センサを示す斜視図
庫内温度センサを覆うカバー部材を示す斜視図
貯蔵室の底壁部を示す断面図(図6のXII-XII線で切断した図に対応)
ディープフリーザの電気的構成を示すブロック図
扉の開放が原因で第1報知処理が実行された場合の測定温度TXの時間推移の一例を示すグラフ
冷却装置の異常が原因で第1報知処理及び第2報知処理が実行された場合の測定温度の時間推移の一例を示すグラフ
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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