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公開番号
2025054956
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023164213
出願日
2023-09-27
発明の名称
盤フレーム
出願人
愛知電機株式会社
代理人
主分類
H05K
7/18 20060101AFI20250401BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】盤フレームの製作工数を低減するとともに、溶接によることなく、必要とされる機械的強度を確保できる盤フレームを提供する。
【解決手段】ベースフレーム1、サイドフレーム2,3、トップフレーム4を、ボルトとナットによる締結、あるいは、リベット接合することで盤フレームAを構成する。サイドフレーム2,3には、第1補強部材5,6と第2補強部材8および第3補強部材2h,3hを取り付ける。第1補強部材5,6と第2補強部材8および第3補強部材2h,3hは、盤の機器類を取り付けるための支持部材としても機能する。
【選択図】 図5
特許請求の範囲
【請求項1】
ベースフレームと、該ベースフレーム上に配置される一対のサイドフレームと、該サイドフレーム上に配置されるトップフレームからなる盤フレームにおいて、前記ベースフレームには、その四辺から上方へ向かう下部フランジが形成され、前記一対のサイドフレームには、その上下端部から他方のサイドフレーム側へ向かう延在部が形成され、前記トップフレームには、その四辺から下方へ向かう上部フランジが形成され、前記下部フランジと延在部、前記上部フランジと延在部間を、ボルトとナットによる締結、あるいは、リベット接合することにより互いを組み付けることを特徴とする盤フレーム。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
前記一対のサイドフレームには、各々のサイドフレームの前後に架けて橋渡部が形成され、該橋渡部に、コ字形をなす第1補強部材が取り付けられることを特徴とする請求項1記載の盤フレーム。
【請求項3】
前記第1補強部材には、第2補強部材が取り付けられることを特徴とする請求項2記載の盤フレーム。
【請求項4】
前記第2補強部材には、盤の機器類を取り付ける取付バーが取り付けられることを特徴とする請求項3記載の盤フレーム。
【請求項5】
前記延在部のうち、少なくとも前方に位置する上下の延在部間には、盤の外装パネルを取り付けるためのパネル支持部が形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の盤フレーム。
【請求項6】
前記サイドフレームには、前記パネル支持部の後方に、該支持部と平行に延在する第3補強部材が取り付けられることを特徴とする請求項2記載の盤フレーム。
【請求項7】
前記第3補強部材には、盤の機器類を取り付ける取付板が結合されることを特徴とする請求項6記載の盤フレーム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、配電盤や制御盤などの盤を構成するフレームの構造に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
配電盤や制御盤などの盤は、その骨格をなす骨組み(盤フレーム)を備え、当該フレームの左右の側面と前面、底面、上面にパネルが取り付けられた外観を有し、これらパネルの内側に配電機器や制御機器を備えてなる各種ユニットが収容されて概略構成される。
【0003】
前記盤フレームは、一般的に、縦の鋼材と横の鋼材、奥行の鋼材を箱体状に組み合わせて構成されており、各鋼材間を溶接によって接合することで、盤フレームに必要とされる連結強度を確保している。
【0004】
近年、盤フレームを構成する各鋼材間を溶接以外の方法で接合することも行われている。例えば、下記特許文献1に記載されるように、薄板に板金曲げ加工を施して作成した床面パネル、左右の側板パネル、左右の側面パネルの上部間を跨ぐように配置されて天板を構成する幅方向フレームを組み合わせ、これら各パネル相互間をボルト・ナットによって締結したり、あるいは、リベット接合する方法が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平9-322324号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
然るに、上記特許文献1記載の組立方法では、各パネル相互間をボルト・ナットで締結したり、リベット接合した場合に、盤フレームに必要とされる機械的強度を確保するため、矩形状の鋼板の4辺を内側に折り曲げて、それぞれL字状またはコの字状に成形した各パネルや、長尺の鋼板の両端部をそれぞれ直角に折り曲げて連結片が相対するように成形した幅方向フレームを利用する必要がある。
【0007】
そのため、各パネルや幅方向フレームの製作に工数がかかり、製作コストの上昇を招く問題が発生する。
【0008】
そこで、本発明は、盤フレームを構成する各骨組み(フレーム)の構成を極力単純化することにより、盤フレームの製作工数を低減するとともに、溶接による接合をしない場合であっても、必要とされる機械的強度を確保することのできる盤フレームを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1記載の発明は、ベースフレームと、該ベースフレーム上に配置される一対のサイドフレームと、該サイドフレーム上に配置されるトップフレームからなる盤フレームにおいて、前記ベースフレームには、その四辺から上方へ向かう下部フランジが形成され、前記一対のサイドフレームには、その上下端部から他方のサイドフレーム側へ向かう延在部が形成され、前記トップフレームには、その四辺から下方へ向かう上部フランジが形成され、前記下部フランジと延在部、前記上部フランジと延在部間を、ボルトとナットによる締結、あるいは、リベット接合することによって互いを組み付けることに特徴を有する。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の一対のサイドフレームの各々のサイドフレームの前後に架けて橋渡部が形成され、該橋渡部に、コ字形をなす第1補強部材が取り付けられることに特徴を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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