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公開番号
2025097117
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-30
出願番号
2023213219
出願日
2023-12-18
発明の名称
冷却装置
出願人
株式会社デンソー
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01L
23/473 20060101AFI20250623BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電力変換回路の製品寿命を伸長できる冷却装置を提供すること。
【解決手段】冷却装置50は、複数の熱交換部51、入出力管52,53、および切替装置56を備えている。熱交換部51は、冷却水が流れる流路を有し、流路に沿って配置される複数の半導体素子を両側から冷却するように積層配置されている。入出力管52,53は、各熱交換部51の流路に対して冷却水を入出力する。切替装置56は、入出力管52を介して流路に冷却水を入力し、入出力管53を介して流路を流れた冷却水を出力する第1モードと、入出力管52を介して流路を流れた冷却水を出力し、入出力管53を介して流路に冷却水を入力する第2モードと、を切り替え可能に構成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
冷却水が流れる流路(511)を有し、前記流路に沿って配置される複数の半導体素子(41)を両側から冷却するように積層配置された複数の熱交換部(51)と、
各熱交換部の前記流路に対して前記冷却水を入出力する第1入出力管(52)および第2入出力管(53)と、
前記第1入出力管を介して前記流路に前記冷却水を入力し、前記第2入出力管を介して前記流路を流れた前記冷却水を出力する第1モードと、前記第1入出力管を介して前記流路を流れた前記冷却水を出力し、前記第2入出力管を介して前記流路に前記冷却水を入力する第2モードと、を切り替え可能に構成された切替装置(56)と、
を備える冷却装置。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記切替装置は、
前記第1入出力管および前記第2入出力管に連なり、前記冷却水の流入口(54)に対して前記第1入出力管および前記第2入出力管のひとつを選択的に接続する入力ソレノイドバルブ(60)と、
前記第1入出力管および前記第2入出力管に連なり、前記入力ソレノイドバルブが選択する前記第1入出力管および前記第2入出力管のひとつとは別のひとつを前記冷却水の流出口(55)に対して接続する出力ソレノイドバルブ(70)と、
を有する、請求項1に記載の冷却装置。
【請求項3】
前記入力ソレノイドバルブおよび前記出力ソレノイドバルブのそれぞれは、ソレノイド(63,73)と、前記ソレノイドへの通電により駆動し、バルブ内流路を切り替える可動部(64,74)と、を有し、
単一の前記ソレノイドへの通電の方向の切り替えにより、前記可動部が進退可能に構成されている、請求項2に記載の冷却装置。
【請求項4】
前記切替装置は、前記入力ソレノイドバルブの可動部と前記出力ソレノイドバルブの可動部とに連結されたリンク機構(80)を有する、請求項2に記載の冷却装置。
【請求項5】
前記切替装置は、前記リンク機構に配置され、前記リンク機構を動作させるための駆動部(86)を有する、請求項4に記載の冷却装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この明細書における開示は、電力変換回路を構成する半導体素子を冷却するための冷却装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、インバータを冷却する冷却装置を開示している。先行技術文献の記載内容は、この明細書における技術的要素の説明として、参照により援用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-21285号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
冷却装置として、複数の熱交換部を積層配置した構成のものが知られている。複数の熱交換部は、冷却水が流れる流路をそれぞれ有している。複数の熱交換部は、積層配置により、流路に沿って配置される複数の半導体素子を両側から冷却する。この構成では、熱交換部における冷却水の入口に近い半導体素子に較べて、出口に近い半導体素子のほうが、冷却水による熱負荷の低減効果が低い。よって、出口付近の半導体素子の寿命は、入口付近の半導体素子の寿命よりも短くなる。このように特定の半導体素子の寿命によって、複数の半導体素子により構成される電力変換回路の製品寿命が決まってしまう。上述の観点において、または言及されていない他の観点において、冷却装置にはさらなる改良が求められている。
【0005】
本開示の目的のひとつは、電力変換回路の製品寿命を伸長できる冷却装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
開示のひとつの態様は、冷却装置であって、
冷却水が流れる流路(511)を有し、流路に沿って配置される複数の半導体素子(41)を両側から冷却するように積層配置された複数の熱交換部(51)と、
各熱交換部の流路に対して冷却水を入出力する第1入出力管(52)および第2入出力管(53)と、
第1入出力管を介して流路に冷却水を入力し、第2入出力管を介して流路を流れた冷却水を出力する第1モードと、第1入出力管を介して流路を流れた冷却水を出力し、第2入出力管を介して流路に冷却水を入力する第2モードと、を切り替え可能に構成された切替装置(56)と、
を備える。
【0007】
開示の冷却装置によれば、切替装置を備えている。切替装置は、上記した第1モードと第2モードとを切り替え可能に構成されている。第1モードと第2モードとの切り替えにより、半導体素子の熱負荷の偏りを抑制することができる。よって、複数の半導体素子により構成される電力変換回路の製品寿命を伸長することができる。
【0008】
この明細書における開示された複数の態様は、それぞれの目的を達成するために、互いに異なる技術的手段を採用する。請求の範囲、および本欄に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態の部分との対応関係を例示的に示すものであって、技術的範囲を限定することを意図するものではない。この明細書に開示される目的、特徴、および効果は、後続の詳細な説明、および添付の図面を参照することによってより明確になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
電力変換回路および駆動システムを示す図である。
第1実施形態に係る冷却装置を備えた電力変換装置を示す平面図である。
半導体装置を示す平面図である。
図2のIV-IV線に沿う断面図である。
冷却装置を図2のX1方向から見た図である。
図2のVI-VI線に沿う断面図である。
図2のVII-VII線に沿う断面図である。
入力ソレノイドバルブのモード1の状態を示す断面図である。
出力ソレノイドバルブのモード1の状態を示す断面図である。
入力ソレノイドバルブのモード2の状態を示す断面図である。
出力ソレノイドバルブのモード2の状態を示す断面図である。
第2実施形態に係る冷却装置において、入力ソレノイドバルブのモード1の状態を示す断面図である。
出力ソレノイドバルブのモード1の状態を示す断面図である。
入力ソレノイドバルブのモード2の状態を示す断面図である。
出力ソレノイドバルブのモード2の状態を示す断面図である。
第3実施形態に係る冷却装置において、切替装置を示す図である。
入力ソレノイドバルブのモード1の状態を示す断面図である。
出力ソレノイドバルブのモード1の状態を示す断面図である。
入力ソレノイドバルブのモード2の状態を示す断面図である。
出力ソレノイドバルブのモード2の状態を示す断面図である。
第4実施形態に係る冷却装置において、切替装置を示す図である。
入力ソレノイドバルブのモード1の状態を示す断面図である。
出力ソレノイドバルブのモード1の状態を示す断面図である。
入力ソレノイドバルブのモード2の状態を示す断面図である。
出力ソレノイドバルブのモード2の状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面に基づいて複数の実施形態を説明する。なお、各実施形態において対応する構成要素には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する場合がある。各実施形態において構成の一部分のみを説明している場合、当該構成の他の部分については、先行して説明した他の実施形態の構成を適用することができる。また、各実施形態の説明において明示している構成の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても複数の実施形態の構成同士を部分的に組み合せることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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