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公開番号2025117704
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024012570
出願日2024-01-31
発明の名称携帯端末
出願人株式会社デンソーウェーブ
代理人個人,個人
主分類G06F 3/04817 20220101AFI20250805BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザによる手動操作を要することなく、操作アイコンの表示範囲を入力操作受付欄の表示範囲に重ならないように自動で表示調整可能な構成を提供する。
【解決手段】制御部21は、タッチパネル25の表示画面25aに対して移動操作可能に表示される操作アイコン30に対してタップ操作がなされることで当該操作アイコン30に応じた処理を行い、画面遷移後に1又は2以上の入力操作受付欄40の表示範囲と操作アイコン30の表示範囲とが重なる場合に、入力操作受付欄40の表示範囲に重ならないように操作アイコン30の表示範囲を調整する表示調整処理を行う。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
タップ操作が行われる表示画面を有するタッチパネルと、
前記表示画面に対してなされたタップ操作に応じた処理を行う処理部と、
前記表示画面の表示状態を制御する表示制御部と、
を備える携帯端末であって、
前記処理部は、前記表示画面に対して移動操作可能に表示される操作アイコンに対してタップ操作がなされることで当該操作アイコンに応じた処理を行い、
前記表示制御部は、画面遷移後に1又は2以上の入力操作受付欄の表示範囲と前記操作アイコンの表示範囲とが重なる場合に、前記入力操作受付欄の表示範囲に重ならないように前記操作アイコンの表示範囲を調整する表示調整処理を行うことを特徴とする携帯端末。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記表示調整処理における前記操作アイコンの表示範囲のサイズを小さくする表示調整に関して下限サイズが設けられて、当該下限サイズよりも小さくする表示調整を要する場合には、前記表示制御部は前記表示調整処理を行わないことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
【請求項3】
画面遷移後に前記操作アイコンに対するタップ操作の回数をタップ回数として計数する計数部を備え、
前記表示制御部は、前記計数部により計数される前記タップ回数が所定回数未満である場合には、前記表示調整処理を行わないことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
【請求項4】
前記表示制御部は、画面遷移後に、前記入力操作受付欄が入力操作可能状態でない場合には前記表示調整処理を行わず、前記入力操作受付欄が入力操作可能状態になると前記表示調整処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
【請求項5】
前記表示制御部は、前記操作アイコンの前記表示画面への表示開始から画面遷移が行われるまで、前記表示調整処理を行わないことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
【請求項6】
前記表示調整処理は、前記操作アイコンを前記表示画面にて上下左右方向に移動させる際に、前記操作アイコンのサイズを変更することなく前記入力操作受付欄の表示範囲に重ならない位置まで移動させた移動距離が最も短くなる移動方向を求めて、当該移動方向に前記操作アイコンを移動させることで、前記入力操作受付欄の表示範囲に重ならないように前記操作アイコンの表示範囲を調整することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
【請求項7】
前記表示制御部は、画面遷移前に表示されていた前記操作アイコンの表示範囲と画面遷移後の前記入力操作受付欄の表示範囲とが重なる場合に、予め指定された指定位置に応じて前記操作アイコンの表示範囲を調整するように前記表示調整処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
【請求項8】
タップ操作が行われる表示画面を有するタッチパネルと、
前記表示画面に対してなされたタップ操作に応じた処理を行う処理部と、
前記表示画面の表示状態を制御する表示制御部と、
を備える携帯端末であって、
前記処理部は、前記表示画面に対して移動操作可能に表示される操作アイコンに対してタップ操作がなされることで当該操作アイコンに応じた処理を行い、
前記表示制御部は、前記操作アイコンが表示されている前記表示画面に対して特定のタップ操作がなされた場合に、当該特定のタップ操作がなされた位置に前記操作アイコンの表示位置を変更する表示位置変更処理を行うことを特徴とする携帯端末。
【請求項9】
前記特定のタップ操作は、連続するタップ操作であることを特徴とする請求項7に記載の携帯端末。
【請求項10】
タップ操作が行われる表示画面を有するタッチパネルと、
前記表示画面に対してなされたタップ操作に応じた処理を行う処理部と、
前記表示画面の表示状態を制御する表示制御部と、
前記表示画面に対する操作と異なる所定の操作がなされているか否かについて判定する判定部と、
を備える携帯端末であって、
前記処理部は、前記表示画面に対して移動操作可能に表示される操作アイコンに対してタップ操作がなされることで当該操作アイコンに応じた処理を行い、
前記表示制御部は、前記操作アイコンが表示されている前記表示画面に対してタップ操作がなされた際に前記判定部によって前記所定の操作がなされていると判定されることで、前記タップ操作がなされた位置に前記操作アイコンの表示位置を変更する表示位置変更処理を行うことを特徴とする携帯端末。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タッチパネル式の携帯端末に関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
ハンディターミナルなどのタッチパネル式の携帯端末では、筐体の側面等に配置されるトリガキー等のハードキー(物理キー)に加えて、タッチパネルに画面表示される操作アイコンを用意して、この操作アイコンに対するタップ操作を読取開始操作等に利用することができる。入力操作や選択操作などの画面操作と読取操作とを交互に行う場合、トリガキー等を使用すると持ち替えが必要となり操作がしにくいため、タッチパネルでの操作位置を変更可能な入力指示用の操作アイコン(ソフトウェアトリガ)を使用するユーザが多くなっている。
【0003】
例えば、下記特許文献1に開示される電子機器では、タッチパネルに画面表示されるアイテムをタップしたまま移動させるように操作することで、その移動量に応じてアイテムが画面内にて移動する。これにより、ユーザは、操作性良くアイテムの表示位置の微調整を行うことができる。操作アイコンについても、上述のような処理を行うことで、そのタッチパネルでの画面表示位置を微調整することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-092958号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、操作アイコンは、タッチパネルの表示画面上での位置を自由に変更できるため、操作アイコンが表示画面上の他の入力欄や選択欄等の入力操作受付欄に重なってしまう場合がある。このような場合には、ユーザが操作アイコンの表示位置を入力操作受付欄に重ならない位置に手動で操作することになる。
【0006】
しかしながら、入力操作受付欄の位置は遷移される画面ごとに異なる場合があるため、画面遷移が多い作業を行っている場合には、操作アイコンの表示位置を入力操作受付欄に重ならない位置に手動で移動させるための操作が、高頻度で発生してしまうという問題がある。
【0007】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、ユーザによる手動操作を要することなく、操作アイコンの表示範囲を入力操作受付欄の表示範囲に重ならないように自動で表示調整可能な構成を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明の一形態は、
タップ操作が行われる表示画面(25a)を有するタッチパネル(25)と、
前記表示画面に対してなされたタップ操作に応じた処理を行う処理部(21)と、
前記表示画面の表示状態を制御する表示制御部(21)と、
を備える携帯端末(10)であって、
前記処理部は、前記表示画面に対して移動操作可能に表示される操作アイコン(30)に対してタップ操作がなされることで当該操作アイコンに応じた処理を行い、
前記表示制御部は、画面遷移後に1又は2以上の入力操作受付欄(40,40a~40f)の表示範囲と前記操作アイコンの表示範囲とが重なる場合に、前記入力操作受付欄の表示範囲に重ならないように前記操作アイコンの表示範囲を調整する表示調整処理を行うことを特徴とする。
【0009】
本発明の他の一形態は、
タップ操作が行われる表示画面(25a)を有するタッチパネル(25)と、
前記表示画面に対してなされたタップ操作に応じた処理を行う処理部(21)と、
前記表示画面の表示状態を制御する表示制御部(21)と、
を備える携帯端末(10)であって、
前記処理部は、前記表示画面に対して移動操作可能に表示される操作アイコン(30)に対してタップ操作がなされることで当該操作アイコンに応じた処理を行い、
前記表示制御部は、前記操作アイコンが表示されている前記表示画面に対して特定のタップ操作がなされた場合に、当該特定のタップ操作がなされた位置に前記操作アイコンの表示位置を変更する表示位置変更処理を行うことを特徴とする。
【0010】
本発明の他の一形態は、
タップ操作が行われる表示画面(25a)を有するタッチパネル(25)と、
前記表示画面に対してなされたタップ操作に応じた処理を行う処理部(21)と、
前記表示画面の表示状態を制御する表示制御部(21)と、
前記表示画面に対する操作と異なる所定の操作がなされているか否かについて判定する判定部(21)と、
を備える携帯端末(10)であって、
前記処理部は、前記表示画面に対して移動操作可能に表示される操作アイコン(30)に対してタップ操作がなされることで当該操作アイコンに応じた処理を行い、
前記表示制御部は、前記操作アイコンが表示されている前記表示画面に対してタップ操作がなされた際に前記判定部によって前記所定の操作がなされていると判定されることで、前記タップ操作がなされた位置に前記操作アイコンの表示位置を変更する表示位置変更処理を行うことを特徴とする。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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