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公開番号
2025114575
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-05
出願番号
2025064813,2022518969
出願日
2025-04-10,2020-09-24
発明の名称
薬物投与システムの相互接続
出願人
ヤンセン ファーマシューティカルズ,インコーポレーテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61M
5/20 20060101AFI20250729BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】薬物投与システムの相互接続が提供される。
【解決手段】薬物投与デバイス及び遠隔に位置するサーバは、デバイスとサーバとの間での無線通信のために固有の鍵を確立し得る。薬物投与デバイスは、デバイス及び薬物の少なくとも一方に関する情報を感知するように構成され得、デバイスのメモリに記憶された鍵を使用して、感知した情報を示すデータを匿名化するように構成され得る。薬物投与デバイスはまた、サーバから受信したデータを復号化する際に鍵を使用するように構成され得る。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
薬物を内部に保持するように構成された薬物投与デバイスであって、
前記薬物投与デバイス及び前記薬物の少なくとも一方に関する情報を感知するように構
成されたセンサと、
データを内部に記憶するように構成されたメモリであって、記憶された前記データは、
遠隔に位置するサーバと確立され、前記薬物投与デバイス及び遠隔に位置する前記サーバ
に固有である鍵を含む、メモリと、
感知した前記情報を示すデータを、遠隔に位置する通信インターフェースに無線で送信
するように構成された通信インターフェースと、
前記鍵を使用して、感知した前記情報を示す前記データの前記送信前に、感知した前記
情報を示す前記データを匿名化するように構成されたプロセッサと、を備える、デバイス
。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記薬物投与デバイスは、シリンジ、注射器、吸入器、点鼻スプレー装置、及び注入ポ
ンプのうちの1つである、請求項1に記載のデバイス。
【請求項3】
前記プロセッサは、前記通信インターフェースから遠隔に位置する前記通信インターフ
ェースに送信される全データを匿名化する際に前記鍵を使用するように構成されている、
請求項1に記載のデバイス。
【請求項4】
前記プロセッサは、前記鍵を繰り返し使用して、前記センサで感知した情報を示す複数
のデータセットを匿名化するように構成されている、請求項1に記載のデバイス。
【請求項5】
前記通信インターフェースは、遠隔に位置する前記通信インターフェースからデータを
無線で受信するように構成されており、前記プロセッサは、遠隔に位置する前記通信イン
ターフェースから受信した前記データを復号化する際に前記鍵を使用するように構成され
ている、請求項1に記載のデバイス。
【請求項6】
前記プロセッサは、遠隔に位置する前記通信インターフェースから受信した全データを
復号化する際に前記鍵を使用するように構成されている、請求項5に記載のデバイス。
【請求項7】
前記通信インターフェースは、遠隔に位置する前記通信インターフェースからデータを
無線で受信するように構成されており、前記データは、前記薬物送達デバイスから前記薬
物が送達された後の前記薬物送達デバイスの適切な廃棄に関する情報を含む、請求項1に
記載のデバイス。
【請求項8】
前記プロセッサは、前記薬物投与デバイスのユーザに適切な廃棄情報に関する前記情報
の通知を提供させるように構成されている、請求項7に記載のデバイス。
【請求項9】
前記薬物送達デバイスから前記薬物が送達された後の前記薬物送達デバイスの適切な廃
棄に関する情報を含むラベルを更に備える、請求項1に記載のデバイス。
【請求項10】
前記プロセッサは、感知した前記情報に少なくとも部分的に基づいて、前記薬物投与機
構からの前記薬物の送達を制御するように構成されている、請求項1に記載のデバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に記載の実施形態は、薬物の投与及び/又は提供のためのデバイスに関する。
本開示は更に、デバイスが使用され得るシステム、及び投与の方法、並びにシステムに関
連付けられた更なる方法に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
医薬製品(大分子及び小分子医薬品、以下「薬物」、を含む)は、特定の医療適応症の
治療のために、様々な異なる方法で患者に投与される。投与の様式に関係なく、患者への
悪影響を回避するために、薬物を投与する際には注意しなければならない。例えば、安全
な量を超える量の薬物を患者に投与しないように、注意しなければならない。これは、与
えられる用量の量、及び用量が、時には以前の用量又は他の薬物の用量に関連して送達さ
れる時間枠の考慮を必要とする。更に、誤った薬物、又はその年月若しくは保存条件によ
って劣化した薬物を患者に不注意に投与しないように、注意しなければならない。これら
の考慮事項の全ては、特定の薬物又は薬物の組み合わせに関連付けられた手引きで伝達さ
れ得る。しかしながら、この手引きは、例えば、ヒューマンエラーなどのミスにより、必
ずしも正しく従われない。これは、患者への悪影響につながるか、又は不適切な薬物投与
をもたらす可能性があり、例えば、特定の医療適応症に対して、不十分又は過剰な体積の
薬が投与される。
【0003】
薬物が患者にどのように投与されるかに関して、使用され得る様々な剤形がある。例え
ば、これらの剤形は、1つ又は2つ以上の薬物の非経口、吸入、経口、点眼、点鼻、局所
、及び坐剤の形態を含み得る。
【0004】
剤形は、薬物投与デバイスを介して患者に直接投与され得る。シリンジ、注射デバイス
(例えば、オートインジェクタ、ジェットインジェクタ、及び注入ポンプ)、点鼻スプレ
ー装置、及び吸入器を含む、様々な剤形の送達に一般的に利用可能な多くの異なるタイプ
の薬物投与デバイスが存在する。
【0005】
様々な剤形で患者に投与される薬物に関連付けられた手引きの順守を監視することが望
ましいことがある。これにより、正しい手順が踏襲されていることの保証が提供され、不
正確で潜在的に危険なアプローチの採用が回避され得る。更に、これにより、患者への薬
物の投与の最適化も可能になり得る。
【0006】
更に、患者の病歴、現在の健康状態、及び/又は薬物投与デバイスの使用など治療的処
置に関連するデータは、通常、患者と適切な医療専門家との間でのみ共有される、非公開
の機密情報を含み得る。データ暗号化により、安全かつ匿名化された様式でユーザとコン
ピュータシステムとの間でデータを共有することが可能になる。データ暗号化は、非公開
の医療データなどデータが、データの性質又は内容を意図しないユーザに曝露するリスク
なく確実に共有できるように、鍵ベースの暗号化システムを使用して実行することができ
る。鍵ベースの暗号化システムは、公開鍵/秘密鍵アーキテクチャを使用した安全なデー
タ送信を可能にするため、誰でも公開鍵を使用してデータを暗号化することはできるが、
暗号化されたデータは、受信者の秘密鍵でのみ復号化することができる。しかしながら、
患者がデバイスに慣れていないこと、患者に害を及ぼさないように適時に医療関連情報を
通信する必要があることなど多数の要因のために、患者が管理するデバイスを適切に設定
して効果的な通信を行うことは困難であり得る。
【0007】
患者は、典型的には、手引きに従って薬物を投与するが、薬物の投与に関して通知又は
フィードバックを全く伴わないことも多い。したがって、患者は、薬物の投与を忘れるか
、若しくは手引きに対する患者の解釈に基づいて誤って薬物を投与することがある、及び
/又は自身の生理的状態を全く認識することなく、薬物を投与することがある。誤って薬
物を投与するか、又は医療専門家の手引きを守らないと、患者にとって深刻な、更には生
命を脅かす結果がもたらされることがあり得る。
【0008】
薬物を投与する患者は、薬物の投与に関連するマイナスの副作用又は有害な臨床転帰を
経験することがあり、通常、患者が経験している副作用又は有害状態を緩和し得る、代替
薬物、薬物投与デバイス、及び/又は手引きを検討するために、薬物を処方した適切な医
療専門家とのやり取りを開始しなければならない。患者は、適切な医療専門家へのフィー
ドバックを遅延させることがあり、その結果、患者が経験しているかもしれない悪条件を
悪化させ得る、不注意で関連情報を報告しないことがある、及び/又は患者が経験してい
る問題を緩和し得る、新たな薬剤投与量若しくは送達スケジュール設定で、患者の薬物投
与デバイスを調整する、若しくは再設定することを更に遅延させることに寄与することが
ある。
【0009】
更に、所与の条件を有する多数の患者は、生理的反応に関するデータを蓄積するための
潜在的に有用なリソースを意味する。しかしながら、このデータの全てを収集することは
困難であるため、潜在的な傾向及び相関関係を見逃すことがある。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0010】
一態様では、薬物を内部に保持するように構成された薬物投与デバイスが提供され、一
実施形態では、この薬物投与デバイスは、薬物投与デバイス及び薬物の少なくとも一方に
関する情報を感知するように構成されたセンサを含む。この薬物投与デバイスはまた、デ
ータを内部に記憶するように構成されたメモリを含む。記憶されたデータは、遠隔に位置
するサーバと確立された鍵を含む。鍵は、薬物投与デバイス及び遠隔に位置するサーバに
固有である。薬物投与デバイスはまた、感知した情報を示すデータを、遠隔に位置する通
信インターフェースに無線で送信するように構成された通信インターフェースを含む。薬
物投与デバイスはまた、鍵を使用して、感知した情報を示すデータの送信前に感知した情
報を示すデータを匿名化するように構成されたプロセッサを含む。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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