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公開番号
2025025624
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023130537
出願日
2023-08-09
発明の名称
腰用サポーター
出願人
個人
代理人
個人
主分類
A61F
5/02 20060101AFI20250214BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】バランスのとれた締め付け力を発生させると共に固定力を向上させることができる腰用サポーターを提供する。
【解決手段】腰に巻着する腰用サポーター1であって、帯状バンド部10により腹腔及び腰部を締め付ける第一緊締調節手段と補助バンド部20により腹腔及び腰部を締め付ける第二緊締調節部手段と動プーリー部30により腹腔及び腰部を締め付ける第三緊締調整手段とを有し、前記帯状バンド部10に前記補助バンド部20と前記動プーリー部30が固着され、前記第一緊締調節手段と前記第二緊締調節手段とは腹腔及び腰部締め付ける方向が同一方向に作用し、前記第三緊締調整手段は逆方向に作用する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
腰に巻着する腰用サポーターであって、
帯状バンド部により腹腔及び腰部を締め付ける第一緊締調節手段と
補助バンド部により腹腔及び腰部を締め付ける第二緊締調節手段と
動プーリー部により腹腔及び腰部を締め付ける第三緊締調整手段とを含み、
前記帯状バンド部に前記補助バンド部と前記動プーリー部が固着され、
前記第一緊締調節手段と前記第二緊締調節手段とは腹腔及び腰部締め付ける方向が同一方向に作用し、前記第三緊締調整手段は逆方向に作用することを特徴とする腰用サポーター。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
更に背当部を有し、前記背当部は帯状バンド部に取り外し自由に取り付けられる構造及びユーザーの腰椎にフィットする形状の硬質のプレートを挿入できるポケット構造を有し、前記プレートはスリットを有することを特徴とする請求項1記載の腰用サポーター。
【請求項3】
前記帯状バンド部は左右及び上下対称の帯状に形成され、前記帯状バンド部の中央の左右に支持体を有し、前記支持体の間にマチ部を設けたことを特徴とする請求項1又は2いずれか1項に記載の腰用サポーター。
【請求項4】
前記補助バンド部は腹腔の左側面を締め付ける左腹腔補助バンドと腹腔の右側面を締め付ける右腹腔補助バンドと腰部の左側面を締め付ける左腰補助バンドと腰部の右側面を締め付ける右腰補助バンドの4つの補助バンドが前記帯状バンド部に左右及び上下対称に配設され、前記補助バンドは一端が帯状バンド部に固定され他の一端がリングに固定される固定バンドと一端が前記帯状バンド部に固定され、前記リングに挿通した後、他の一端が前記補助バンド部に固定される作動バンドを有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の腰用サポーター。
【請求項5】
前記動プーリー部は腹腔部の左側面を締め付ける左腹腔動プーリーと腹腔部の右側面を締め付ける右腹腔動プーリーと腰部の左側面を締め付ける左腰動プーリーと右側面を締め付ける右腰動プーリーの4つの動プーリーが前記帯状バンド部に左右及び上下対称に配設され、前記動プーリーは1つ以上のプーリーで構成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の腰用サポーター。
【請求項6】
前記動プーリー部の4つの動プーリーはワイヤーで連結され、前記ワイヤーの中央部にワイヤー留め有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の腰用サポーター。
【請求項7】
前記帯状バンド部及び前記補助バンド部は伸縮性を有しない素材で構成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の腰用サポーター。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は腰痛の予防及び緩和に腰に巻きつけて使用する腰用サポーターに関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、ユーザーは腰痛の予防及び緩和するため、腰用サポーターを腰に巻き付けて使用している。腰用サポーターは、腹腔及び腰部を締め付けて腹腔圧を上昇させ、また可動性を制限することで、腰椎や仙腸関節を安定させると共に体を圧迫して疼痛を緩和し、ユーザーに安心感を与える効果がある。
【0003】
そのため、力の弱い女性や老人でも腹腔及び腰を強く締め付けることができる腰用サポーターが要請され、これに関する数多くの締め付け技術が開示されている。それらは、大きく分けると、作動ベルト方式と動プーリー方式があり、従来作動ベルト方式が主流であったが、近年、締め付ける力の弱い老人や女性用として、また微調整も容易であることから、動プーリー方式が開発されている。作動ベルト方式では、締め付け力を向上させるリングの動滑車機能が1つであるのに対して、動プーリー方式では数個のプーリーを使用するので、格段に締め付け力を向上させることができる。例えば、作動ベルト方式としては特許文献1や特許文献2があり、動プーリー方式では文献3や文献4がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-54793号公報
特開2015-231533号公報
特開2017-160557号公報
特開2021-137518号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、これらの動プーリー方式では、プーリーを支持する支持体が第1支持体と第2支持体の左右に分割され、ちょうど腰椎に当たる部分がワイヤーになり、腰の反り返りすぎを防止することができなく、また腰椎を直接圧迫できないので、腰痛緩和効果が得られないという問題があった。また、ユーザーが腰用サポーターを使用中、立ったり座ったりすることで腰用サポーターの位置が上下にずれて、本来の固定したい箇所から外れてしまうという問題や、支持体が2つに分割されているため、ワイヤーに張力をかけると左右の支持体がずれてしまう問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明では、上記の課題を解決するため以下の手段を採用している。
請求項1の発明は、腰に巻着する腰用サポーターであって、帯状バンド部により腹腔及び腰部を締め付ける第一緊締調節手段と補助バンド部により腹腔及び腰部を締め付ける第二緊締調節手段と動プーリー部により腹腔及び腰部を締め付ける第三緊締調整手段とを有し、前記帯状バンド部に前記補助バンド部と前記動プーリー部が固着され、前記第一緊締調節手段と前記第二緊締調節手段とは腹腔及び腰部を締め付ける方向が同一方向に作用し、前記第三緊締調整手段は逆方向に作用することを特徴とする。これにより、ユーザーはまず、第一緊締調節手段により本発明の腰用サポーターの帯状バンド部を体に巻き付け、ある程度の引き締めを行い、次に第二緊締調節手段のリングの1つの動滑車効果により、更に同じ方向に腹腔及び腰部を引き締めることができる。最後に、ユーザーは第三緊締調節手段の数個のプーリーの動滑車効果により、弱い力でも簡単に逆方向に腹腔及び腰部を引き締めることができる。従って、第二緊締調節手段で腰回り全体を締め付け、また第二緊締調節手段と第三緊締調整手段の締め付ける方向が逆方向に作用するので、バランスのとれた締め付け力を発生させると共に固定力を向上させることができる。このため、ユーザーが腰用サポーターを使用中、立ったり座ったりしても上下にずれることがなく安定して腹腔及び腰部を締め付けることができる。
【0007】
請求項2の発明は、更に背当部を有し、前記背当部は帯状バンド部に取り外し自由に取り付けられる構造及びユーザーの腰椎にフィットする形状の硬質のプレートを挿入できるポケット構造を有し、前記プレートはスリットを有することを特徴とする。これにより、腰の反り返りすぎを防止し、かつ腰椎を圧迫して腰痛を緩和し、ユーザーにフィット感を与えることができる。
【0008】
請求項3の発明は、前記帯状バンド部は左右及び上下対称の帯状に形成され、前記帯状バンド部の中央の左右に支持体を有し、前記支持体の間にマチ部を設けたことを特徴とする。これにより、動プーリーによる締め付けを強めると、マチ部が歪曲できる構造を有するので、左支持体に取付けられた左動プーリー支持体が右に移動し、右支持体に取付けられた右動プーリー支持体が左に移動し、左右の支持体間が狭くなり、締め付け力が向上する。
【0009】
請求項4の発明は、前記補助バンド部は腹腔部の左側面を締め付ける左腹腔補助バンドと腹腔部の右側面を締め付ける右腹腔補助バンドと腰部の左側面を締め付ける左腰補助バンドと腰部の右側面を締め付ける右腰補助バンドの4つの補助バンドが前記帯状バンド部に左右及び上下対称に配設され、前記補助バンドは一端が帯状バンド部に固定され他の一端がリングに固定される固定バンドと一端が前記帯状バンド部に固定され、前記リングを挿通した後、他の一端が前記補助バンド部に固定される作動バンドを有することを特徴とする。これにより、補助バンド部はリングが1個の動滑車の機能を果たし、左右の腹腔及び腰部を均等に締め付けることができる。
【0010】
請求項5の発明は、前記動プーリー部は腹腔部の左側面を締め付ける左腹腔動プーリーと腹腔部の右側面を締め付ける右腹腔動プーリーと腰部の左側面を締め付ける左腰動プーリーと右側面を締め付ける右腰動プーリーの4つの動プーリーが前記帯状バンド部に左右及び上下対称に配設され、前記動プーリーは1つ以上のプーリーで構成されていることを特徴とする。これにより、ユーザーは第三緊締調節手段の左操作部を引くと、数個のプーリーの動滑車効果により、右腰動プーリー支持体が左方向に移動し、左腰動プーリー支持体が右方向に移動して、弱い力でも簡単に腰部を更に引き締めることができる。ユーザーが右操作部を引くと、数個のプーリーの動滑車効果により、右腹腔動プーリー支持体が左方向に移動し、左腹腔動プーリー支持体が右方向に移動して、弱い力でも簡単に腹腔部を更に引き締めることができる。また、ユーザーが立ったり座ったりする場合の締め付け力の微調整が簡単に行える。
(【0011】以降は省略されています)
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