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公開番号
2025024748
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023128979
出願日
2023-08-08
発明の名称
鼾防止用具
出願人
個人
代理人
主分類
A61F
5/56 20060101AFI20250214BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】容易な装を実現する。
【解決手段】人の舌下部100に装着して舌下部100の垂下による気道の閉塞を防止する閉塞防止部材11を備え、閉塞防止部材11は、舌下部100の水分の吸収によって膨張する材料によって筒状に形成され、吸湿前の第1状態において舌下部100に挿入した閉塞防止部材11が舌下部100の水分の吸収によって膨張する第2状体に変形することによって舌下部100に係止されて気道の閉塞を防止可能に構成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
鼾を防止するための鼾防止用具であって、
人の舌下部に装着して舌下部の垂下による気道の閉塞を防止する閉塞防止部材を備え、
前記閉塞防止部材は、舌下部の水分の吸収によって膨張する膨張材料によって筒状に形成され、
吸湿前の第1状態において前記舌下部に挿入した前記閉塞防止部材が舌下部の水分の吸収によって膨張する第2状体に変形して前記舌下部に係止された状態で気道の閉塞を回避することによって鼾を防止可能に構成されている鼾防止用具。
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【請求項2】
前記閉塞防止部材は、膨張材料で形成された筒状の袋体と当該袋体に充填された粉状または粒状の前記膨張材料とで構成されている請求項1記載の鼾防止用具。
【請求項3】
前記閉塞防止部材は、胃液によって分解可能に構成されている請求項1または2記載の鼾防止用具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、鼾を防止するための鼾防止用具に関するものである。
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【背景技術】
【0002】
この種の用具として、下記特許文献1に開示された気道確保用具が知られている。この気道確保用具は、流体注入用チューブを介して空気(流体)を注入することによによって筒状体をなす呼気流通体を備えて、装着者の睡眠時における気道確保が可能に構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6531233号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、上記特許文献1に開示されている従来の気道確保用具には、解決すべき課題がある。具体的には、従来の気道確保用具を装着するには、装着位置に挿入した呼気流通体に流体注入用チューブから空気を注入する必要がある。この場合、装着する本人が呼気流通体を挿入した状態で流体注入用チューブから空気を注入する(吹き入れる)ことは困難なため、ポンプを用いたり、他人の力を借りたりする必要がある。このように、従来の気道確保用具には、装着が容易ではないという課題が存在する。
【0005】
本発明は、かかる課題を解決すべくなされたものであり、容易に装着し得る鼾防止用具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決すべく、請求項1記載の鼾防止用具は、鼾を防止するための鼾防止用具であって、人の舌下部に装着して舌下部の垂下による気道の閉塞を防止する閉塞防止部材を備え、前記閉塞防止部材は、舌下部の水分の吸収によって膨張する膨張材料によって筒状に形成され、吸湿前の第1状態において前記舌下部に挿入した前記閉塞防止部材が舌下部の水分の吸収によって膨張する第2状体に変形して前記舌下部に係止された状態で気道の閉塞を回避することによって鼾を防止可能に構成されている。
【0007】
また、請求項2記載の鼾防止用具は、請求項1記載の鼾防止用具において、前記閉塞防止部材は、膨張材料で形成された筒状の袋体と当該袋体に充填された粉状または粒状の前記膨張材料とで構成されている。
【0008】
また、請求項3記載の鼾防止用具は、請求項1または2記載の鼾防止用具において、前記閉塞防止部材は、胃液によって分解可能に構成されている。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る鼾防止用具によれば、舌下部の水分の吸収によって膨張する膨張材料によって筒状に形成され、吸湿前の第1状態において舌下部に挿入した閉塞防止部材が舌下部の水分の吸収によって膨張する第2状体に変形する閉塞防止部材を備えたことにより、第1形状の状態の閉塞防止部材を舌下部に挿入するだけの簡易な操作で、挿入した閉塞防止部材が第2形状に変形することによって閉塞防止部材が舌下部に係止されて気道の閉塞を確実に防止することができる。
【0010】
また、本発明に係る鼾防止用具によれば、膨張材料で形成された筒状の袋体と袋体に充填された粉状または粒状の膨張材料とで閉塞防止部材を構成したことにより、膨張材が粉状または粒状のため膨張率を大きくすることができ、第1状体すなわち膨張前の閉塞防止部材を小型化できるため、閉塞防止部材を容易に装着することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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