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公開番号
2025081792
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-28
出願番号
2023194788
出願日
2023-11-16
発明の名称
毛髪化粧料
出願人
クラシエ株式会社
代理人
主分類
A61K
8/31 20060101AFI20250521BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】毛髪に優れたツヤを与えながらも、べたつきを生じることなく、なめらかでしっとりとした仕上がり感が長時間持続し、且つ髪への塗布時に化粧料の伸び・なじみが良好であり、加水分解シルク液を配合しても経日安定性に優れる毛髪化粧料を提供すること。
【解決手段】毛髪化粧料は、(A)沸点が160~260℃の範囲にあるイソパラフィン系炭化水素40~80質量%と、(B)20℃で液状のシリコーン油10~50質量%と、(C)25℃で液状のエステル油と、(D)HLB値が5~8であるトリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルと、(E)加水分解シルク液と、を含有する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記成分(A)~(E)を含有することを特徴とする毛髪化粧料。
(A)沸点が160~260℃の範囲にあるイソパラフィン系炭化水素40~80質量%(B)20℃で液状のシリコーン油10~50質量%
(C)25℃で液状のエステル油
(D)HLB値が5~8であるトリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル
(E)加水分解シルク液
続きを表示(約 100 文字)
【請求項2】
前記(D)成分と(E)成分の質量比((D)/(E))が10以上である請求項1に記載の毛髪化粧料。
【請求項3】
ヘアオイルである請求項1または2に記載の毛髪化粧料。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、毛髪化粧料に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
毛髪は、ヘアカラーやパーマネントウェーブ、ブラッシング、ドライヤー、ヘアアイロン、紫外線等の様々な要因により複合的に損傷を受けている。そのような毛髪では表面組織の損傷・欠落、内部成分の流出が起こり、ツヤの低下、水分保持力の低下や、パサつく、ゴワつく、指通りが悪い等の手触りの悪化の原因となっている。特に、近年のヘアカラーの定着、ドライヤー、ヘアアイロン等の熱器具の日常的な使用の広がりにより、ツヤのなさ、毛髪のパサつき、ゴワツキ、指通りの悪さ等の髪悩みは深刻化しており、そのような毛髪状態を改善する化粧料が強く求められている。
【0003】
これらの問題に対して、特許文献1では(A)植物油を1~15質量%、(B)揮発性油分、(C)高分子量ジメチルポリシロキサン、および(D)ジメチコノールガムおよび/またはジメチコンPEGブロックポリマーを含有することを特徴とする毛髪化粧料が提案されており、しっとりなめらかな感触を与えるとされている。しかしながら、この化粧料では、滑らかさにおいては優れているものの、毛髪にツヤを与える効果には不十分であり、時間経過とともに毛髪のゴワつきやパサつきが生じ、しっとり感の持続性においても不十分であるという欠点がある。
【0004】
また、特許文献2では(A)二塩基酸のエステル化合物(B)揮発性油、エステル、炭化水素油、動植物油およびシリコーン油からなる群より選ばれる1種または2種以上の油剤を含有することを特徴とする毛髪化粧料が提案されており、ダメージを受けた毛髪の表面および内部の状態を改善し、毛髪にハリ・コシ感や自然な光沢感を与えてベタつきがなく軽く仕上がるとされている。しかしながら、この化粧料においても、毛髪にツヤを与える効果は不十分である。
【0005】
また、高いうるおい、なめらかさおよびツヤ向上効果を期待して、加水分解シルク液を配合した毛髪化粧料が開発されている(例えば、特許文献3)。しかしながら、加水分解シルク液は難油溶性のためヘアオイルに配合することが困難である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第5538685号公報
特許第5763922号公報
特開2004-99474号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、毛髪に優れたツヤを与えながらも、べたつきを生じることなく、なめらかでしっとりとした仕上がり感が長時間持続し、且つ髪への塗布時に化粧料の伸び・なじみが良好であり、加水分解シルク液を配合しても経日安定性に優れる毛髪化粧料を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意研究した結果、沸点が160~260℃の範囲にあるイソパラフィン系炭化水素と、20℃で液状のシリコーン油と、25℃におい
て液状のエステル油と、HLB値が5~8であるトリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルと、加水分解シルク液を組み合わせることにより、経日安定性に優れ、毛髪に優れたツヤを与えながらも、べたつきを生じることなく、なめらかでしっとりとした仕上がり感が長時間持続し、且つ髪への塗布時に化粧料の伸び・なじみが良好である毛髪化粧料が得られることを見出し、本発明を完成した。
【0009】
すなわち、本発明に係る毛髪化粧料は、下記成分(A)~(E)を含有する。
(A)沸点が160~260℃の範囲にあるイソパラフィン系炭化水素40~80質量%(B)20℃で液状のシリコーン油10~50質量%
(C)25℃で液状のエステル油
(D)HLB値が5~8であるトリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル
(E)加水分解シルク液
【0010】
本発明に係る毛髪化粧料は、前記(D)成分と(E)成分の質量比((D)/(E))が10以上であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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