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公開番号
2025115393
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-06
出願番号
2025010277
出願日
2025-01-24
発明の名称
油性化粧料
出願人
株式会社コーセー
代理人
主分類
A61K
8/87 20060101AFI20250730BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】
毛髪への潤い感やなめらかさに優れ、さらには伸び広げやすさや毛髪のセット力にも優れる油性化粧料を提供することを主な目的とする。
【解決手段】
次の成分(A)~(C);
(A)油溶性ポリウレタン
(B)(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル及び/又はトリ(ベヘン酸/イソステアリン酸/エイコサン二酸)グリセリル
(C)液状油
を含有する油性化粧料。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
次の成分(A)~(C);
(A)油溶性ポリウレタン
(B)(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル及び/又はトリ(ベヘン酸/イソステアリン酸/エイコサン二酸)グリセリル
(C)液状油
を含有する油性化粧料。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記成分(A)が、(a1)疎水部及び(a2)親水部を有するポリウレタンであって、(a1)疎水部が、イソシアネート化合物に由来する構造単位を含み、(a2)親水部が、低分子ジオールに由来する構造単位を含むものである請求項1に記載の油性化粧料。
【請求項3】
前記イソシアネート化合物が、ヘキサメチレンジイソシアネートである請求項2に記載の油性化粧料。
【請求項4】
前記成分(B)に対する前記成分(A)の含有質量割合(A)/(B)が0.04~0.4である請求項1又は2に記載の油性化粧料。
【請求項5】
30℃における粘度が1,000~50,000mPa・sである、請求項1又は2に記載の油性化粧料。
【請求項6】
毛髪化粧料である、請求項1又は2に記載の油性化粧料。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、油性化粧料に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
油性毛髪化粧料は、毛髪への潤い感やなめらかさの付与に優れているため、広く使用されている。しかし、ヘアオイルは液状であるため、毛髪へ塗布する際に手からたれ落ちるなどの使用性に課題があった。一方、固形のヘアバームは、たれ落ちがなく、毛髪への潤い感やなめらかさの付与にも優れているが、固形であることから、毛髪へ塗布する際に伸び広げにくいという課題があった。これらの課題を解決すべく、ゲル状の油性毛髪化粧料に関する技術が開示されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、指先での伸びや、毛髪のスタイル保持性に優れた油性スタイリング化粧料を提供するために、高級脂肪酸エステルとオリゴマーエステルを含有する油性スタイリング化粧料が提案されている。
また、特許文献2には、透明性や使用性に優れた透明ゲル化粧料を提供するために、特定のエステル化反応生成物と12-ヒドロキシステアリン酸と油分を含有する透明ゲル化粧料が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-117691号公報
WO2010/029769号パンフレット
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の油性スタイリング化粧料は、毛髪に塗布した際にきしみ感を生じ、毛髪のなめらかさにおいて不十分なものであった。
また、特許文献2の透明ゲル化粧料は、伸び広げやすさや毛髪のセット力において不十分なものであった。
そこで、本発明は毛髪への潤い感やなめらかさに優れ、さらには伸び広げやすさや毛髪のセット力にも優れる油性化粧料を提供することを主な目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者は、鋭意検討を行った結果、油溶性ポリウレタンと、(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル及び/又はトリ(ベヘン酸/イソステアリン酸/エイコサン二酸)グリセリルを併用した油性化粧料が、顕著に毛髪への潤い感やなめらかさに優れ、さらには伸び広げやすさや毛髪のセット力にも優れることを見出した。
【0007】
すなわち、本発明は 、以下の記載の通りである。
〔1〕 次の成分(A)~(C);
(A)油溶性ポリウレタン
(B)(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル及び/又はトリ(ベヘン酸/イソステアリン酸/エイコサン二酸)グリセリル
(C)液状油
を含有する油性化粧料を提供するものである。
〔2〕 前記成分(A)が、(a1)疎水部及び(a2)親水部を有するポリウレタンであって、(a1)疎水部が、イソシアネート化合物に由来する構造単位を含み、(a2)親水部が、低分子ジオールに由来する構造単位を含むものである、〔1〕記載の油性化粧料を提供するものである。
〔3〕 前記イソシアネート化合物が、ヘキサメチレンジイソシアネートである、〔2〕記載の油性化粧料を提供するものである。
〔4〕 前記成分(B)に対する前記成分(A)の含有質量割合(A)/(B)が0.04~0.4である、〔1〕又は〔2〕記載の油性化粧料を提供するものである。
〔5〕 30℃における粘度が1,000~50,000mPa・sである、〔1〕又は〔2〕記載の油性化粧料を提供するものである。
〔6〕 毛髪化粧料である、〔1〕又は〔2〕記載の油性化粧料を提供するものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明により、伸び広げやすさ、髪のうるおい感、髪のセット力、髪のなめらかさに優れる油性化粧料を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。ただし、本発明は以下の好ましい実施形態に限定されず、本発明の範囲内で自由に変更することができるものである。尚、本明細書において百分率は特に断りのない限り質量による表示である。また、本明細書において、「~」を用いて数値範囲を表す際は、その範囲は両端の数値を含むものとする。また、各数値範囲(~)の上限値(以下)と下限値(以上)は、所望により、任意に組み合わせることができる。
【0010】
本発明に用いられる成分(A)油溶性ポリウレタンとしては、油性成分に溶解性を示すポリウレタンであれば特に制限なく使用することができるが、30℃にて2-エチルヘキサン酸セチルに少なくとも1%以上溶解できるものが好適である。油溶性ポリウレタンの構造は特に制限されるものではないが、伸び広げやすさ、髪のセット力、髪のうるおい感等の観点から(a1)疎水部と(a2)親水部を有するものが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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