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公開番号
2025135631
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024033459
出願日
2024-03-06
発明の名称
毛髪化粧料
出願人
株式会社ダリヤ
代理人
主分類
A61K
8/891 20060101AFI20250911BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】まとまり、毛髪のやわらかさ、すべりを付与し、塗布時ののびが良好であり、手のひらにのばしたときの厚みを感じることができる毛髪化粧料を提供する。
【解決手段】(A)高重合メチルポリシロキサンガム、(B)25℃における動粘度が2~100mm
2
/sであるメチルポリシロキサン、(C)非乳化性架橋型シリコーン、(D)カチオン性界面活性剤、(E)タマリンドシードガムを含有し、前記(A)成分の高重合メチルポリシロキサンガムは25℃における動粘度が20mm
2
/sであるメチルポリシロキサンに20質量%含ませたときの25℃における動粘度が3,000~50,000mm
2
/sとなる高重合メチルポリシロキサンガムであり、前記(A)成分の含有量が0.5~5.5質量%であり、前記(B)成分の含有量が14~45質量%である毛髪化粧料。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)高重合メチルポリシロキサンガム
(B)25℃における動粘度が2~100mm
2
/sであるメチルポリシロキサン
(C)非乳化性架橋型シリコーン
(D)カチオン性界面活性剤
(E)タマリンドシードガム
を含有し、前記(A)成分の高重合メチルポリシロキサンガムは25℃における動粘度が20mm
2
/sであるメチルポリシロキサンに20質量%含ませたときの25℃における動粘度が3,000~50,000mm
2
/sとなる高重合メチルポリシロキサンガムであり、前記(A)成分の含有量が0.5~5.5質量%であり、前記(B)成分の含有量が14~45質量%である毛髪化粧料。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記(A)成分の25℃における動粘度が20mm
2
/sであるメチルポリシロキサンに20質量%含ませたときの25℃における動粘度が30,000~50,000mm
2
/sである請求項1に記載の毛髪化粧料。
【請求項3】
前記(B)成分の25℃における動粘度が2~20mm
2
/sである請求項1に記載の毛髪化粧料。
【請求項4】
前記(C)成分が(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、(ジメチコン/フェニルビニルジメチコン)クロスポリマーまたはジメチコンクロスポリマーから選ばれる1種以上である請求項1に記載の毛髪化粧料。
【請求項5】
前記(C)成分の含有量が0.05~1.5質量%である請求項1に記載の毛髪化粧料。
【請求項6】
前記(D)成分が塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウムまたは塩化ベヘニルトリメチルアンモニウムから選ばれる1種以上である請求項1に記載の毛髪化粧料。
【請求項7】
前記(D)成分の含有量が0.1~4質量%である請求項1に記載の毛髪化粧料。
【請求項8】
前記(E)成分の含有量が0.2~3質量%である請求項1に記載の毛髪化粧料。
【請求項9】
実質的に環状シリコーンを含有しない請求項1に記載の毛髪化粧料。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は毛髪化粧料に関し、特にまとまり、毛髪のやわらかさ、すべりを付与し、塗布時ののびが良好であり、手のひらにのばしたときの厚みを感じることができる毛髪化粧料に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、消費者は熱器具によるスタイリング、カラーリング処理やパーマネント処理による毛髪のダメージが重なり、まとまりやすべりが悪い等の毛髪に関する様々な悩みを抱えている。消費者はこれらの悩みを解消することを目的にヘアミルク、ヘアバーム、ヘアオイル、ヘアクリーム等の様々な毛髪化粧料を使用している。
【0003】
従来、毛髪化粧料にはシリコーン油、エステル油、植物油等の油性成分、多価アルコール、植物抽出液等の水性成分、界面活性剤、増粘剤等の様々な成分が要望される使用感に応じて含有されている。これらの様々な成分の中でも、シリコーン油、特に高重合メチルポリシロキサンは、消費者が特に要望しているまとまりやすべりを改善することに対して高い効果が得られることから汎用されている。しかしながら、高重合メチルポリシロキサンは配合量を増やすと毛髪が硬くなりやわらかさが得られないという課題や、塗布時ののびが悪くなるという課題があった。
【0004】
このような課題に対して、特許文献1では、デカメチルシクロペンタシロキサンに15質量%含ませたときの粘度が4,000mPa・s以上となるメチルポリシロキサン、環状シリコーン、安息香酸アルキル、粘度が10~50mm
2
/sのメチルポリシロキサンを含有してなる乳化型毛髪処理剤により、すべり、毛髪のやわらかさを改善することができることを開示している。
【0005】
特許文献2では、25℃での動粘度が5cSt以上10,000cSt未満のメチルポリシロキサン、25℃での動粘度が10,000cSt以上1,000,000cSt未満のメチルポリシロキサン、25℃での動粘度が1,000,000cSt以上のメチルポリシロキサンを含有してなる毛髪化粧料により、まとまり、すべりを改善することができることを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2015-174825号公報
特開2021-063027号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、近年、毛髪化粧料には消費者に要望される毛髪の改善効果に加えて、毛髪化粧料の使用時において、消費者に毛髪の改善効果が十分得られそうであるという期待感を与える使用時の感触も求められている。そのような使用時の感触としては、例えば、毛髪化粧料を手のひらにのばしたときの厚みが挙げられる。手のひらにのばしたときの厚みは、消費者が毛髪化粧料自体に高級さを感じることができる要素であり、毛髪の改善効果が十分得られそうであるという期待感を高める点において重要である。
【0008】
一方、毛髪化粧料には消費者からの要望に加えて、社会や業界からの要望もある。例えば、近年では、油性成分として含有されているデカメチルシクロペンタシロキサン等の環状シリコーンの含有量を減らした毛髪化粧料、あるいは環状シリコーンを実質的に含有しない毛髪化粧料の開発が要望されている。環状シリコーンは動粘度が低く、揮発性が高いという性質を有することから毛髪化粧料の使用感の調整、例えば、塗布時ののびや毛髪のやわらかさを調整する目的で様々な毛髪化粧料に含有されている。しかしながら、環状シリコーンを含有した毛髪化粧料は、石油ファンヒーターを使用している部屋で使用すると、揮発した環状シリコーンが石油ファンヒーターに吸引され、内部の炎検知器にシリコン酸化物の白い粉状の物質として付着することで異常停止してしまうという問題が指摘されている。また、EUでは、使用した後に水で洗い流される毛髪化粧料における環状シリコーンの配合規制が存在する。
【0009】
これらの消費者、社会や業界からの要望を踏まえると、特許文献1では、すべり、毛髪のやわらかさは改善しているものの、まとまり、塗布時ののび、手のひらにのばしたときの厚みの検討はなされておらず、また、環状シリコーンを多量に含有していることから改良の余地がある。
【0010】
特許文献2では、まとまり、すべりは改善しているものの、毛髪のやわらかさ、塗布時ののび、手のひらにのばしたときの厚みの検討はなされていないことから改良の余地がある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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