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公開番号
2025134273
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-17
出願番号
2024032075
出願日
2024-03-04
発明の名称
眼科装置
出願人
株式会社ニデック
代理人
主分類
A61B
3/10 20060101AFI20250909BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】 検査部と検知部との接続忘れを防止することができる眼科装置を提供する。
【解決手段】 被検眼を検査する眼科装置であって、前記被検眼を検査する検査部と、金属部を有し、前記検査部において被検者に接近する接近部と前記接近部と被検者との接近および接触の少なくともいずれかを検知する検知部と、を備え、前記検知部は、信号を処理する回路と、前記回路を保持するベース部と、を備え、前記ベース部が前記接近部に直接接触した状態で固定されることで、前記回路と前記接近部の前記金属部が導通される。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
被検眼を検査する眼科装置であって、
前記被検眼を検査する検査部と、
金属部を有し、前記検査部において被検者に接近する接近部と
前記接近部と被検者との接近および接触の少なくともいずれかを検知する検知部と、
を備え、
前記検知部は、
信号を処理する回路と、
前記回路を保持するベース部と、
を備え、
前記ベース部が前記接近部に直接接触した状態で固定されることで、前記回路と前記接近部の前記金属部が導通されることを特徴とする眼科装置。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の眼科装置において、
前記検知部は、前記接近部の上面および側面の少なくともいずれかに固定されることを特徴とする眼科装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の眼科装置において、
制御部を備え、
前記制御部は、前記検知部との間の電気的な接続が遮断されている場合に、前記接触部と被検者が接触している状態の接触中処理、または、前記検知部からの信号が受信不可であることを示す検知不可処理を実行することを特徴とする眼科装置。
【請求項4】
請求項1から3のいずれかに記載の眼科装置において、
前記検査部は、
前記接触部を有し、第1の被検眼情報を検査する第1検査部と、
前記第1検査部の下方に配置され、前記第1の被検眼情報とは異なる第2の被検眼情報を検査する第2検査部と、を備え、
前記検知部は、前記第1検査部の上面および側面の少なくともいずれかに配置されることを特徴とする眼科装置。
【請求項5】
請求項3または4に記載の眼科装置において、
前記被検者の顔を含む撮影画像を撮影するための顔撮影部と、
前記被検眼と前記検査部の相対的な位置関係を変更する駆動部と、
を備え、
前記制御部は、被検眼に対する前記検査部の左右方向、上下方向及び前後方向のアライメント状態を前記顔撮影部によって検出し、検出されたアライメント状態に基づいて前記駆動部を制御して、自動的に被検者の左右眼に対して順次測定を行うことを特徴とする検眼装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、被検眼を検査する眼科装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の眼科装置としては、例えば、眼屈折力測定装置、角膜曲率測定装置、眼圧測定装置、眼底カメラ、OCT(optical coherence tomography)、SLO(scanning laser ophthalmoscope)等が知られている。これらの眼科装置では、被検眼に対して検査部を上下左右前後方向に移動させ、被検眼に対して検査部を所定の位置にアライメントすることが一般的である。また、検査部に備わるノズルなどが被検者(例えば、被検眼等)に接触することを防止するために、接触を検知する検知部(例えば、接触センサ等)を備え、被検者と検査部が接触したときに回避動作を行う装置が提案されている(特許文献1参照)。また、被検者が検査部に対して所定距離以内に接近したことを検知する検知部を採用することも考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-41092号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、検査部と検知部は、ハーネス等で電気的に接続されることによって、検査部に被検眼が接近・接触したことを検知することができる。しかしながら、装置製造時、装置のメンテナンス、等で検査部と検知部を組み付ける際に、検査部と検知部を繋ぐハーネス等を接続し忘れる場合がある。この場合、検知部は、被検眼への接近・接触を検知することができない。さらに、ハーネス等を接続し忘れていることを装置外観から確認することができない場合も多い。従って、従来は、被検者が接触部に接近・接触したか否かを検知することができないまま、眼科装置の使用が継続されてしまう場合が多かった。
【0005】
本開示は、上記の問題点を鑑み、検査部と検知部との接続忘れを防止することができる眼科装置を提供することを技術課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本開示は以下のような構成を備えることを特徴とする。
【0007】
本開示の眼科装置は、被検眼を検査する眼科装置であって、前記被検眼を検査する検査部と、金属部を有し、前記検査部において被検者に接近する接近部と前記接近部と被検者との接近および接触の少なくともいずれかを検知する検知部と、を備え、前記検知部は、信号を処理する回路と、前記回路を保持するベース部と、を備え、前記ベース部が前記接近部に直接接触した状態で固定されることで、前記回路と前記接近部の前記金属部が導通されることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
眼科装置の外観構成を示す図である。
第1検査部の内部構成を示す図である。
ノズル部と検知部の構成を示す図である。
第1測定光学系を示す図である。
第2検査部の光学系を示す図である。
眼科装置の制御部の概略図である。
検査画面の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<概要>
本実施形態に係る眼科装置の概要を説明する。以下の<>にて分類された項目は、独立または関連して利用され得る。
【0010】
本開示の眼科装置は、被検眼を検査する装置である。例えば、眼科装置は、被検眼の眼特性(眼屈折力、眼軸長、角膜形状、等)を他覚的に測定する他覚式検眼装置であってもよい。例えば、眼科装置は、被検眼の前眼部を撮影して、被検眼の前眼部画像データ、被検眼の角膜形状データ、等を取得する眼科撮影装置であってもよい。また、例えば、眼科装置は、被検眼の眼底を撮影して、被検眼の眼底正面画像データ、被検眼の眼底断層画像データ、等を取得する眼科撮影装置であってもよい。すなわち、眼屈折力測定装置、角膜曲率測定装置、角膜形状測定装置、眼圧測定装置、眼軸長測定装置、眼底カメラ、OCT(Optical Coherence Tomography)、SLO(Scanning Laser Ophthalmoscope)等の少なくともいずれかであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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